天童市の北部、山口地区の道満(どうまん)にある春日神社でジャズと雅楽の演奏会がおこなわれました。これは地元の地域おこしの一環としておこなわれたようで、山口地区の有志が「築後100年以上の古い民家で、アメリカのジャズと日本古来の雅楽の共演をしてみては?」とアイデアを出し、実現させたもののようです。ライブでは次の方々が演奏を披露しました。
ジャズバンドがあったりジャズ喫茶があったり2000年(平成12年)からは「山形国際ジャズフェスティバルin天童」というイベントがおこなわれたりと、天童はなにかとジャズに関係の深いまちになっています。また、天童には「東北パイオニア」という音響機器メーカーもあり、観光施設「天童オルゴール博物館ARSBEL(アルスベル)」も建設しました。こういった音楽に関係した人材と施設を広くPRしていけば、「天童らしさ」というものを築き上げていくことができるのではないでしょうか?
毎年8月8日から9日にかけておこなわれている「天童夏まつり」について、実行委員会が6月6日に天童ターミナルビル「パルテ」で開催されました。天童温泉協同組合が主体となった「花笠踊りパレード」から現在の実行委員会形式へとかわって今年で第11回目となりますが、おまつりの内容としてはこれまで同様、1日目に花笠おどりパレードそして2日目には将棋みこしパレードなどが開催されます。
四季それぞれのおまつりを充実させようとしている天童市は、照明設備などを充実させるため、負担金を昨年よりも100万円アップの785万円にしました。天童温泉から天童市役所までを練り歩く「将棋みこしパレード」ではコースの途中途中がちょっと薄暗くなってしまっていましたが、今年はこれも解消され、見る側にも参加する側にも環境が良くなることでしょう。
山形地方気象台は、山形県など東北地方の南部が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。これは昨年(平成12年)よりも3日早く、平年よりも4日早い梅雨入りとなりました。気象庁でも、時を同じくして関東甲信越地方と東北地方南部についておなじ発表をしています。これから1ヶ月、さくらんぼのシーズンが終わるころまで、ジメジメandもやもやした日が続くことになります。