僕のもとを久々に訪ねてきたのは、ベンチャー企業を起こしたはずの明智先輩。
僕の大学時代の同級生"ひろっぴ"と結婚した先輩の口のから出た言葉は、
「金を貸してくれ」だった......。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第21話】 「企業買収ラプソディー」事件
『女子大生会計士の事件簿4』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX4』(角川文庫)
萌さんがお見合い!? という情報にあせる僕。
さらに、仲良さげなイケメン好青年まで登場し、僕が気をもんでいる間に
萌さんの監査判断が会社に予想もつかない事態を引き起こし......。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第20話】 「渋滞とハイスクールララバイ」事件
『女子大生会計士の事件簿4』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX4』(角川文庫)
渋滞に巻き込まれながら着いた場所は、郊外の工業団地。
そこの工場で出会った美貌の代表者は、僕の高校時代の同級生。
どうも昔とは違う様子の彼女は、萌さんのことを「カッキーの部下」だと勘違い
してしまい......。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第19話】 「逆さまバレンタイン」事件
『女子大生会計士の事件簿4』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX4』(角川文庫)
チョコレートを主力商品としているお菓子メーカー「光琳製菓株式会社」の本社へと
監査に来た萌さんと僕。
その場で"返品リスト"を見つけた萌さんは、地方の場合、特殊な返品の処理が
行われている実態を知る。
すると、萌さんは「事務所のスキーツアーに参加したい」と突然言い出して......。
同時発表のマンガ版とは異なるストーリー展開。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第18話】 「藤原萌実と謎のプレジデント」事件
(旧題 「一億円の謎を追え!」 「競馬と社長と女子大生」 「馬も走れば疲れていく」「詐欺師を欺く女子大生」)
『世界一やさしい会計の本です』(日本実業出版社)/『女子大生会計士、はじめました』(角川文庫)
実査のために一人で後鳥羽運輸?鰍ノ行くことになった僕は、その金庫から謎の
1億円を発見してしまう。
僕は思わず萌さんに電話しそうになるが、電話できない特別な事情があり....。
全4話にわかれた長編シリーズ。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第17話】 「天使のウイルス」事件
『女子大生会計士の事件簿3』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX3』(角川文庫)
プリンスくんと最近仲良さそうにしゃべっているのが、システム監査チームの
和泉さん。二人の関係をあやしむカッキー。そして、和泉さんの哀しい過去を
知っている萌さん―――。
監査法人を飛び出して全世界を巻き込んだ、不思議なウイルスの物語。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第16話】 「未来の財務諸表の作り方」事件
『女子大生会計士の事件簿3』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX3』(角川文庫)
仙台ワンアイホテルの事件から一年後、別件で仙台にやって来た萌さんと僕と
プリンス。駅で待っていた伊達社長に「ホテルが生まれ変わった姿をお見せしたい」
と言われ、僕らは再びあのホテルへ......。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第15話】 「鏡を割ったのは誰だ!」事件
『女子大生会計士の事件簿3』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX3』(角川文庫)
伊達通信工業?鰍ェ運営する<仙台ワンアイホテル>の監査にやってきた萌さん、
プリンスくん、そして僕。
七夕祭りの抽選でスイートルームとフルコースのディナーが当たった萌さんは
大はしゃぎ。仕方なく僕とプリンスくんが近くのバーで飲んでいると、アオバさん、
イズミさんという二人の女性と出逢い......。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第14話】 「死那葉草の草原」事件
『女子大生会計士の事件簿DX1』(角川文庫)
「―――というわけで、御社の最も大きな問題点は棚卸資産に計上されている
販売用不動産、特に犬房地区の土地です」
萌さんは講評の場でこのように語りだした。
すると突然、ひとりの老人が声を上げた。
「犬房の土地はもう売ってしまったらいいんじゃ」
この老人の発言にその場は騒然となった。
老人の発言の意図は何なのか。そして、萌さんと僕はその意図を見破ることが
できるのか......。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第13話】 「映画の中の会計士たち......あはは」事件
『女子大生会計士の事件簿3』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX3』(角川文庫)
萌さんと僕が訪れたのは、会計士が大活躍する映画『ウィンドウズ戦記』を
全国5都市で上映中の?滑剔qフィルム・エンタープライズ。
映画制作の独立プロダクションで、株式公開準備のための監査に来たのだ。
昔、映画プロデューサーになることを夢見ていた萌さんは、監査現場でも映画や
映画館の情報をいつも以上に積極的に収集していくのだが......。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第12話】 「12月の祝祭」事件
『女子大生会計士の事件簿2』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX2』(角川文庫)
監査のために神戸へと行くと、突然丸1日休暇を与えられてしまった僕。
萌さんと"光の彫刻ルミナリエ"を見に行ったまではよかったが、いきなり
萌さんとはぐれてしまう。
ところが、僕の目の前には萌さんそっくりの少女が現れて........。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第11話】 「ベンチャーの王子様(プリンス)」事件
『女子大生会計士の事件簿』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX1』(角川文庫)
25歳の天才プログラマー"ベンチャーの王子様(プリンス)"こと在原純平が社長を
務める?潟Aイスメディアは、その独創的なアイデア・卓越した技術力そして
無借金経営であることから市場から高い評価を受けていた。
代表社員の伴さん、主査の萌さんと僕との3人で、アイスメディアに5日間という
短期間の決算監査に入ったのだが、2日目にとんでもない事件が発生して
しまい........。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第10話】 「かぐや姫を追いかけて」事件
『女子大生会計士の事件簿』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX1』(角川文庫)
富士山の麓にある家具店に監査に行った萌さんと僕。そこには萌さんと同期だった
深草さんがCFO(最高財務責任者)として働いていた。
萌さんは、『姫』と呼ばれている美貌の社長、小夜さんと深草さんとの恋を実らせ
ようとあれこれするのだが――そして十五夜(仲秋の名月)に事件が起きる――。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第9話】 「騒がしい探偵や怪盗たち」事件
『女子大生会計士の事件簿2』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX2』(角川文庫)
萌さんが主査をしている"足利進学スクール"の情報を、ネット上の掲示板で
見つけた萌さんと僕。そこでは"株式探偵"と名乗る人物が、ある新規事業を
予言していた。さっそく、僕らは会社の人にその新規事業のことを聞いて
みたのだが、誰一人知らない様子で........。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第8話】 「『綺麗だね』と僕が言った!?」事件
『女子大生会計士の事件簿2』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX2』(角川文庫)
監査人にとって閑散期である6月に有給休暇を取って、旅行へ行った僕たち。
宿を取っていなかったために旅行先で右往左往している時に、以前萌さんとも
仕事をしたことがある呉服屋の社長さんと再会する。ところが、その呉服屋は
既に倒産していて........。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第7話】 「不器用なエンゲージリング」事件
『女子大生会計士の事件簿2』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX2』(角川文庫)
『歩く宝石会計士』と呼ばれている大津さんが主査をする宝石店"ラピスラズリ"に、
スタッフとして入った萌さんと僕。税理士の資格も持った経理マネージャー
石川翡翠さんに、会社や業界の事を親切に優しく教えてもらった。
しかし、萌さんは「彼女はああ見えてねぇ」とつぶやいて........。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第6話】 「桜の頃、サクラ工場、さくら吹雪」事件
『女子大生会計士の事件簿』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX1』(角川文庫)
もうすぐ桜の季節。萌さんたちの監査法人には毎年"お花見監査"と呼ばれる
往査があった。しかし、その"お花見監査"の舞台となるはずの工場が今年で
取り壊しの危機!萌さんは取り壊しを阻止しようといろいろを手を尽くすのだが、
何も得ることなく時間は過ぎ去ってしまった。ところが、意外な所から突破口
が........。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第5話】 「美味しいたこ焼き」事件
『女子大生会計士の事件簿DX1』(角川文庫)
通販会社?潟Cンセーで残高確認書を調べているて、簿外口座を見つけてしまった
僕。萌さんが不在のため、仲のいい経理部員近衛くんと二人でこの口座について
調べていくと、とある人物が浮かび上がるのだが、思わぬ事態になり........。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第4話】 「北アルプス絵はがき」事件
『女子大生会計士の事件簿』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX1』(角川文庫)
萌さんと二人で富山にある工場の監査に行った僕らは、謎の裏金『UK』というのが
あることを知る。『UK』の出所を突き止めるために、悪戦苦闘して帳簿類を調べ
上げるのだが、なぜか今日中に東京に帰らなければ僕らにはタイムリミットが
刻一刻と近づいていて........。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第3話】 「株と法律と恋愛相談」事件
『女子大生会計士の事件簿』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX1』(角川文庫)
電子部品メーカー"タチバナ製作所"で不審な科目を見つけた僕。調べてみると、
それは株買占めによる会社乗っ取りを防ぐためのコンサルタント費用だった。
会計士コンサルの和気氏が持ちかけた話はとても良い話のように思えたのだが、
なぜか萌さんは不審がる。
そして結局、そのまま和気氏の言う通りに契約が成立してしまい........。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第2話】 「遅れてきたクリスマス」事件
『女子大生会計士の事件簿DX2』(角川文庫)
新進気鋭の天才デザイナー"九条華月"が社長を務める服飾ショップの棚卸しに
立会いに行った僕。その九条華月が会計士に相談があるということで事務所に
来ることになり、彼のファンである萌さんは舞い上がってしまう。ところが........。
▲さんかく(ページTOPへ)
【第1話】 「競艇場から生まれた」事件
『女子大生会計士の事件簿2』(英治出版)/『女子大生会計士の事件簿DX2』(角川文庫)
長年の受験勉強の末、公認会計士二次試験に合格した会計士補の"僕"こと、
柿本一麻。監査法人に入所して初めての監査現場で上司となったのは、
現役女子大生の公認会計士"萌さん"こと、藤原萌実だった。
自らを"会計士界のアイドル"と呼ぶ萌さんに面食らう僕。さっそく"カッキー"という
あだ名を勝手に付けられ、半年分の領収書のチェックする仕事を与えられた。
最初に渡された領収書を僕は本物だと思ったのだが、萌さんは........。
▲さんかく(ページTOPへ)
Copyright Shinya Yamada. All rights reserved.