天童織田藩の出身で明治大学の前身となる明治法律学校を創設し衆議院議員にもなった宮城浩蔵(みやぎ・こうぞう)のブロンズ像が、10月12日(土)に舞鶴山の西のふもとにある天童市立旧東村山郡役所資料館(てんどうしりつ・きゅうひがしむらやま・ぐんやくしょしりょうかん)に建立されました。この胸像はブロンズ製で、明治大学校友会山形県支部、天童市文化団体協議会、吉田大八会、養正会そして天童郷土研究会の5者による「宮城浩蔵先生胸像建立実行委員会」が2001年6月から募金活動をおこない、天童市と明治大学の協力とともに建立しました。実行委員会は、これを機に奨学資金として100万円を天童市に寄付しています。
明治の雰囲気がただようガス灯とともに鎮座しているこの胸像、なかなかイイ顔をしていると思いませんか? 宮城浩蔵は1852年(嘉永5年)に天童織田藩の御殿医だった武田直道(玄々)の次男として生まれ、1869年(明治2年)に天童藩の藩命により兵学修業のため上京、フランスで法律学を学んだのちの1881年(明治14年)1月17日に岸本辰雄、矢代操とともに現在の明治大学の前身となる明治法律学校を創立した郷土の偉人の1人です。たった40歳で亡くなってしまった方ですが、歴史に残るほどの偉業を成し遂げています。こういう立派な先輩方の生き方を振り返ってみるのも、時にはいいかもしれませんね。人生でスランプに突き当たったときや仕事がうまくいかないときなど、解決のヒントを見つけられるかもしれません。
[画像:郡役所資料館にある宮城浩蔵の胸像(全景)]サッカーJリーグ2部第37節、モンテディオ山形は山梨県甲府市の小瀬スポーツ公園でヴァンフォーレ甲府と対戦しました。最下位争いを演じているモンテディオ山形としてはなんとしても勝利を納めなくてはなりませんでしたが、0対3の完敗でとうとう最下位の12位に転落してしまいました。11位の横浜FCとは勝ち点2、10位のサガン鳥栖とは勝ち点5の差ができてしまいました。
次の第38節、モンテディオ山形は10月19日(土)に天童市の山形県総合運動公園で現在首位の大分トリニータと対戦します。
天童市社会福祉協議会は、お年寄りがお茶のみ話をしながら健康づくりをおこなえる「場」として「いきいきサロン」を市内全域で本格的に普及させる活動を始めました。「いきいきサロン」は、1995年6月から月1回のペースで天童市の保健婦だった東海林昭江さん(75歳)が天童市北西部の大清水地区で「体を考える会」を開催したことに始まります。参加される高齢者の血圧を測って健康アドバイスをおこなったり、世間話をしたりするスタイルが受けて、気軽に集まれる場所として人気を博しているようです。
そしてこの反響を受けて、天童市社会福祉協議会は成生地区、荒谷地区、天童地区の泉町を昨年度モデル地区に指定、そして今年度は「活動の手引き」というマニュアルを作成し自主的なサロンの設置を支援する活動に取り組んでいます。今のところは6月に成生地区の柏木町、8月に成生地区の大町で新たに「いきいきサロン」が発足しましたが、今後も設置の動きがあるようです。
天童市社会福祉協議会は、最終的には自治公民館(公民館の分館)単位で設置されるようにしたいとしています。「こうしなければならない」という決まった形がなく、お茶のみ話や会食、ダンス、カラオケなど、それぞれのサロンがやりたいことをやることができるというのが参加者に受けているのかもしれませんね。こういう集まりができれば、健康チェックだけに限らず心身のリフレッシュができて、医者いらずの人たちが増えるのではないでしょうか? 結果として医療費負担も少なくなりますし、行政にとっても住民にとってもいいことづくめのように思います。
富山県富山市の富山県総合運動公園で10月11日(金)から10月13日(日)にかけておこなわれる「第8回世界ゲートボール選手権大会」に、天童市ゲートボール協会の「クルーズレコード」チームが出場します。世界選手権はオリンピックと同じく4年に一度開催されていて、日本国内はもとより韓国や台湾、ブラジル、アメリカなど合計160チームが参加します。「クルーズレコード」は今年7月に長井市でおこなわれた東北装具尾体育大会ゲートボール競技男子の部で優勝、文部科学大臣杯ゲートボール大会県予選会では昨年まで二連覇を成し遂げています。このような輝かしい実績から、山形県代表として選ばれました。メンバーは次のとおりです。
<「クルーズレコード」メンバー>
サッカーJリーグ2部第36節、モンテディオ山形は天童市の山形県総合運動公園で川崎フロンターレと対戦しました。後半開始早々にマルキーニョからゴールを奪われてしまいましたが、後半28分に大島選手が同点ゴールを決め、試合はそのまま1対1の引き分けで終わりました。順位は11位をキープしましたが、10位のサガン鳥栖とは勝ち点差が5に広がってしまいました。
次の第37節、モンテディオ山形は10月12日(土)に山梨県甲府市の小瀬スポーツ公園で現在7位のヴァンフォーレ甲府と対戦します。
天童市長を本部長とする「天童市安全安心農産物供給緊急対策本部」は、「天童市地産地消推進協議会」を設置し10月16日(水)に初会合を開催することにしました。天童市地産地消推進協議会は生産者や消費者、流通関係団体などの代表15名で構成されていて、地元の農産物を地元で消費する「地産地消」(ちさん・ちしょう)運動の推進を目的とする組織です。無登録農薬問題が全国的に広がりを見せているなか、これから出荷が始まる西洋ナシ「ラ・フランス」の日本一の生産地である天童市にとっては、風評被害が懸念されるところです。そこで、料理講習会を開催したりパンフレットをつくったり無登録農薬問題への対応についてPRをおこなったりして、とりあえずは地元での消費の推進を図っていこうという計画をたてました。
スーパーで買い物をする際、先日までは「同じモノであれば安い方がいい」と、つい値段だけで選んでしまっていました。しかし、中国産の冷凍野菜から基準値以上の農薬が立て続けに検出されたニュースを耳にしてからいろいろ調べてみたところ、「やはり食べ物は国内産じゃないとダメだ!」と思うようになりました。外国からの野菜や果物は、日本に出荷するために色や形をキレイにしなければならず、出荷直前まで農薬が頻繁に使われています。その結果、中国国内では「毒菜」と呼ばれるほど危険視されており、生産者も消費者も農薬による中毒被害が多発しているそうです。バナナしにたって、買ってから1週間立っても色や形が変わらないものがありますよね? 菓子パンよりも安いハンバーガーもたくさんで回っていますが、「どうしてこれだけ安くできるのか?」ということを考えれば、自ずと答えが見えてきそうです。消費者が値段優先ではなく品質優先に価値観を変えていかないと、生産者だけではなく消費者自身の首を絞めかねないのではないでしょうか?
サッカーJリーグ2部第35節、モンテディオ山形は10月6日(日)に埼玉県営大宮公園サッカー場で大宮アルディージャと対戦しました。前節でアルビレックス新潟に敗れ11位へ後退したモンテディオは、今節も攻撃面がうまく機能せず、こぼれ玉を次々と決められ0対3で敗れてしまいました。最下位12位の横浜FCとは勝ち点で並んでしまい、得失点差でかろうじて11位をキープしています。
次の第36節、モンテディオ山形は10月9日(水)に天童市の山形県総合運動公園で現在4位の川崎フロンターレと対戦します。