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榊原賢二郎

さかきばら・けんじろう

last update: 20201122

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業績

榊原賢二郎編『障害社会学という視座――社会モデルから社会学的反省へ』表紙榊原賢二郎『社会的包摂と身体――障害者差別禁止法制後の障害定義と異別処遇を巡って』表紙

□しろいしかく受賞/□しろいしかく最近の業績/□しろいしかく論文[査読あり]/□しろいしかく講演・口頭発表等

■しかくプロフィール:[researchmap]より

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自己紹介

日本社会学会第16回奨励賞(著書の部)受賞

1984年生まれ。2016年3月に東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。専門は社会学、特に障害問題についての社会学です。
2016年11月に単著『社会的包摂と身体――障害者差別禁止法制後の障害定義と異別処遇を巡って』を出版いたしました。障害研究を超えて、構築主義や社会思想(潜在能力アプローチ)なども射程に収めた本です。
また2019年9月には、榊原賢二郎(編著)『障害社会学という視座――社会モデルから社会学的反省へ』を出版いたしました。これまで整備が進んでこなかった「障害社会学」という領域を開拓する試みです。
現在は、社会統計の手法を応用した障害統計の開拓に取り組んでおります。また、社会システム論などを含む社会学理論に立脚した障害理論を更に展開していく計画です。

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経歴

2019年4月～現在
東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻助教
2018年4月～2019年3月
早稲田大学社会科学総合学術院先端社会科学研究所助教
2017年4月～2018年3月
早稲田大学社会科学総合学術院先端社会科学研究所助手
2016年4月～2019年3月
東洋大学社会学部非常勤講師
2016年4月～2017年3月
東京大学大学院総合文化研究科学術研究員
2010年4月～2013年3月
日本学術振興会特別研究員DC1

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学歴

2010年4月～2016年3月
東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻相関社会科学分野博士課程
2007年4月～2010年3月
東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻相関社会科学分野修士課程
2005年4月～2007年3月
東京大学教養学部総合社会科学科相関社会科学分科
2003年4月～2005年3月
東京大学教養学部文科一類

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■しかく業績:[researchmap]より

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受賞

榊原賢二郎『社会的包摂と身体――障害者差別禁止法制後の障害定義と異別処遇を巡って』表紙

◆だいやまーく2017年11月日本社会学会第16回奨励賞(著者の部),受賞作:『社会的包摂と身体――障害者差別禁止法制後の障害定義と異別処遇を巡って』.
(https://jss-sociology.org/prize/past/ より)

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論文[査読あり]

◆だいやまーくSakakibara, Kenjiro, September 2019, "Work Exclusion and Disability Types: The Heterogeneity of Disability as Social Exclusion in the 2011 Irish Census Microdata ", Irish Journal of Society Online First, pp.1-22.
(https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/0791603519872124 より)
◆だいやまーくSakakibara, Kenjiro, February 2019, "The Disablement Score: An Intersubjective Severity Scale of the Social Exclusion of Disabled People ", Societies 8(12): 1-13.
(https://www.mdpi.com/2075-4698/8/1/12 より)
◆だいやまーく榊原賢二郎 201603 『社会的包摂と身体――障害者差別禁止法制後の障害定義と異別処遇を巡る考察』東京大学.
◆だいやまーく榊原賢二郎 201410 『社会的包摂における稀少性と身体――障害カテゴリーの構築をめぐって』年報社会学論集 27:85-96.
◆だいやまーく榊原賢二郎 201312 『障害児教育における包摂と身体』社会学評論 64(3):474-491.
◆だいやまーく榊原賢二郎 201209 『社会的包摂と障害――「投棄」問題をめぐって』年報社会学論集 25:84-95.
◆だいやまーく榊原賢二郎 201104 『人への価値付与と障害』 7:275-300.

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講演・口頭発表等

◆だいやまーく榊原賢二郎 20200919 「障害者手帳保有者の家族形態――第2回生活と支え合いに関する調査から」,障害学会第17回大会報告(オンライン開催).
◆だいやまーく榊原賢二郎 20191012, "The Interaction Effects of Disability Types and Gender on Employment: Assessing Intersectionality in the 2011 Irish Census", East Asia Disability Studies Forum.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20191008 『損傷の可塑的境界――疾患分類における加除についての試論』障害理論とクィア理論.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20190907 『障害評価の社会構造――無作為郵送調査で評価された障害の社会的重度性と障害分類』障害学会第16回大会.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20190902 『障害社会学の構想――障害研究の再帰的転回』第35回日本解放社会学会大会テーマ部会「ポスト社会モデルの社会学――『障害社会学という視座』が拓く可能性」.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20190609 『優生思想と事件の帰責――相模原障害者殺傷事件の因果観察について』関東社会学会第67回大会.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20181118 『障害・職業・社会階層――2011年アイルランド国勢調査個票データの分析』障害学会第15回大会.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20180927 "Employment Status, Disability Types, and Agenda 2030: Logistic Regression Analysis of the 2011 Irish Census Microdata", World Social Science Forum 2018.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20180916 『視覚障害ハビリテーションと専門職就業』視覚障害リハビリテーション研究発表大会.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20180705 "The Attribution of Social Exclusion and Disability Theory", 10th BGHS Annual Seminar.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20180610 第8部会「医療・福祉」司会, 関東社会学会第66回大会.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20171105 『障害理論と構築主義──『社会的包摂と身体』再論』日本社会学会第90回大会 2017年11月5日, 日本社会学会第16回奨励賞(著書の部)受賞講演.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20171104 テーマセッション「障害の社会学(1)」コーディネーター, 日本社会学会第90回大会.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20171104 テーマセッション「障害の社会学(2)」コーディネーター, 日本社会学会第90回大会.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20171028 『障害スコアの数値と信頼性に関する予備的考察――障害の重度性の測定に向けた試み』障害学会第14回大会.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20170603 テーマセッション「障害を巡る包摂と排除」コーディネーター, 関東社会学会第65回大会.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20161106 『障害スコア――障害統計の方法論についての考察』障害学会第13回大会.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20161008 テーマセッション「障害の社会学」コーディネーター, 日本社会学会第89回大会.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20160221 『障害理論の展開――星加理論の評価とその後』首都大学東京杉野昭博先生特別ゼミ.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20150920 『障害定義と身体――「差別」の区別と障害問題の特質について』日本社会学会第88回大会.
◆だいやまーく榊原賢二郎 20140717 "Social Inclusion of Disabled People and Two Models of Risk", International Sociological Association, XVIII ISA World Congress of Sociology.

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