「あれこれ質問館、わたしたちのまわりの環境〜環境を知ろう」 自然エネルギー

くろまる自然エネルギーの利用を優先
物質は再利用して循環させることが可能でも、エネルギーは消費されたあとはなくなってしまうものです。
循環型社会といっても、エネルギーについては、そのまま循環させることはできませんが、むだにすてている分を有効に利用したり、化石燃料以外のエネルギーをつかうことで、環境への負担がより少ないエネルギーをすすめることはできます。

そのひとつは、自然エネルギーの利用を優先することです。風力や太陽光(熱)、地熱などは、もやしたしたりする必要がなく、資源としても無限といえるエネルギーです。
どれもエネルギーとしての密度は低く、風や太陽の日ざしは変動のはげしいこともたしかです。それでも、利用者がかしこくつかえば、エネルギー源としてじゅうぶん利用できます。


三重郡川越町立川越北小学校の屋上にとりつけられた太陽光パネル



晴天日数の多い地域では、ソーラーハウスなどの住宅での太陽光(熱)利用がすすんでいます。
太陽電池(ソーラセル)の技術がすすんで、設備にかかる費用がやすくなってきたので、家庭の電力消費のかなりの部分を自前の太陽光発電でまかない、あまった分を電力会社にうることも可能になりはじめています。

【引用文献】
21世紀環境と調和する社会づくり/ ポプラ社 ( 1998年 )



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