天童市剣道連盟と山形県高齢剣友会が主催する「第5回王将杯争奪高齢者剣道大会」が天童市スポーツセンターで開催されました。これは高齢者を対象とした県道の全国大会があまりないということで、天童桜まつりを合わせて観光してもらおうと東北高齢者県道大会と兼ねて開催されているものです。大会には全国から96名が参加し、年齢ごとに4つの部門に分かれて予選リーグそして決勝トーナメントを競い、優勝者にはそれぞれ王将の置き駒がプレゼントされました。
サッカーJリーグ2部第7節、モンテディオ山形は天童市の山形県総合運動公園でサガン鳥栖と対戦しました。前半5分に大島選手が先制点を決めるとその後もゴールを量産しつづけ、結果4対1で勝利しました。今季初勝利をあげたことで、順位は1つあがって12チーム中第11位となりました。
次の第8節、モンテディオ山形は4月26日(土)に福岡県の東平尾公園博多の森球技場でアビスパ福岡と対戦します。この調子で次も勝利をおさめて欲しいと思います。
吉村和夫(よしむら・かずお)山形市長が会長を務める山形空港利用拡大推進協議会の総会が山形市の産業ビルで開催されました。山形−東京便については、利用者3万人の目標を掲げてさまざまな利用推進策が検討されてきましたが、それらが議決を経て正式に決定されました。計画案どおり合計7000万円の予算が計上されましたので、天童市ではこのうちの422万円を負担することになります。
また、山形−東京便が復活した4月1日から4月16日までの登場率は平均して68.6%だそうです。全日空が運行していた際には、40%を切る月も出ていた状況からすると、上々の滑り出しなのではないかと思います。
5月10日から5月11日まで、上山市(かみのやま)の葉山温泉(はやま)「葉山館」で「第57回山形県将棋選手権大会」が開催されます。大会には県内5地区で予選会を勝ち上がった総勢20名が参加しますが、昨年の全国中学生選抜将棋選手権大会で4位入賞した土屋辰則さん(山形東高等学校1年)が山形・村山地区ブロック代表の1人として出場します。この大会に15歳の棋士が参加するのは実に15年ぶりとのことで、大会参加者だけではなくギャラリーも注目しているのではないかと思います。囲碁や将棋は頭のキレがものをいいますので、スポーツ競技と異なり子供と大人の差があまりつきません。「ベスト4を目指したい」とコメントしていますが、ぜひ実現して欲しいですね。
天童市北西部の成生地区では県道天童−河北線の拡幅工事がおこなわていますが、これにともない、成生公民館前にある樹齢100年ほどの桜の古木3本を伐採する計画が浮上しました。しかし、地元住民の切なる要望で、この桜を保存しつつ道路整備をおこなうことが実現しました。桜は旧成生小学校の校庭にあった桜並木の一部で、1901年(明治34年)創立の際に初代の校長先生が植えたと言うことです。それだけに、地元住民の方々には老若男女を問わずさまざまな思い出があるようです。
成生公民館運営審議会前委員長の清野藤典さんは「マチの様子が変わっても、桜は変わらず残るように大切に守りたい」とコメントしています。市街地だけでなく周辺地域でも開発が進み10年前と比べても風景が変わってしまったところがたくさんありますので、この清野さんの気持ちはよくわかります。
山形地方気象台は山形での桜の開花を4月12日と予想していましたが、天童でもほぼおなじくして桜が咲き始めたようです。山形県議会議員選挙がおこなわれた4月13日は朝から天気が良かったため気温が上がり、最高気温18.6度を記録しました。天童でおそらく1番目か2番目ぐらいに早く咲き始める市役所食堂前の桜は、朝はまだつぼみだったもののお昼過ぎにはすっかり開いていました。今週末には人間将棋が開催されますが、このまま温暖な天気が続けばイベントに合わせて桜が満開になるかもしれませんね。