日間賀島は、知多半島の先端である師崎から約2km離れた三河湾に浮かぶ島。島の周囲は5.5kmほどで、東と西に港があり師崎港と河和港から定期船がでています。名古屋からは約1時間で行ける最も近い島で、そのアクセスの良さから日帰りで気軽に島旅ができると人気です。
タコをはじめフグやシラス、貝といった海産物が豊富で美味しいグルメを楽しめることでも知られている日間賀島。その歴史は古く、島内にある日間賀神社には縄文・弥生時代の遺跡や7〜8世紀の古墳群が残されており、人々はその頃から漁業を中心に生活していたことがわかっています。昭和に入り本土の師崎村や篠島村と合併して鴻崎村になったり、分離して日間賀島村に戻ったりを経て、昭和36年に現在の南知多町に落ち着きました。ちなみに昭和33年には、島全体を含め三河湾国定公園に指定されています。
日間賀島を楽しもう!フォトスポット編
日間賀島の中でも特に人気のフォトスポットが、東港の近くにあるサンライズビーチから高台へ階段を登ったところにある「恋人ブランコ」。ブランコは大人二人でも座れるサイズ感で、目の前には海と空、少し漕ぐだけでも躍動感溢れる写真が撮れますよ。
▼知多半島の映えブランコまとめ
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おなじくサンライズビーチにあるのが、ドラえもんでおなじみの「どこでもドア」をモチーフにした「島でもドア」。砂浜にポツンと建つピンクのドアは、見る方向によって景色が変わりどう写真に収めても絵になるスポット。写真映えで話題になった「東浜監視塔」もすぐそばにあるので併せてチェックしてみて!
島の散策で注目したいのが「タコ」をモチーフにしたスポット。通称“タコ島”と呼ばれる日間賀島だけあって、タコの形をした駐在所やモニュメント、タコのマンホールなど島中がタコで溢れています。港で観光客を出迎えてくれるタコのモニュメントは、日間賀島のシンボル。ちなみに西港にあるタコは「ニッシー」、東港は「ガッシー」と名前があるんですよ。
タコとフグがデザインされたマンホールは日間賀島にしかないデザイン。これは一見の価値ありです!
日間賀島を楽しもう!グルメ編
日間賀島のタコに並ぶ、もうひとつの名産が「フグ」です。日間賀島近海はフグの好漁場で、トラフグ漁は100年以上昔から行われてきました。4m間隔に釣り針が付いた長いロープ「幹縄」を使った「延縄漁」という漁法で、フグを傷つけず一匹一匹釣り上げるのが特徴です。
日間賀島のホテルや民宿、旅館では、釣り上げたトラフグをてっさや唐揚げ、鍋などで楽しめる「フグコース」がいただけます。トラフグの身は香りが良く、噛めば噛むほど旨味が広がる贅沢な冬の味覚。さらに低脂肪、高タンパク質で、身には良質なコラーゲンを含むため「究極の健康食材」とも言われています。コースによってはタコの丸茹でや伊勢エビのお造りなどがつくことも。ぜひご堪能あれ!
▼日間賀島でフグが食べられるお店
区分
施設名
電話番号(0569)
旅館
たくみ観光ホテル
68-2221
旅館
旅館 おとは
68-2057
旅館
大海老
68-2144
旅館
すず屋 海游亭
68-2026
旅館
日間賀観光ホテル
68-2211
旅館
旬味覚の宿 上海荘
68-2070
旅館
ホテル晴快荘
68-2050
旅館
活魚料理宿 あさ喜
68-2054
旅館
網元旅館 中平
68-2013
旅館
日間賀島いすず館
68-2040
旅館
サンホテル大陽荘
68-2206
旅館
ホテル日間賀荘
68-2311
旅館
アイランドホテル浦島
68-2356
旅館
ホテルやごべい
68-2025
民宿
癒しの宿 風車
68-2149
民宿
網元民宿 三昇
68-2455
民宿
漁師民宿 やまに
68-2165
民宿
民宿 庄次郎
68-2407
民宿
明石
68-2052
民宿
御やど 乙姫
68-2107
民宿
民宿 吉浜荘
68-2332
民宿
民宿 栄昇
68-2969
民宿
民宿 汐見
68-2127
民宿
民宿 すぎ浦
68-2648
民宿
漁師の宿 吉文
68-2523
民宿
金華荘
68-2510
民宿
民宿 すずらん
68-2033
民宿
民宿 たつみ荘
68-2261
民宿
まる甚
68-2270
民宿
島宿すゞ㐂
68-2644
民宿
島の宿 あじ浜
68-2331
民宿
波香の宿 さだや
68-2373
民宿
民宿 なぎさ
68-2062
民宿
小浜荘
68-2501
民宿
漁師宿 まるよ
68-2404
民宿
民宿 竹見荘
68-2376
民宿
琴栄
68-2466
民宿
民宿 大成
68-2854
民宿
島灯りの宿 とく川
68-2074
民宿
民宿 うえの荘
68-2669
民宿
民宿 さかげん
68-2140
民宿
ひかり
68-2859
民宿
はまや
68-2117
民宿
文成
68-2460
民宿
民宿 たかせ
68-2453
民宿
季の島宿 大田
68-2733
民宿
お食事・宿泊 民宿 松鶴
68-2357
民宿
民宿 まりん
68-2809
民宿
富士見
68-2061
民宿
やすらぎの宿 きの助
68-2448
民宿
島宿 うみどり
68-3001
民宿
島別荘 悠月
68-3015
※(注記)コースは完全予約制です。各店舗へ電話にてお問い合わせください
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日間賀島を楽しもう!お土産編
色々な名産品がある日間賀島で失敗しないお土産選びとは?日間賀島観光協会に聞いた人気のお土産TOP3を紹介します。
人気No.1「島のり」
日間賀島の名物といえばやっぱり「島のり」。甘辛い味付けでご飯のお供にも、そのままおつまみにもなっちゃう万能な味付け海苔です。パリッとした食感がクセになりますよ。
値段:400円(3本1,350円他、6本、12本セット有)
販売場所:売店、旅館、民宿
▼ちたまるショッピングでも購入可能
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人気No.2「多幸(たこ)まんじゅう」
タコの形をした人形焼き風の饅頭。タコ(=多幸)と掛けた縁起の良いお菓子です。中はこしあんでほんのり甘く、名物として子どもからお年寄りまで幅広く愛されてきました。売店では、できたてホカホカの多幸まんじゅうを食べることもできちゃいます!
値段:55円(6個324円他、12個セットも有)
販売場所:かもめ売店
人気No.3「たこ焼きソース」
2023年に誕生したばかりの日間賀島と名古屋市の食品メーカー「コーミ」とのコラボ商品。七福醸造の白だしと「むろぶしだし」で和風テイストに仕上げたたこ焼きソースで深いコクと風味を味わえます。
値段:330円
販売場所:売店、旅館、民宿▼日間賀島外でも手に入る!?実食レポ
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いかがでしたか?
人気のフォトスポットやおすすめグルメが豊富な日間賀島。レンタサイクルもあるので、のんびり島散策を楽しんでみてくださいね。
▼後編は「篠島編」をお届け!
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