清水 昭美
しみず・てるみ
・
安楽死・尊厳死法制化を阻止する会事務局長
(著述業,看護教育者)
おもな著書に『増補 生体実験・安楽死法制化の危険』『文学の中の看護』第1,
2集,『看護婦が倫理を問われるとき』など
(清水[19980320:79]著者紹介より)
◆だいやまーく清水 昭美 19790715
『増補 生体実験――安楽死法制化の危険』,三一書房,286p. ASIN: B000J8FWI8 825+
[amazon] ※(注記) be. e04. et.
現在書店で購入不可 900円+送料でお送りできます。
→
立岩からお送りできる本
1 生体への実験
一 鍵の部屋/二 ゆうれい/三 研究第一、治療は第二/
四 一万円のモリアミン/五 ゆうれいの実験/六 新聞に発表された生体実験
七 殿部のただれ/八研究の協力/九 解散/一〇 強化する実験
2 囲われた命
3 死後の笑い
4 詫びながらの死
5 優秀な患者
6 とびおり自殺
7 生命短縮術
8 演出
9 深夜勤
増補 安楽死法制化の危険
一 安楽死とは/二 生命短縮と安楽死/三 悪用のおそれ
四 社会への影響/五 真に安らかな死への道
◆だいやまーく清水 昭美 19640309
『生体実験――小児科看護婦の手記』,三一新書,217p. ASIN: B000JAGHJY
[amazon]/
[kinokuniya] ※(注記) e04.
◇196405? 「人間のための看護を――「生体実験」を書いた清水昭美さん」(インタビュー 聞き手:いぬい なりお)
『看護学雑誌』1964-05?:066-067
※(注記) より
「ひとりの小児科看護婦の手記が、いま大きな反響を呼びおこし、おおげさにいえば、"医療のあり方"の議論を国民の間にまきおこそうとしている。その手記は『生体実験』(三一書房・230円)。その事件が、かつて神戸医科大学において行われた臨床実験成績であり、乳幼児栄養の重要な発表として、昭和33年の日本小児学会の輝かしい研究であっただけに、世間に投げかけた衝撃と波紋も、それだけ激しく大きかったといえよう。
......
この本が出た時、「やや感傷的で誇張されている」という批判と、「コトバのひとつひとつまであのとおりだ」という共鳴があい半ばしながらもマスコミが派手にとりあげたことも手伝って、アッというまにベスト・セラーになった。ちょうどテレビの「ベン・ケーシー」や「看護婦物語」が評判をとった直後で、一方ではまた大学病院の内部の葛藤を描いた週刊誌の小説(サンデー毎日「白い巨搭」)が人気を集めていた時で過去の長い間、象牙の搭にかくされていた医学が、白日のもとに引き出されていた事情が重なったため、いっそう世間の耳目をあつめたことでもあった。......」
cf.
◆だいやまーく立岩 真也 2001年06月25日
「死の決定について・3」(医療と社会ブックガイド・6)
『看護教育』2001-6(医学書院)
◆だいやまーく立岩 真也 2005年06月25日
「死/生の本・6」(医療と社会ブックガイド・50)
『看護教育』46-06:(医学書院)
◆だいやまーく清水 昭美 19950510
『看護婦が倫理を問われるとき』,日本看護協会出版会,ナーシング・トゥデイコレクション5,189p. ISBN:4-8180-0478-2 2039
[amazon]/
[kinokuniya]/
[kinokuniya]/
[bk1] ※(注記) n04.
□しろいしかく内容説明[bk1]
実際の裁判例や臨床例を紹介しながら、看護婦として考えておきたい倫理的問題を解説。信頼される看護婦とは。医学関係者すべての人に必読の一冊。〈ソフトカバー〉
神戸に生まれる
広島県立呉第一高女卒業、銀行に就職
兵庫県神戸医科大学付属高等看護学院卒業
国立公衆衛生院正規保健婦指導科卒業
高等看護学院専任教員
神戸市立准看護学院教務主任(196405)
大阪大学医療技術短期大学部講師
大阪大学医療技術短期大学部助教授
著述業
◆だいやまーく19980320 「「安楽死」「尊厳死」に隠されたもの」
山口研一郎編[1998:079-108]*
*山口 研一郎 編 19980320
『操られる生と死――生命の誕生から終焉まで』,小学館,287p. ISBN:4-09-386018-1 1995
[kinokuniya] ※(注記)
◆だいやまーく200103 「看護倫理を再考する――仙台・筋弛緩剤混入事件を通して」
『Nursing Today』17-03:071-072
※(注記)
◆だいやまーく20010515 「著名事件から考える倫理問題」
『インターナショナルナーシング・レビュー』24-3:109-118
※(注記)
◆だいやまーく20010825 「ハンセン病熊本判決に学ぶ」
『看護教育』42-08(2001-08・09):618-621
※(注記)
cf.
ハンセン病
◆だいやまーく200110 「オランダ安楽死法案可決と安楽死の実態――医療職の倫理とは」
『Nursing Today』16-11(2001-10):070-073
※(注記)
cf.
安楽死・オランダ
◆だいやまーく2001 「本人の真摯な意思と家族の要請――安楽死・尊厳死・自然死・治療停止と末期医療」
『綜合看護』36-3(2001-3):75-83
※(注記)
◆だいやまーく200111 「ハンセン病患者と絶対強制隔離――熊本地裁判決が示すもの」
『Nursing Today』16-13(2001-11):067-071
※(注記)
◆だいやまーく20011125 「「死にたい」の背後にあるもの」
『看護教育』42-10(2001-11):852-858
※(注記)
◆だいやまーく1964 『生体実験』
三一書房
◆だいやまーく19640501 「まぼろしの花――わたしのなかの生体実験」
『半どん』24:73-74
※(注記)
◆だいやまーく196405? 「人間のための看護を――「生体実験」を書いた清水昭美さん」(インタビュー 聞き手:いぬい なりお)
『看護学雑誌』1964-05?:066-067
※(注記)
◆だいやまーく19641225 「生体実験うらばなし――洛陽の西門に佇む」
『半どん』27:23-25
※(注記)
◆だいやまーく19710101 「患者の人権と看護」
『看護学雑誌』35-01別冊(特集:医療と人権――看護婦の立場から):031-036
※(注記)
◆だいやまーく197312 「看護従事者と安楽死――今日的諸問題の考察」
『大阪大学医療技術短期大学部研究紀要 自然科学・医療科学篇』01:001-024
※(注記)
◆だいやまーく19740713 「安楽死はだれのためか」
『朝日新聞』1974年07月13日夕刊
※(注記)
◆だいやまーく197501 「障害児(者)老人対策にみる医療思想と看護職」
『看護』27-01:033-040
※(注記)
◆だいやまーく197502 「「死にたい」は本心でない」
『科学朝日』1975-02:024-030
※(注記)
◆だいやまーく197505 「高瀬舟と安楽死」
『看護教育』16(1975-05):298-305
◆だいやまーく1975 「<老病心中>の発生要件――ある嘱託殺人事例を中心として」
『大阪大学医療技術短期大学部研究紀要 自然科学・医療科学篇』03:031-048
※(注記)
◆だいやまーく1977 「老人ホームでの終末看護の実態調査」
『大阪大学医療技術短期大学部研究紀要 自然科学・医療科学篇』05
◆だいやまーく19781219 「安楽死は安易な逃げ道――死の強制を生む恐れ」
『朝日新聞』1978年12月19日夕刊:3
※(注記)
◆だいやまーく19790301 「抹殺する権利」
『ジュリスト』0685:013-014
※(注記)
◆だいやまーく19790715 『増補 生体実験――安楽死法制化の危険』
三一書房,286P 18cm ISBN: 4-380-79007-X 825円(税別)
[在庫切れ](目次他↑)
◆だいやまーく197907 「スウェーデンの大量安楽死事件と看護職」
『看護学雑誌』43-07:708-713
※(注記)
◆だいやまーく197912 「安楽死論争を呼んだある嘱託殺人の真因の研究」
『大阪大学医療技術短期大学部研究紀要 自然科学・医療科学篇』07:001-026
※(注記)
◆だいやまーく19800209 「差額なし重症個室の確保を――同室患者の病状にも影響の恐れ」
『朝日新聞』1980年02月09日論壇
※(注記)
◆だいやまーく198005 「老病心中[1]――ある嘱託殺人事件の考察」
『看護学雑誌』44-05:492-499
※(注記)
◆だいやまーく198008 「老病心中[2]――53例の分析と考察」
『看護学雑誌』44-08:835-841
※(注記)
◆だいやまーく19810701 「「いわゆる安楽死」とその背景」
『ジュリスト』0745:018-022
※(注記)
◆だいやまーく1981 「ある病児殺人事件の背景」
『大阪大学医療技術短期大学部研究紀要 自然科学・医療科学篇』09:001-026
※(注記)
◆だいやまーく1982 「ある重症心身障害児殺人事件の考察」
『大阪大学医療技術短期大学部研究紀要 自然科学・医療科学篇』10:001-025
※(注記)
◆だいやまーく1983 「「安楽死」についての一考察――末期医療の特別措置法案(日本安楽死協会案)について」
『大阪大学医療技術短期大学部研究紀要 自然科学・医療科学篇』11:031-048
※(注記)
◆だいやまーく19851215 『文学のなかの看護 第一集』
医学書院,5+232p. 2000
※(注記)
ISBN: 4-260-34982-1 233P 21cm 1,700円
◆だいやまーく1986 「いわゆる安楽死とその背景」
『医事法学叢書』第5巻,日本評論社
◆だいやまーく198611 「誰も見なかった患者たち」
『思想の科学』083(1986-11):054-060
◆だいやまーく199003 『文学のなかの看護 第1集』
医学書院,ISBN: 4-260-34997-X 2,000円
◆だいやまーく19900915 「生命の尊厳と安楽死」(特集・医療における心とことば4)
(インタヴュー:清水 昭美・橋本 信也)
『日本医師会雑誌』104(6) p810〜813
◆だいやまーく19921215 『文学のなかの看護 第二集』
医学書院,7+217p. 2400
※(注記)
......
・
安楽死・尊厳死法制化反対に賛同(2005)
■しかく言及
◆だいやまーく立岩 真也 2013
『私的所有論 第2版』,生活書院・文庫版
◆だいやまーく立岩 真也・有馬 斉 2012/10/**
『生死の語り行い・1――尊厳死法案・抵抗・生命倫理学』,生活書院