アハーン
2019年/インド/81分
◎にじゅうまる監督・脚本:ニキル・ペールワーニー
◎にじゅうまる出演:アブリ・ママジ、アリフ・ザカーリア、ニハリカ・シン、プラビータ・ボルタックール
公式HP→https://ahaan.jp/
25歳。ダウン症。仕事がほしい、家がほしい、家庭もほしいんだ。ぼくは、
ムンバイ出身ニキル・ペールワーニー監督のデビュー作。ダウン症のある青年アハーンは、愛情深い両親と共にインドの大都市ムンバイに暮らしている。何不自由のない日々を過ごすアハーンであったが、周囲の目を気にする両親の「配慮」によって家に縛り付けられた彼は「自立したい」「仕事を見つけたい」「素敵な女性と結婚したい」という切実な思いを募らせていた。一方、気むずかし屋の中年オジーは、マイルールの押しつけと潔癖な性格が過ぎて妻のアヌに見限られ、一人家に取り残されていた。そんな折、アヌと親交があるアハーンはオジーの家を訪れる。オジーは妻の手料理にありつくためにアハーンを利用することを思いつき、自由な外出を願うアハーンとの間の奇妙な協力関係が始まることとなるのだが......。