秋の霜

秋の霜 13句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
秋霜や人の死のごと犬逝けり 保坂加津夫 いろり 200101
秋霜や牧場の牛の帰りくる 茂木とみ いろり 200101
秋霜に幣のゆるびぬ地鎮祭 春日久子 八千草 200305
熊野路や古道を濡らす秋の霜 小山香月 酸漿 200401
秋の霜地に働きの影もなし 丸井巴水 京鹿子 200702
マンホールの蓋に花がら秋の霜 加藤峰子 鴫 200801
出勤の尾灯おくるや秋の霜 村瀬八干代 遠嶺 200802
秋霜や問はず語らぬ村の秘史 出口賀律子 雨月 200902
秋霜のはじめ取り出す糸と針 あかさか鷹乃 ろんど 200912
夜を徹(とほ)しもの書く音と秋の霜 水野恒彦 槐 200912
秋霜やラップに合せデモに和す 鴨下昭 峰 201512
小祥忌の秋霜寺の屋根走り 田中臥石 末黒野 201512
秋の霜岸辺の石に点点と 赤座典子 あを 202012

2021年9月29日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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