山形新聞や山形放送、山形県陸協が主催する「第18回山形県女子駅伝競走大会」が上山市(かみのやまし)から山形市までの20.1キロメートルのコースで開催され、当初の予想どおり天童・東村山チームが史上初の優勝を果たしました。
<総合成績>
<第1区(5.5キロメートル)>
<第2区(2.8キロメートル)>
<第3区(3.8キロメートル)>
<第4区(2.7キロメートル)>
<第5区(5.3キロメートル)>
天童・東村山チームはこれまでの記録を2分近く更新して優勝を飾ることができましたが、ホントの本命は鶴岡・田川だったという話も。おなじ11月25日(日)には石川県金沢市で「第1回中学生駅伝金沢城址・兼六園大会」がおこなわれ、山形県代表として男女とも松山中学校が出場しました。どちらも見事優勝を勝ち取ったのですが、この大会がなければ多くのメンバーが「第18回山形県女子駅伝競走大会」の方に参加していたようで、その場合には、天童・東村山チームを上回る好記録で優勝をもぎ取っていた可能性も。しかしながら、まずは選手のみなさん、大変お疲れさまでした。
市街地の南部にある多田木工製作所は、日本で初めてとなる電動の木製車イスを開発し、2001年(平成13年)12月から販売・レンタルを始めることにしました。木製車イス自体は2000年(平成12年)に開発されグッドデザイン賞を受賞していますが、今回はその木製車イスに静岡県浜松市にある会社「スズキ」の電動化ユニットを取り付けて発売することにしました。多田木工は1994年(平成6年)から山形大学そして東北芸術工科大学などと産学官共同研究に取り組んでいて、介護・福祉施設向けの家具などの販売をおこなっています。
電動車イスといってもピンからキリまであるのだとは思いますが、最低でも30万円前後はするもののようです。しかしこの製品は20万円以内で販売され、しかも耐久性ではアルミ製の車イスを上回るということでした。会社では屋内用の車イスとして販売してきたいと考えているようですが、天童発の製品が日本各地で使われるようになればとても素晴らしいことですね。
天童市は、2002年度(平成14年度)から10ヶ年計画で取り組む「天童市環境基本計画」に関する会議「第1回環境審議会」を開催しました。審議会は学識経験者や関係団体代表者など合計10名で構成されており、2001年度(平成13年度)中に策定する「天童市環境基本計画」について審議し答申する組織です。第1回目の今回は「市内のスーパーで共通に使えるエコバッグを普及させられないか」「農業用の廃プラスチックなどをリサイクルすることが必要」といった意見などが出されたようでした。第2回目の審議会は2002年(平成14年)1月に予定されており、天童市から基本計画の素案が提出されることになっています。
「天童市環境基本計画」は2002年度(平成14年度)から2011年度(平成23年度)までの10ヶ年取り組まれる計画で、5年をめどにして若干の見直しをおこなう予定です。形だけのものではなく実効性のある計画とするために、社会、生活、自然、文化、地球環境の5つの視点から達成水準などを具体的に明記して振興を管理することになっています。