アートアクセスがお送りする《見ごろ聞きごろスーパーショット》。今もっとも旬な人びとに意味のあるようなないような(笑)の多いインタビューをしていきます。栄えある第一回目のゲストは、日本画家の高崎昇平先生にご登場いただきました。2月3日から、銀座・ぎゃらりぃ朋で開催される新作展直前のお忙しい中、アトリエを訪問しました。
●くろまる好きな場所というのはありますか?
T:やっぱ、ひと気のない自然なところ...、って寂しいやつだなぁ(笑)。
●くろまるでも、取材に行くところってそういうところですもんね。
T:そうだよね、ひと気のない、人工物がないところね(笑)。
●くろまる好きな画家は?
T:ほんのりと、奥村土牛とかの、自然につながるなんか、決まった感じじゃないけど、深い感じにいくなるとの絵とか、いいなぁ。
●くろまる突然ですが、今日は何を食べました?(笑)
T:今日!...鮭(笑)。
●くろまるご飯に鮭におみそ汁って感じですね。和食が多いんですか?
T:実は、12時くらいが朝ご飯で、寝るのが朝の5、6時くらいで(笑)。
●くろまるそういう生活サイクル。
T:夏は、自分が絵を描く状況で、温度があったかいと描きづらいんで、ね。(涼しい夜中に起きている)夏でも院展の人とか描いてるんだけど(笑)。絵の具をたらしたりするのに、温度が上がると膠がゆるくて(描きづらいし)、しっけがあると更にね。冬の乾燥した時期になるととてもくいつきがしっかりしてていいんだけど...。そのかわりゼラチン質で固まりやすいから、ぼ〜っとしてると、あ!プリン(状になってしまって)!描けない!で、電熱器であっためて(笑)。それは、皆嫌だって言いますね。