パイオニアレッドウィングスはVリーグ第15日目の1月26日(日)、前日に引き続き山形市総合スポーツセンターで東レ・アローズと対戦しました。上位4チームで争う決勝ラウンドに進むためには負けられない一戦でしたが、セットカウント1対3で敗れてしまい、通算5勝8敗となりました。パイオニアレッドウィングスセット率の関係で8チーム中5位まで順位が上がりましたが、現在4位の東レは8勝5敗となり、パイオニアが上位4チームへ自力入賞することはほぼ絶望的となってしまったようです。
次回パイオニアレッドウィングスは、2003年2月1日(土)に福井県の福井運動公園でNECレッドロケッツと対戦します。
パイオニアレッドウィングスはVリーグ第14日目の1月25日(土)、山形市総合スポーツセンターで日立佐和・リヴァーレと対戦しました。これまで11連敗中のチームが相手ということもあってかパイオニアの攻撃がきちんと決まり、セットカウント3対0のストレート勝ちをおさめました。通算成績は5勝7敗となり、8チームのなかで5位から7位までが同じ勝敗という団子レースになっています。
次回パイオニアレッドウィングスは、翌日の2003年1月26日(日)におなじく山形市総合スポーツセンターで東レ・アローズと対戦します。
無登録農薬問題やその後の台風21号の影響で、昨年、果樹農家は大きな損害を受けました。山形県は果樹農家等経営安定緊急対策資金を創設しましたが、天童市も減収分を全額無利子で融資する独自の制度を創設しました。山形県の制度は被害農産物の減収額が前年の1割以上で30万円以上になる場合に限定され、融資される額は総減収額の90%までで500万円を上限とされています。天童市は残りの10%について独自に融資することとしているため、農家は減収額100%を無利子で借り入れることができます。貸付は2003年6月末までで償還期限は7年以内です。
伝統工芸品として小学校の教科書でも取り上げられている「天童将棋駒」をPRするため、山形県将棋駒協同組合は首都圏で展示販売会をおこなうことにしました。「第3回天童将棋駒祭り」と銘打ったこのイベントは、2003年2月6日(木)から2月18日(火)まで、JR池袋駅西口の「メトロポリタンプラザ」にある「全国伝統的工芸品センター」で開催されます。会場では将棋駒とその関連グッズを格安で販売したり、木地師、書き師、彫り師それぞれが駒製作の実演をおこないます。
第1回・第2回の将棋駒祭りは天童市内で開催されましたが、将棋駒のPRと販路拡大を目指し東京で開催することにしたようです。池袋であれば1日平均して114万人の人たちが乗り降りしていますので、天童でイベントを開催するよりもPR効果は間違いなく高いと思います。毎年4月には「人間将棋」もおこなわれますので、そちらのPRも合わせておこなっていただくと相乗効果があるのではないでしょうか?
山形市長が会長を務める山形空港利用拡大推進協議会は1月21日に理事会を開催し、2003年4月から日本エアシステム(JAS)によって復活する山形−東京便の具体的な支援策について決定しました。総額7000万円にのぼる活動予算は、2002年度の山形−東京便に対する800万円の8倍以上という膨大な額になっています。利用者向けの割引サービスを利用すれば、山形新幹線を使うのに比べて230円から1000円も安く利用することができます。これで観光客も倍増すれば、地元経済にとってもうれしい出来事になりますね。
<2003年度の山形空港利用拡大予算について>
<山形−東京便の具体的な利用拡大策>
広域合併に対する取り組みをおこなってきた山形市、上山市(かみのやま)、山辺町(やまのべ)、中山町(なかやま)の2市2町は、1月17日(金)に首長会議を開催し、2005年3月の合併特例法期限内に広域合併することを目指すことで合意しました。これを受けて1月20日(月)に各自治体の議会で全員協議会が開催され、合併特例法の期限となる2005年3月までに合併することで合意したことが報告されました。
山形市では任意協議会から法定協議会へ移行するスケジュールが短すぎるのではないかという質問がありましたが、助役会議で検討を進め首長会議で総合的に判断されて決定された事項であると回答されました。上山市では、合併に対する根強い反対論がある状況であるという意見の一方で、協議会の設置があまりにも遅すぎたという指摘もありました。中山町では、任意協議会での検討結果を町民や議会に対して随時報告するよう要望されました。いずれにしても、各市町でおこなわれた住民アンケートでは合併賛成派が合併賛成派が過半数を占めていますので、このままスケジュールどおりに合併がおこなわれるのは間違いないでしょう。
今年度、天童市と宮城県仙台市を結ぶ国道48号の関山トンネルに、地熱を利用した新しい融雪システムが設置されました。これは、国土交通省東北地方整備局が1999年度に「自然エネルギーを利用した消融雪施設の開発」として公募をおこなったもので、東京の新日鉄が提案した内容が採用されました。今年の冬は例年になく雪が多く寒い日が続いていますが、この融雪システムが効果を発揮し、トンネル付近は凍結することもなくなっているようです。
このシステムはトンネル付近の岩盤地帯、地下およそ100メートルから約10度の地熱を取り出し、路面下のパイプに循環させるというものです。消雪区間はトンネル外部が80メートル、トンネル内部が20メートルで、面積にして700平方メートルの範囲を覆っています。気温が0度以下になると自動的にポンプが稼働して温水を循環させ、路面温度が3度以上になると運転が停止するようになっています。電熱線方式の消雪システムに比べて維持管理費がおよそ30%程度で済むということと、二酸化炭素の排出量も電熱線方式に比べて半分ほどに抑えることが出来るそうで、環境負荷という点でも大変すばらしいシステムとなっています。今後は安定的に地熱を取り出せるかどうかを検証していくことになっています。