いとより

いとより 8句

失踪の女優をみたり金糸魚に 高島茂

作品
作者
掲載誌
掲載年月
金糸魚の鱗の四角寒夕焼 雨村敏子 槐 200503
金糸魚の貴婦人めきし身の締まり 中野英歩 八千草 200707
金糸魚を得て夕映の中歩く 田中藤穂 あを 200904
水無月の糸魚息吐くご霊水 中石土亮 万象 201110
釣り上げし魚いとよりと教へらる 渡邊孝彦 やぶれ傘 201204
春の水跳ねて糸魚(いとよ)の光なす 池田光子 風土 201206
金糸魚の刺繍のやうな筋目かな 宮井知英 空 201212
金糸魚の金線にふれ身をおろす 天野美登里 やぶれ傘 201712

2020年12月25日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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