アイメイト後援会は、(公財)アイメイト協会ならびにアイメイト使用者の活動を支援するアイメイト協会公認のボランティア団体です。募金活動やオリジナルグッズの企画・販売を通じたアイメイト育成資金の寄付、協会や同窓会の行事のお手伝いがおもな活動内容です。
設立は1973年に遡ります。一人の大学生がアイメイト協会の創設者・塩屋賢一氏のもとで育成事業を手伝ったことがきっかけとなり、賛同者を増やしながら現在は会員数が約250人にまで達しました。創設当初はまだ盲導犬自体が社会的に認知されておらず、デパートの屋上でデモンストレーションをしたり、ホテルやレストランにパンフレットを持って飛び込み、アイメイトと一緒に入店することへの理解を求めたりと、ゼロからのスタートでした。
現在はアイメイトの認知度、視覚障害者の社会参加への理解度も格段に深まっているとはいえ、まだまだそれらが「当たり前のこと」となっているとは言えません。また、育成資金も決して十分とは言えません。私たちの活動に、引き続きご理解をいただければ幸いです。
アイメイト協会は、”盲導犬の父”故・塩屋賢一氏が創設したアイメイト(盲導犬)育成団体です。東京・練馬区にある協会では、日々アイメイト候補犬の訓練と、アイメイトを希望する人の歩行指導を行っています。塩屋賢一が1957年に国産盲導犬第一号の『チャンピイ』を世に送り出して以来、国内の育成団体で最大の実績と歴史を受け継いでいます。
『アイメイト』は、『盲導犬』に代わって塩屋賢一が考え出したアイメイト協会出身犬の独自の呼称です。塩屋賢一は、視覚障害者の最良のパートナーを単なる「盲人を導く犬」とは捉えていませんでした。そこで、「目(EYE)」「私(I)」「愛」の3つの意味を持つ「アイ」と、英語で仲間という意味を持つ「メイト」を組み合わせ、「アイメイト」という呼称を考え出したのです。