サッカーJリーグ2部第38節、モンテディオ山形は10月11日に新潟県新潟市の新潟スタジアム(ビックスワン)で首位のアルビレックス新潟と対戦しました。10本のシュートを放ったものの、首位を走るチームとの敵地での対戦と言うこともあってか、結果1対4で完敗してしまいました。
次の第39節、モンテディオ山形は10月18日(土)に天童市の山形県総合運動公園で現在第4位のヴァンフォーレ甲府と対戦します。モンテディオ山形は現在第8位に位置していますが、第7位の大宮アルディージャと第9位のコンサドーレ札幌とはそれぞれ勝ち点差1しかありません。次の試合はぜひとも勝利して、順位が下がらないように頑張って欲しいと思います。
「第18回国民文化祭・やまがた2003」が山形県内の各市町村で開催されています。天童市では「マーチングバンド」「将棋フェスティバル」「ジャズフェスティバル」「日本舞踊の祭典」の4つのイベントがおこなわれます。その1つ、「将棋フェスティバル」は天童市スポーツセンターで10月11日から10月12日まで、女流プロ棋士の公式戦や市民将棋大会、こども将棋まつりが開催されます。
会場ではプロ棋士の対局の大盤解説や将棋駒を使ったアート作品の展示、置き駒の製作体験などがおこなわれていて、家族連れでも楽しめる内容となっています。入場無料で他のイベントと異なり整理券等も必要ありませんので、ブラッと訪れてみてはいかがでしょうか?
(写真左)置き駒を自分でつくってみるコーナーがありました。指導されていらっしゃったのは、将棋駒の後継者育成講座に参加されていらっしゃる方々でしょうか? 参加されているみなさんの手元を見てみると、ご自分のお名前を書いていらしたようです。
(写真右)置き駒製作体験コーナーのとなりには、将棋駒の製作実演コーナーがありました。写真は、彫り駒の桜井亮さん(27歳)です。お父さんで伝統工芸士の桜井和男さんと、お二人で製作に励んでいらっしゃります。
「こども将棋まつり」と銘打っているだけあって、将棋そのものをあまり知らない人たちにも遊んでもらえるよう、将棋駒倒し(将棋駒を使ったドミノ倒し)や将棋駒タワー(将棋駒をタテに積んでいく遊び)などが紹介されていました。10月12日(日)13:30からは「はさみ将棋」「将棋駒倒し」「まわり将棋」「将棋駒タワー」の小中学生による団体戦が開催されます。
左の写真は、寺津児童館の年長組の皆さんがつくった「てらづ丸」です。寺津は江戸時代まで船着き場として栄えた地域ですので、それをモチーフにしたのかな、と思いました。右の写真は、山口児童館の年長組の皆さんがつくった「アトラスオオカブト」です。長さにして30センチから40センチぐらいあるでしょうか? オッ!と驚かされる存在感がありました。
| 日時 | 内容 |
|---|---|
| 2003年10月4日(火)〜 2003年10月13日(月・体育の日) |
将棋駒製作実演や将棋資料展示等 (天童市将棋資料館・天童市内将棋駒製作実演店ほか) |
| 2003年10月11日(土)10:00〜17:00 | プロ棋士公式戦「レディースオープン・トーナメント2003」第1局 |
| 2003年10月11日(土)〜 2003年10月12日(日)10:00〜17:00 |
第9回大山康晴十五世名人杯争奪将棋大会 こども将棋まつり(はさみ将棋・まわり将棋・将棋駒タワー等) |
| 2003年10月12日(日)10:00〜17:00 | 第33回天童市市民将棋大会(小学生から一般までの各部門) プロ棋士対局 |
千葉県幕張市の幕張メッセで始まった「CEATEC JAPAN 2003」に、東北パイオニアが有機ELパネルなど最先端技術を用いた同社の新製品を出展しています。「CEATEC JAPAN 2003」は「アジア最大級の通信・情報・映像の展示会」と銘打たれたイベントで、国内外の667社・団体が参加し、10月7日から10月11日まで開催されます。東北パイオニアは、有機ELパネルを使った携帯電話の最新機種やカーステレオ用の表示画面、世界初の0.05ミリ超薄肉マグネシウム振動板を使った高音質スピーカーなどを出展しています。
東北パイオニアは、FA(ファクトリー・オートメーション)事業部の受注体制を拡充するため10月6日に新工場建設を開始しました。FA事業部は自動車部品などの自動組み立て機や食品用装置の製造などをおこなうシステム生産と、DVD-R(書き込みできるDVD)やCD-R(書き込みできるCD)の生産装置づくりをおこなっているディスク生産の2つからなりたっています。ディスク生産部については、当初は年間40億円から50億円の売り上げを見込んでいました。しかし、需要の増加などにより今期は125億円程度の売り上げが見込まれることから、受注体制の増加が必要となり新工場を建設することになりました。
新しい工場は総事業費5億円で、天童市高擶にあるFA事業部の北西部に建設されます。2004年1月中旬の完成予定で、当面は自動車部品の生産装置を2ラインで製造し、2004年7月頃を目処として光ディスク生産装置の製造に切り替えられます。工場の増設により、FA事業部全体の売上は当初予想の130億円から180億円まで上方修正されることになる見込みで、新たに200人程度の雇用創出が期待されます。
山形広域の2市2町は合併協議会の首長会議を開催し、問題となっている合併方式について協議しました。その結果、これまでかたくなに「新設合併」を唱えてきた阿部実(あべ・みのる)上山市長が「基本的には新設方式であるものの、首長会議での意見を基に(新設方式で)合意形成ができるように努力をしていきたい」と態度を軟化し、編入合併への用意を進めることを明らかにしました。しかしながら、現時点では市議会や住民からの反対があり、吸収合併となる「編入方式」をハッキリ公言することは難しい状況にあります。
また、吉村和夫(よしむら・かずお)前・山形市長の急逝に伴って合併協議のスケジュールが大幅に遅れていますが、これに対して市川昭男(いちかわ・あきお)新・山形市長は「厳しいスケジュールになってきたが、2005年3月末の法定期限内の合併を目指したい」とし、次回開催する10月18日の首長会議で合併方式に決着をつける考えを示しました。そして、この際に編入合併に賛成できない自治体については、「現在の合併枠組みは解消しなければならないだろう」とし、合併対象から抜けてもらうことを明言しています。2週間弱のあいだに上山市が編入合併の答えを示すことができるかどうか、上山市の今後を決める重大な決断がまもなくおこなわれます。