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不動産市場動向アンケート調査結果(第28回)公表

「福島県不動産市場動向に関するアンケート」第27回調査の結果を発表致します。

福島県不動産市場動向アンケート調査結果 公表】

< 第28回調査(令和6年4月1日時点) >

「福島県不動産市場動向に関するアンケート」第28回調査の結果を発表致します。

住宅地は県全域で、前回は「大きく下落した」及び「下落した」(以下、下落と表記)は併せて前回17.6%から

今回17.7%とほぼ同じ結果となりました。なお、「大きく下落した」が前回0.8%から今回0.8%と、同じ傾向とな

っています。

地区別で見ると、いわきの下落は前回41.2%から今回27.8%と13.4ポイント減少、上昇は前回0.0%から今

回0.0%と同じである。相双の下落は前回60.0%から今回60.0%、上昇は前回0.0%から今回0.0%と同じ傾向が

続いている。中通りのうち、県北の下落は前回6.9%から今回7.4%と増加、上昇は前回6.9%から今回11.1%と

増加している。県中の下落は前回14.3%から今回12.5%と減少し、上昇は前回28.6%から今回34.4%と増加し

ている。県南の下落は前回15.4%から今回8.3%減少し、上昇は前回15.4%から今回25.0%と増加している。

会津地区の下落は前回10.0%から今回25.0%と増加、上昇は前回5.0%から今回8.3%と増加している。総じ

て相馬・会津地区は下落傾向、いわきは下落が縮小し回復傾向にあり、県北は現状推移、県中・県南は上

昇傾向となっている。

商業地は県全域で、前回は「大きく下落した」及び「下落した」(以下、下落と表記)は併せて前回17.9%

から今回16.3%とほぼ同じ結果となった。

地区別で見ると、いわきの下落は前回40.0%から今回20.0%と減少、上昇は前回0.0%から今回0.0%と

じである。相双の下落は前回66.7%から今回0.0%と減少、上昇は前回0.0%から今回0.0%と同じ傾向にある。

中通りのうち、県北の下落は前回15.8%から今回5.3%と減少、上昇は前回21.1%から今回0.0%と減少してい

る。県中の下落は前回4.2%から今回8.7%と増加、上昇は前回16.7%から今回26.1%と増加している。県南の

下落は前回0.0%から今回0.0%と同じ、上昇は前回0.0%から今回28.6%と増加している。会津地区の下落は

前回23.1%から今回38.1%と増加、上昇は前回0.0%から今回4.8%と増加している。総じて相馬・いわきは下

落幅が縮小、県北・会津は現状推移、県中・県南は上昇傾向となっている。

今後の予測について今回と前回を比較すると、住宅地は、県全域の下落予測が前回24.6%から今回24.4%

とほぼ同じ、上昇予測は前回16.4%から今回13.0%と減少し、悪化傾向となっている。

地区別では、いわきの下落予測が前回44.5%から今回5.6%と大きく減少し、上昇予測が前回0.0%から今回

5.6%と増加している。県北の下落予測は前回13.3%から今回22.6%と増加、上昇予測は前回26.7%から今回

16.1%と減少している。県中の下落予測は前回19.4%から今回30.3%と増加、上昇予測 は前回19.4%から

今回12.1%と減少。 南の下落予測は前回30.8%から今回16.7%と増加、上昇予測 は前回7.7%から今回

33.3%と増加。会津地区の下落予測は前回20.0%から今回29.2%と増加、上昇予測 は前回20.0%から今回

8.3%と減少。 商業地は、県全域の下落予測が前回28.6%から今回27.0%と減少、上昇予測は前回9.9%から

今回12.0%と増加している。

地区別では、いわきの下落予測が前回40.0%から今回6.7%と大きく減少し、上昇予測が前回0.0%から今回

0.0%と同じ推移している。県北の下落予測は前回26.1%から今回18.5%と減少、上昇予測は前回21.7%から今

回14.8%と減少している。県中の下落予測は前回15.4%から今回25.9%と増加、上昇予測は前回11.5%から今

回18.0%と減少。県南の下落予測は前回36.4%から今回28.6%と減少、上昇予測は前回9.1%から今回28.6%

と増加。会津地区の下落予測は前回38.5%から今回50.0%と減少、上昇予測は前回0.0%から今回4.5%と増加。

不動産市場動向アンケート調査結果の概要

1.成約価格について

【土地(住宅地)】

県全体では、「大きく下落した」及び「下落した」の合計が17.7%となり、前回(計17.6%)と同じ状況にあります。地域別では、

いわきで上昇回答がゼロであるが、下落回答については大きな減少になりました。相双地方については前回同様に「下落し

た」が60.0%となっており、悪化傾向の維持となりました。中通りは、県北中の「下落した」が増加、県中・県南ともに「下落した」

が減少し、「上昇した」が増加しています。会津は下落が大きく増加しましたが、上昇も若干増加しました。

今後の予測について、県全体では「下落する」がほぼ同じ「上昇する」が減少しています。特徴的なのは、いわきの「下落する」

が大きく減少しています。

【土地(商業地)】

県全体では、「大きく下落した」及び「下落した」の合計が16.3%となり、前回(計17.9%)と減少しています。地域別では、

いわきでの下落回答が大きな減少になりました。相双地方については前回「下落した」66.7%が今回0.0%となっており、回復

が窺えます。中通りは、県北は下落が減少し、上昇はゼロです。県中は下落・上昇ともに増加。県南は下落が同じ、上昇は

増加しています。会津は下落が増加、上昇は若干増加しました。

今後の予測について、県全体では下落予測はほぼ同じ、上昇予測も増加しています。特徴的なのがいわきでの下落予想

が大きく減少しています。

【トピック調査】

物価上昇・インフレによる福島県内不動産への影響について

「おおきな影響がある」と「ある程度影響がある」を合わせて90%以上が「ある」と回答しました。

具体的な影響について(複数回答有)

住宅価格の上昇が全体の 39.1%

住宅購入の見送り(先送り)が全体の 31.0%

中古住宅の需要増が全体の 15.7%

工務店の経営に影響が全体の 13.2%

2.動向指数(DI)による分析

令和6年4月実感では住宅地について、県中・県南がプラス、県北は僅かにブラス、それ以外の地区でマイナスとなりました。

前回との比較では、県中・県南のプラス幅の拡大、県北は同程度、会津のマイナス幅拡大、いわきでマイナス幅が大きく縮小

しています。

商業地について、県中・県南だけプラスですが、それ以外の地区でマイナスとなりました。前回との比較では、県北がマイナス

に転じ、相双・いわきのマイナス幅は大きく縮小しました。

第28回:詳細はコチラを御覧ください >> (PDF:1,328KB)

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