小廣研究室

更新情報

2024年04月24日

研究室紹介

超臨界流体を用いる新奇有機変換反 応探索と有機-無機ハイブリッド粒子合成の研究を行っています。

水やメタノールなどを加圧しな がら加熱すると,ある温度・圧力で液体でもなく、気体でもない状態に達します。この温度・圧力を臨界点といい,臨界点を超えた領域に存在する流体を超臨界 流体といいます。この超臨界流体はもとの液体や気体にはないユニークな性質を示します。私たちは、このユニークな超臨界流体中で起こる新奇な有機変換反応 を見出すこと,および有機-無機ハイブリッド粒子合成の研究を行っています。

高知県の支援を受けて企業との共同開発も行っています(詳しくはWEBで!)。

ニュース

論文が掲載されました Dalton Trans. 誌にハイエントロピーMARIMOの低温合成に関する論文が掲載されました。
Low-temperature synthesis of porous high-entropy (CoCrFeMnNi)₃O₄ spheres and their application to the reverse water–gas shift reaction as catalysts,
Ayano Taniguchi, Takeshi Fujita, Kazuya Kobiro,
Dalton Trans. 2024, 53, 8124-8134.
DOI: 10.1039/D3DT04131J 2024年05月14日

機能材料展2024に出展します 新機能材料展2024に出展します。
日時:2024年01月31日-02.02
小間番号 : 5k-21
出展展示会 : 新機能性材料展 2024
出展ゾーン : マテリアルゾーン
共同出展者 : 宇治電化学工業 2024年02月01日

論文が掲載されました J. Supercrit. Fluids 誌にFeO_x-CeO₂ MARIMOに関する論文が掲載されました。
Solvothermal Synthesis of Porous FeO_x–CeO_2-y Composite Spheres with High Mixing Homogeneity,
Ayano Taniguchi, Yusuke Hiraguri, Reo Minakuchi, Honoka Kajimoto, Asuka Shima, Masataka Ohtani, Kazuya Kobiro,
J. Supercrit. Fluids 2024, 207, 6194.
DOI: 10.1016/j.supflu.2024.106194 2024年01月29日

論文が掲載されました Polym. J. 誌にトリエチルボランを開始剤とするグラフト重合に関する論文が掲載されました。
Graft Polymerization of Methyl Methacrylate on the Surface of Poly(vinylidene fluoride) Using Tributylborane as an Initiator,
Yusuke Mizuta, Kazuya Kobiro, Nagatoshi Nishiwaki, Ryuichi Sugimoto,
J. Polym. 2024, 56, 79-85.
DOI: 10.1038/s41428-023-00853-x 2023年12月01日

論文が掲載されました Dent. Mater. J. 誌に歯科用接着剤に用いる多孔質ジルコニアフィラーのミクロ孔が透明性に及ぼす影響に関する論文が掲載されました。
Contribution of micropores in porous ZrO₂ spheres to high optical transparency of dental resin composites,
Shingo Mizobuchi, Masataka Ohtani, Kazuya Kobiro,
Dent. Mater. J. 2024, 43, 119-125.
DOI: 10.4012/dmj.2023-106 2023年10月23日