天童のニュース(平成10年4月・第3週)English

(最終更新:平成10年5月3日)

天童最上川温泉「ゆぴあ」がある天童市の寺津(てらづ)地区の最上川(もがみがわ)河川敷は、以前からゴミの不法投棄が問題になっています。そこで、今年も「一斉クリーン作戦」題して、大々的に清掃作業が行われました。ただ単に作業をしてサヨナラしただけでは味気ないので、今年は反省会としてカド焼き大会が行われました。カドというのは鰊(ニシン)のことをあらわす方言です。

来週末に開催される「人間将棋」を前にして、舞鶴山の桜は満開を迎えてしまいました。「人間将棋」の時まで桜は持たないことでしょう (^^;)今日もたくさんのお花見客が訪れていましたが、日曜日の明日は登り口から山頂広場までの道路は渋滞すると思います。

天童市身障者福祉賛助会の企画で、天童市内の幼稚園や特別養護老人ホームに桜のブローチがプレゼントされました。これは毎年恒例のイベントで、施設に入っている方々のリハビリ活動として行われています。

天童の桜の名所・舞鶴山(まいづるやま)登り口近くにある「わらべ画廊」では、「酒井田柿右衛門・今泉今右衛門展」が開催されています。両氏は有田焼を世の中に広めた方々です。期間は4月26日まで。

今日から、山形県全域で携帯電話とPHSから119番通報ができるようになりました。これで、通勤途中で交通事故にあったりした場合にも、すぐに救急車に連絡がとれるようになりました。雪道の方が事故が多いですから、今年の冬には大変便利になるのではないでしょうか?

天童ロータリークラブの会員50名が、天童市の観光スポットのひとつ・舞鶴山(まいづるやま)の自然を守ろうということで、山全体の清掃をおこないました。きっかけは、地元の小中学生を対象に環境問題について作文を募集したことに始まります。優秀賞「まいづるやまはわたしのともだち」(山川ゆりえさん・天童南部小学校2年)で、四季折々で綺麗な舞鶴山がゴミだらけかわいそうという訴えが、今回の活動につながりました。

天童市内には遺跡がいくつか発見されていますが、きょうから蔵増押切(くらぞうおしきり)遺跡の埋蔵物発掘調査が始まりました。この遺跡は天童市下水道処理センターの西側の水田にあります。調査開始から1時間で陶器のかけらのようなものが発見されたそうです。