・ラテンアメリカ近現代史・文化研究
・立命館大学文学部教授
・
立命館大学大学院・先端総合学術研究科でプロジェクト予備演習担当(200304〜)
・所属学会:社会思想史学会、他
*上記の立命館大学のHPより
「研究主題:ラテンアメリカの「近代」と文化・思想
ラテンアメリカにおける近代(ポスト植民地)国家形成と資本主義化の過程を、先住民・黒人・少数民族・女性など《周辺》に生きる人々の文化変容や民衆思想の生成との複雑な緊張関係から把えなおそうと試みている。
紹介:《周辺》からの民衆史と思想の研究
ラテンアメリカを軸とした、「第三世界」の歴史・文化・思想研究が、主な研究分野。ヨーロッパを「基準」においた「世界史」(=普遍史)の観点からは、「歴史なき民」として扱われてきた、「第三世界」の先住諸民族や少数民族の歴史を、イタリアの思想家アントニオ・グラムシが提起した「従属民衆の歴史」という問題構成からとらえなおし、歴史記述の方法論に関する再考・再設定の試みとしてまとめたものが、『サバルタンと歴史』(青土社)。それと並行して、西洋とは異なる「近代」、オルタナティヴな「発展」を模索する「第三世界」における思想の動きや表現実験をとりあげたものが、『ファシズムの想像力』(人文書院)所収の論文「アンデスのアヴァンギャルド」や「マリアテギ・ニーチェ・コミンテルン」(『思想』掲載論文)。現在は、周辺資本主義形成の過程をふまえた、社会・文化変容の中での先住民の運動や思想のあり方にアプローチしている。」
■しかく講演
◆だいやまーく20040605 「地下の民」から現代へ――ラテンアメリカ民衆運動の流れから」
立命館大学国際問題研究会
※(注記)以下立岩のデータベースにあったもののみ
■しかく著書
◆だいやまーく20040721 『資本』,岩波書店,思考のフロンティア,154p. ISBN:4-00-027008-7 1365
[kinokuniya]/
[bk1]
◆だいやまーく200102
『サバルタンと歴史』
青土社,294p.,2,400円 ISBN:4-7917-5868-4
※(注記)*
[kinokuniya]/
[bk1]
■しかく論文
◆だいやまーく2002年10月01日 「ゲリラの再臨」
『現代思想』30-12(2002-10):196-213
◆だいやまーく2000年11月05日 「マリアテギ・ニーチェ・コミンテルン」
『思想』918
2001年01月05日 「マリアテギ・ニーチェ・コミンテルン(下)――一九二〇年代ラテンアメリカ思想のある点景」
『思想』919(2001-01):119-142
◆だいやまーく 「アンデスのアヴァンギャルド」
『ファシズムの想像力』(人文書院)
UP:20020930 REV:20041101 20100218
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