広田伊蘇夫『立法百年史――精神保健・医療・福祉関連法規の立法史』(批評社)。過去のできごとは堆積していき、それをいちいちとどめておくというのもうっとおしいことではあるのだが、それでも、仕方なく必要なこともある。
韓国女性ホットライン連合編、山下英愛訳『韓国女性人権運動史』(明石書店)。「男性は自分の経験を過剰に普遍化する反面、女性は"先に書く者の権力"を過剰に警戒する。」「レズビアンや障害女性の人権は、ジェンダーの矛盾には還元されず、既存の女性主義とは異なる方法と内容によって概念化されなければならない」(鄭喜鎮・日本語版序文より)
寺嶋秀明編『平等と不平等をめぐる人類学的研究』(ナカニシヤ出版)。こまかには知らないが、知っているようなことが書いてあるのだろうと思われ、読まれない本がある。たしかに、それでかまわないこともよくある。さらに「共同研究の成果」となると、いよいよ気が進まない。こうした悪条件にもかかわらず、読まれてよい本もある。
◆だいやまーく広田 伊蘇夫 20040725 『立法百年史――精神保健・医療・福祉関連法規の立法史』,批評社, 412p.ISBN:4-8265-0403-9 4515
[kinokuniya] ※(注記) b d m **
◆だいやまーく韓国女性ホットライン連合 編 1999
『韓国女性人権運動史』,図書出版ハヌル=20040730 山下 英愛 訳,『韓国女性人権運動史』,明石書店,世界人権問題叢書51,653p. ISBN:4-7503-1945-7 7140
[kinokuniya]/
[bk1] ※(注記) b d
◆だいやまーく寺嶋 秀明 編 20040420
『平等と不平等をめぐる人類学的研究』,ナカニシヤ出版,298p. ISBN:4-88848-829-0 3780
[kinokuniya]/
[bk1] ※(注記)