年末年始 旅行予約動向 (2025年12月27日〜2026年1月5日出発) 【海外旅行】エジプトが堅調、欧州は前年並み 【国内旅行】北海道 前年比1.3倍、沖縄1.5倍
阪急交通社(本社:大阪市北区梅田 代表取締役社長 酒井淳)は、2025年12月27日から2026年1月5日出発の海外旅行、国内旅行の予約状況から、年末年始の旅行動向をまとめました。
今年度の集客は、国内旅行が前年比101%、海外旅行が116%と順調に推移しているものの、年末年始期間に限ると、国内・海外旅行ともに前年比90%となっています。大型連休は、「この時期しか休めない」という現役世代の需要が大きくなる傾向がありますが、10月の消費者物価指数が前年から3%上昇するなど、物価高の影響は否定できません。今年の年末年始は昨年同様、9連休が可能な日並びですが、国内の物価上昇に加え、海外旅行では円安や燃油高が継続しており、通常期と比べて現役世代の需要に影響が出ていると考えられます。
当社では、市場の動向を鑑み、年末年始期間の商品発売を通常より早期に開始し、需要促進を図りました。海外旅行では、エジプトや中南米など遠距離の旅行先が前年を上回り、長期間の休暇でないと訪問できない遠方への旅行が積極的に選好される傾向が見られました。
国内旅行では、沖縄が離島を中心に伸長したほか、北海道も温泉や旬の味覚をテーマとする旅が人気を集め、前年を上回っています。
【海外旅行】
出発日のピーク:(1)12月27日(土)(2)12月30日(火)(3)12月28日(日)
海外旅行の予約人数は、前年比90%で推移しています。人気の旅行先は、1位は台湾、2位はヨーロッパ、3位は韓国となりました。4位は香港、5位はエジプトとなりました。アジア地域では、台湾、韓国は上位を維持しているものの、需要は前年を下回り一服感が見られます。一方、前年からの伸び率では、中国が4月以降、伸長しており、1位となりました。また、ベストシーズンとなるエジプトは、前年に続き前年比で106%と好調に推移しており、需要の強さがうかがえます。
海外旅行の出発日のピークは12月27日(土)で、次いで12月30日(火)、12月28日(日)となっており、予約は12月下旬に集中しています。
■しかく海外旅行・人気ランキング
【国内旅行】
出発日のピーク:(1)12月31日(水)(2)1月5日(月)(3)12月28日(日)
国内旅行の予約人数は、前年比90%で推移しています。人気の旅行先は、1位は近畿、2位は関東、3位は北陸・甲信越となりましたが、伸び率では、沖縄、北海道が上位となりました。
沖縄は離島を中心に需要が高まり、航空機とホテルを組み合わせたフリープランが堅調です。北海道は温泉や函館・札幌のフリープラン、旬の味覚をテーマとした旅が人気となっています。また、日帰りの「ミステリーツアー」(行き先は当日発表)の人気も高まっており、「どこに行くか分からない」というワクワク感が新しい旅の楽しみ方のひとつとして、定着しつつあります。
国内旅行の出発日のピークは12月31日(水)で、次いで1月5日(月)、12月28日(日)となっています。
■しかく国内旅行・人気ランキング
■しかく年末年始特集(国内旅行・海外旅行)
https://www.hankyu-travel.com/newyear/
※(注記)海外旅行・国内旅行 共通
対象期間:2025年12月27日〜2026年1月5日出発
対象ツアー:阪急交通社 募集型企画旅行(予約人数)
調査日:2025年11月21日
株式会社阪急交通社 https://www.hankyu-travel.com/
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/7b763b6222e8770dfa05fdf665b5095c0e69d411.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1