last update: 20110925
◆だいやまーく参考文献に追加あります(20110925)→赤色のもの
■しかく目次
◇
公開インタビューについて
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インタビュー聴講にあたってのお願い
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参考文献
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関連リンク(外部リンク)
◇
arsvi.com内の関連項目
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問い合わせ先
■しかく公開インタビューについて
立命館大学gCOE生存学創成拠点院生プロジェクト「精神保健・医療と社会」研究会では、
山本眞理(長野英子)氏(全国「精神病」者集団会員/障がい者制度改革推進会議総合福祉部会・部会メンバー/World Network of Users and Survivors of Psychiatry 理事)への公開インタビューを実施します。
「公開インタビュー」とあるとおり、どなたでも聴講することが可能です(ただし、会場の収容能力の関係で入場をお断りする場合もあります。予めご了承ください)
現段階では事前申込等は予定していませんが、参加者が多数見込まれる場合お願いする可能性があります。
変更情報等は本ページ、および
gCOE「生存学」創成拠点・催・2011に掲示します。
◇タイトル:「精神病」者集団、差別に抗する現代史
◇日時:2011年10月9日(日)14:00-(終了時間は未定です)
◇場所:立命館大学衣笠キャンパス創思館416教室(聴講者が多数見込まれる場合変更する可能性があります)
☆
[外部リンク]衣笠キャンパスへのアクセスマップ
☆
[外部リンク]衣笠キャンパスマップ(創思館は24番,416教室は4階です)
・語り手:
山本 眞理(長野 英子)氏(全国「精神病」者集団会員/障がい者制度改革推進会議総合福祉部会・部会メンバー/World Network of Users and Survivors of Psychiatry 理事)
・聞き手:
立岩 真也氏(立命館大学大学院先端総合学術研究科教授/社会学)
・コーディネーター:
阿部 あかね氏(立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程/精神科看護)
・主催:グローバルCOE「生存学」創成拠点院生プロジェクト「精神保健・医療と社会」研究会
・共催:立命館大学大学院先端総合学術研究科
■しかくインタビュー聴講にあたってのお願い
・私語厳禁となります。また、携帯電話等音を発するものの電源は必ずお切りください。
・語り手および聞き手への質問がある場合は、インタビュー終了後にお願いします。
・会場ではコーディネーターの指示に従ってください。
・聴講を希望される方は、以下に挙げる参考文献(のうち山本氏が指定したもの)を、できるかぎり事前に講読していただくようお願いします。
■しかく参考文献
□しろいしかく山本氏が指定したもの(のうち、入手が容易なもの)は以下となります。
◆だいやまーくChristie, Nils, [1993]2000,
Crime Control as Industry: Towards Gulags, Western style, 3rd ed., London: Routledge, 209p. ISBN-10: 0415234875 ISBN-13: 978-0415234870
[amazon]/
[kinokuniya]
=20020110,寺澤比奈子・平松毅・長岡徹訳『司法改革への警鐘――刑務所がビジネスに』信山社. ISBN-10: 479723086X ISBN-13: 978-4797230864 2940円
[amazon]/
[kinokuniya]
→cf.
[外部リンク]webcatでの大学図書館所蔵情報(日本語訳版)
◆だいやまーくChristie, Nils, 2004,
A Suitable Amount of Crime,London: Routledge, 137+xp. ISBN-10: 0415336112 ISBN-13: 978-0415336116
[amazon]/
[kinokuniya]
=20061207,平松毅・寺澤比奈子訳
『人が人を裁くとき――裁判員のための修復的司法入門』 有信堂, 191p. ISBN-10: 4842030143 ISBN-13: 978-4842030142 2100円
[amazon]/
[kinokuniya]
→cf.
[外部リンク]webcatでの大学図書館所蔵情報(日本語訳版)
◆だいやまーく全国「精神病」者集団,20110825,「2012年度予算によるアウトリーチ事業を弾劾する」.
(
[外部リンク]全国「精神病」者集団HP>「声明」で全文閲覧可.HTMLファイル)
□しろいしかく以下、全国「精神病」者集団 編 20010401 『反保安処分資料集 I』,全国「精神病」者集団,16p. 所収のものです。必ずお読みください。
◆だいやまーく長野英子,20010401,
「資料集発行にあたって」.
(上記,文献名をクリックすると全文閲覧できます.HTMLファイル)
◆だいやまーく法務省・厚生省,200012**,
「法務省・厚生省の検討会立ち上げにあたっての主意書(200012)」.
(上記,文献名をクリックすると全文閲覧できます.HTMLファイル)
◆だいやまーく日本弁護士連合会刑法「改正」阻止実行委員会,19810831,
「精神医療の抜本的改善について(要綱案)」.
(上記,文献名をクリックすると全文閲覧できます.HTMLファイル)
◆だいやまーく全国「精神病」者集団,19810907,
「精神医療の抜本的改善について(要綱案)に関する声明」.
(上記,文献名をクリックすると全文閲覧できます.HTMLファイル)
◆だいやまーく全国「精神病」者集団,19821218,
保安処分推進勢力と対決する為に――日弁連 要綱案―意見書―野田報告を結ぶものへの批判」.
(上記,文献名をクリックすると全文閲覧できます.HTMLファイル)
□しろいしかく反保安処分・反医療観察法闘争関連で入手が容易なものは以下となります。
◇『精神医療』編集委員会編,20100710,『精神医療』59(特集:医療観察法のない社会に向けて),批評社,176p. ISBN-10: 4826505280 ISBN-13: 978-4826505284 ISSN: 09190546 1785円
[amazon]/
[kinokuniya]
◇
岡崎伸郎・
高木俊介編,20060410,
『動き出した「医療観察法」を検証する』批評社,240p. ISBN-10: 4826504411 ISBN-13: 978-4826504416 2100円
[amazon]/
[kinokuniya]
◇『精神医療』編集委員会編,20031110,『精神医療』32(特集:羅針盤なき航海――「医療観察法」の成立と漂流する精神医療),批評社,128p. ISBN-10: 4826503814 ISBN-13: 978-4826503815 ISSN: 09190546 1785円
[amazon]/
[kinokuniya]
□しろいしかく以下は反保安処分・反医療観察法闘争のおおまかな流れを追ううえで有益です。
◇古屋龍太,2009,「日本病院・地域精神医学会の50年とわが国の精神保健福祉をめぐる流れ 1957年〜2008年」『病院・地域精神医学』51(3): 254-281.
(
[外部リンク]日本病院・地域精神医学会HPで全文閲覧可.PDFファイル)
→cf. 以下「arsvi.com内の関連項目」>「
反保安処分闘争」もご覧ください(
桐原尚之さん作成・深謝)
■しかく関連リンク(外部リンク)
◆だいやまーく全国「精神病」者集団 [外部リンク]公式HP
◆だいやまーく長野英子のページ
[外部リンク]個人HP
■しかくarsvi.com内の関連項目
◆だいやまーく強制医療/保安処分/心神喪失者医療観察法/...
◇
反保安処分闘争(
桐原尚之さん作成)
◆だいやまーく精神障害者の権利/権利擁護
■しかく問い合わせ先
◆だいやまーく藤原 信行(グローバルCOE「生存学」創成拠点リサーチアシスタント)
E-Mail: iso-politeia[at]biscuit.ocn.ne.jp([at]→@)
■しかく報告
「生存学」創成拠点メールマガジン第20号
去る2011年10月9日、
立命館大学グローバルCOE「生存学」創成拠点院生プロジェクト「精神保健・医療と社会」研究会では、
山本眞理(長野英子)氏(全国「精神病」者集団会員/障がい者制度改革推進会議総合福祉部会・部会メンバー/World Network of Users and Survivors of Psychiatry 理事)への公開インタビューを実施しました。聞き手は
立岩真也(本学大学院先端総合学術研究科教授)、コーディネーターは
阿部あかね(本学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程4回生/精神科看護)がそれぞれ務めました。以下、本学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程6回生の
山口真紀による報告です。
10月9日(日)、「『精神病』者集団、差別に抗する現代史」と題して、山本眞理(長野英子)さんへの公開インタビューが開催されました。インタビューは2回の休憩を挟んで4時間以上にも及び、また学外の院生や当事者の方も参加され、会場には熱気がこもりました。前半では、山本眞理さんご自身の体験を交えながら、「全共闘のしっぽ」の残る70年代当時の精神医療の実態や、当事者運動のうねりについてお話しくださいました。百人委員会の集会のお話などからは、文献や資料からは知ることのできない当時の「におい」を感じました。後半は、精神医療の現在的な問題へと射程を伸ばした議論となり、例えば向精神薬服用の考え方、生存をめぐる自由と介入の境界などについて、立岩先生と意見交換されました。最後の質疑応答の時間に、精神医療の地域移行について批判的な問題提起をされていたことも強く印象に残っています。この貴重なインタビューは、いずれ皆様にも読んでいただけますよう準備を進めています。
新幹線の時間までインタビューに応じてくださいました山本眞理さん、参加された皆様、この日に心を尽くされた方々にお礼を申し上げます。ありがとうございました。
*作成:
藤原 信行 更新:
渡辺 克典