Jリーグ2部のモンテディオ山形は、5月9日に神奈川県平塚市の平塚競技場で湘南ベルマーレと対戦しました。この日は高橋健二(たかはし・けんじ)選手が先制点を決めると、合計3名の選手が4点をあげ、結果4対1で勝利しました。勝ち点を20にのばしたモンテディオ山形は、単独2位に浮上しました。
次の第12節、モンテディオ山形は5月15日(土)に天童市の山形県総合運動公園で現在第5位のサガン鳥栖と対戦します。
自民党山形県連政経文化セミナーに出席するため、石原伸晃(いしはら・のぶてる)国土交通大臣が山形県に来県しました。石原大臣は高橋和雄(たかはし・かずお)山形県知事と意見交換をおこない、これから整備される高速道路とすでに開通している高速道路についてお互いの考えや要望を述べました。
いずれの件についても「相思相愛」のようで、料金割引実験についてはまもなく実施されるのではないかと思われます。天童ICから山形上山ICまでは普通車ですと700円かかりますが、これが例えば半額の350円で利用できるとなれば、多くの方が「気軽に」利用できるのではないかと思います。問題は、値下げ前と値下げを比べて、利用状況や採算性のがどのように変化するかですね。「値下げしても利用者が増えずに、さらに赤字がふくらんだ...」なんてことになれば、国土交通省もがっかりしてしまうのではないかと思います。
天童市内の小中学校に給食を提供している天童市学校給食センターについて、天童市は5月7日に市議会全員協議会で「公設公営」型での移転新築を提案しました。学校給食センターは1970年(昭和45年)に天童市交り江(まじりえ)に建設され、最近では老朽化が目立ってきていました。そこで、天童市はおよそ12億円をかけて新築する計画を立て、これまで準備を進めてきました。しかし、計画が現実味を帯びてきた昨年、市議会から「民間活力を導入して行政の簡素化を図るべきだ」との意見が出されるようになり、「公設公営」「公設民営」「民設民営」のそれぞれについて議論が繰り広げられていました。
市議会では「民設民営」型が大勢を占めるため、天童市は完全な「公設公営」型から一歩譲歩し、調理部門の職員をパート職員へ大幅に置き換えることを提案しました。学校給食センターでは現在、市職員23名とパート職員6人で対応していますが、工事の着工から5年以内で市職員5名とパート職員24名という構成に改める計画です。これにより、2003年度では2億4600万円かかっていた人件費が1億3400万円程度まで圧縮され、給食1食あたりのコストも現在の228円から225円程度に下がります。
遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長は早ければ2005年度中に着工したいとしましたが、「民設民営」型が強く求める議会からは「建設コストは民設の方がもっと安いはず」「民設民営型との具体的なコスト比較をおこなうべきだ」「パート職員で給食の質を護ることができるか」というように、現状の提案には反対する意見が大勢を占めたようです。
2002年5月現在、学校給食センターになんらかの形で民間委託がおこなわれていたのは、パート職員を導入している天童市だけだったそうです。それが、新しい給食センターでは大幅にパート職員が増加するわけですから、他の自治体から見ればかなりの「行政のスリム化」を図っているともいえます。「行政のスリム化」「地産地消」「食の安全」といった様々な要因が絡み合ったこの問題、給食を食べている児童や子を持つ親がどう考えているのかを把握することも重要なのではないかと思います。
Jリーグ2部のモンテディオ山形は、5月5日に天童市の山形県総合運動公園でベガルタ仙台と対戦しました。3シーズンぶりの「仙台ダービー」となったこの日、祝日ということもあってか過去最高の2万人を超えるサポーターが競技場で観戦しました。前半はモンテディオ山形が押せ押せムードのなか合計11本のシュートを放ったものの得点に結びつかず、後半に入ると逆に仙台の猛攻が続き、結果0対0で引き分けとなりました。この結果、モンテディオ山形は勝ち点1つを増やして合計17となりましたが、順位は第3位に下がりました。
次の第11節、モンテディオ山形は5月9日(日)に神奈川県平塚市の平塚競技場で現在第11位の湘南ベルマーレと対戦します。