女性生涯学習研究部門|福岡女子大学 地域連携センター

2019年度女性トップリーダー育成研修が終了しました
女性管理職や将来の女性幹部候補者を対象とした「女性トップリーダー育成研修」は今回で4回目を迎え、今年度は16名の方が受講されました。


《第1回目研修》
日程 2019年11月14日(木)〜16日(土)
場所 ホテルオークラ福岡、アクア博多


【1日目】
本研修最初の講義では、福岡女子大学 理事長兼学長の梶山 千里が「リーダー」と「トップリーダー」の違い、「トップリーダー」として必要な志や心構え等についてお話しました。
続いて、元(株)ワコール 取締役執行役員兼人間科学研究所 所長 篠崎 彰大 氏の講義では、人間科学研究に基づくものづくりのお話や、ご自身のご経験に基づいた魅力的な人材像、リーダー像についてお話いただきました。
グループワークでは、トップリーダーになるために、「何をするかを決断する」ことを目的として、これまでのキャリアを振り返りながら、ディスカッションを進めていきました。
夜は1期生〜3期生(H28年度〜H30年度受講生)を交えた夕食会を開催し、受講生同士の交流を深めました。


梶山 千里 篠崎 彰大 氏


【2日目】
篠原公認会計士事務所グループ 代表 篠原 俊 氏の講義では、トップリーダーとして持つべき会計倫理(計算書類を作る「心」)について、事例を交えながら詳しくお話いただきました。
続いて、日本司法支援センター 理事長 板東 久美子 氏の講義では、ご自身のキャリアや生活でのご経験から、管理職やトップとして重要なことをお話いただきました。
午後からは、グループワークに引き続き、(株)安川電機 代表取締役会長 津田 純嗣 氏による講義で、会社の歴史や経営理念、トップリーダーを目指すために磨くスキル等をお話いただきました。
夜の産学官トップリーダーとの意見交換会では、リラックスした雰囲気の中、受講生がトップリーダーの方々と直接お話をしたり、様々なアドバイスや励ましのお言葉をいただきました。


篠原 俊 氏 板東 久美子 氏


津田 純嗣 氏 産学官トップリーダーとの意見交換会


【3日目】
福岡女子大学 国際文理学部 教授 長野 真弓によるリフレッシュエクササイズ(実技)と、リーダーとして求められる活力ある職場環境づくりについての講義を行いました。
続いて、3名のロールモデル(西日本鉄道(株) 都市開発事業本部 営業部長 石川 たかね 氏、(株)スターフライヤー 総務人事部人財開発室長 徳田 康子 氏、毎日新聞社 論説委員 元村 有希子 氏)によるトークセッションとコミュニケーションランチを行い、これまでのご自身のご経験や生き方について深くお話いただきました。
研修プログラムの最後のグループワークでは、各自が目指すトップリーダー像の明確化のために、目標やビジョンを書き出し、グループメンバーで意見交換やアドバイスを行いました。


長野 真弓(リフレッシュエクササイズ) ロールモデルによるトークセッション


グループワーク グループワーク


《第2回目研修》
日程 2020年1月21日(火)
場所 福岡女子大学


【フォローアップ研修】
まずは、1人ずつ第1回目の研修を終えてから66日間の振り返りを行い、課題で作成したアクションプランについてグループメンバーで共有を行いました。
続いて、(株)ANA総合研究所 代表取締役副社長 河本 宏子 氏による講義では、企業の歴史やこれまでのご自身のご経験、新たな役割を担った現在、大切にしていること等をお話いただきました。
研修の締め括りは、受講生1人ずつ、トップリーダーになった自分の決意を全員の前で宣誓しました。

受講生の皆様が本研修で得たことを糧に、トップリーダーとして益々ご活躍されることを祈念いたします。


グループワーク 河本 宏子 氏


自己宣誓 修了式




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