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2009年1月号 特集:金融恐慌――クラッシュする世界経済
2009年2月号 特集:ケアの未来――介護・労働・市場 [別ファイル]
2009年3月号 特集:オバマは何を変えるか――新‐新世界秩序
2009年4月号 特集:変わりゆく教育
2009年4月臨時増刊号 総特集:ダーウィン――『種の起源』の系統樹 [別ファイル]
2009年5月号 特集:ケインズ――不確実性の経済学
2009年6月号 特集:ミシェル・フーコー [別ファイル]
2009年7月号 特集:人間/動物の分割線 [別ファイル]
2009年7月臨時増刊号 総特集:加藤周一
2009年8月号 特集:経済学の使用法――キーパーソンは誰か
2009年8月臨時増刊号 総特集:マイケル・ジャクソン
2009年9月号 特集:ガリレオ
2009年10月号 特集:政権交代――私たちは何を選択したのか
2009年11月号 特集:大学の未来 [別ファイル]
2009年12月号 特集:日本の数学者たち――和算から現代数学まで
2009年12月臨時増刊号 総特集:フッサール――現象学の深化と拡張
■しかく『現代思想』37-01(2009-01) 2009年01月01日
連載――日本を問い直す
第12回 続・政治的であること / 川田順造
連載――通天閣
第11回 無政府的新世界(4)
Trans Pacific Syndicalism/Trans Pacific "New World"(下) /
酒井隆史
連載――家族・性・市場
第40回 税制について・3 「労働インセンティヴ」 2 /
立岩真也
特集=金融恐慌 クラッシュする世界経済
【事件】
財政でゆこう / ポール・クルーグマン (訳=長原豊)
オバマ政権の政治課題 / ポール・クルーグマン (訳=長原豊)
【危機】
露わとなった潰滅的危機 / ロバート・ブレナー (訳=長原豊)
制度の失敗 経済の混乱と終わらない戦争 /
アレックス・カリニコス (訳=佐藤隆)
現代金融危機を考える なぜ危機は繰り返されるのか / 萩原伸次郎
米国が 「デリバティブ規制」 に踏み込む可能性について 欧による 「規制強化」 と米国による 「管理強化」 とのせめぎ合い / 本山美彦
【恐慌】
新たなメルトダウンを回避するために
/ ジェイムズ・クロッティ+ジェラルド・エプシュタイン (訳=佐藤良一)
進行する危機 / レオ・パニッチ+サム・ギンディン (訳=沖公祐+長原豊)
【経緯】
サブプライム金融恐慌の構造と意義 / 伊藤誠
日本の金融危機とネオリベラリズム / 芳賀健一
経済と 「政治の季節」 / 長原豊
【政治経済】
大統領選の蒙昧と経済崩壊 オバマはグランド・キャニオンを直視できるか? / マイク・デイヴィス (訳=長原豊)
この危機はいかなる現実において惨状(スペクタクル)なのか? / アラン・バディウ (訳=長原豊)
馬鹿だなあ。肝腎なのは政治(、、)経済なのに!
階級闘争、都(ワシントン)に行く /
スラヴォイ・ジジェク (訳=長原豊)
現下の瓦落(ガラ)は全面的事故そのものを象徴している / ポール・ヴィリリオ (訳=長原豊)
研究手帖
4'33'' のパラダイス /
千葉雅也
■しかく『現代思想』37-3(2009-03) 2009年03月01日
連載――日本を問い直す
第14回 黒人であること この永遠の問題 / 川田順造
連載――通天閣
第13回 無政府的新世界(6) 借家人の精神からの〈社会的なもの〉の誕生(中) /
酒井隆史
連載――家族・性・市場
第41回 税制について・4 /
立岩真也
特集=オバマは何を変えるか 新‐新世界秩序
【チェンジ】
オバマ大統領就任演説 / (訳=荒このみ)
【インタヴュー】
決定的な年 /
姜尚中
【討議】
まがいものの夢 アメリカニズムとは何か / 西谷修+
土佐弘之
【オバマとは誰か】
リンカーンの聖書とアメリカン・イデオロギー / 荒このみ
勝利の代償 オバマ政権と、「新しい周期(サイクル)」 / 木下ちがや
【テロとの戦争】
世界の未来を透視する / 板垣雄三
オバマのイスラエル‐パレスチナ問題 /
ノーム・チョムスキー (訳=早尾貴紀)
パキスタンに進行するアメリカの戦争 / タリク・アリ (訳=鵜飼健史)
【経済危機】
環境・国家・資本主義 グリーン・ニューディールの行方 / 萱野稔人+諸富徹
アメリカ新自由主義の現在 / 平野健
経済危機下のアメリカ経済とその行方 / 増田正人
【交差する思惑】
オバマはソフト・パワーの回帰を仕切れるか / ジョセフ・S・ナイ Jr. (訳=長原豊)
大統領の贈り物(ファルマコン) "The Empire Strikes Barack"? / 長原豊
【多極化】
グルジア紛争後の中央ユーラシアとロシア 小国のバーゲニング・パワーが作る国際秩序 / 宇山智彦
中国の予測は如何に可能か? / 丸川哲史
研究手帖
制度創出としての歴史 / 大山載吉
■しかく『現代思想』37-4(2009-04) 2009年04月01日
新連載――和辻倫理学とは何か
第1回 なぜいま和辻倫理学なのか 和辻倫理学と昭和の刻印 / 子安宣邦
新連載――リハビリテーション身体論
第1回 私が身体であり、身体が私である リハビリテーション身体論・序説 / 宮本省三
連載――日本を問い直す
第15回 「黒人であること」 が投げかけ続ける問題 / 川田順造
連載――通天閣
第14回 無政府的新世界(7) 借家人の精神からの〈社会的なもの〉の誕生(下) /
酒井隆史
連載――家族・性・市場
第42回 税制について・5 /
立岩真也
特集=変わりゆく教育
【教育の現在・未来】
教育の現在、そして未来に向けて / 佐藤学
心の教育を超えて /
小沢牧子
【新指導要領のもとで】
静かにしてセンセイの話を聞きなさい! 学校はどこまで学校であるのか /
岡崎勝
リキッド・モダンな消費社会における教育の迷走 文化と消費の抗争 / 松下良平
【新たな教育】
教育改革と教員像 / 赤田圭亮
新学習指導要領における官許の 「偽装」 / 子安潤
【教育と財政】
教育商品化の現在 / 佐々木賢
ゴリアールたちの帰還 / 谷口清彦+白石嘉治
【大学の未来】
人文系研究者であることの幸福 大学において私たちは何を信じることを許されているのか / 西山雄二
大学の未来 カッティング・エッジ / サミュエル・ウェーバー (訳=河野年宏+宮?ア裕助)
琉球大学の無謀な 「改革」 外国語授業の大幅削減は何を意味するのか / 森美千代
研究手帖
時鳥を聴き、文目草を観る / 串田純一
■しかく『現代思想』37-6(2009-05) 20090501
連載――和辻倫理学とは何か
第2回 和辻は倫理学を作り直す 既知の倫理学とは何か / 子安宣邦
連載――リハビリテーション身体論
第2回 世界に意味を与える身体 ペルフェッティの身体思想と認知運動療法 / 宮本省三
連載――日本を問い直す
第16回 「白い心、黒い仮面」 またはアイデンティティーの多重性について / 川田順造
連載――家族・性・市場
第43回 税制について・6 /
立岩真也
特集=ケインズ 不確実性の経済学
【ケインズと現代】
ケインズの思想 / 伊東光晴
ケインズ=ベヴァリッジの時代を振り返って / 宇沢弘文
【危機の経済学】
考えられない破綻がケインズを蘇らせた / ロバート・スキデルスキー (訳=平井俊顕)
ケインズと恐慌 / アクセル・レィヨンフーヴッド (訳=佐藤隆)
いったい誰がケインズ主義者なんかになるのか / メグナッド・デサイ (訳=沖公祐)
【資本主義の転換】
なぜアメリカの景気刺激策は失敗する定めにあるのか / デイヴィッド・ハーヴェイ (訳=長原豊)
資本主義(市場社会)はいずこへ 転機のマニフェスト / 平井俊顕
【貨幣】
不況への新たなアプローチ
『一般理論』 を読み直す /
小野善康
【不確実性】
『確率論』 のパースペクティヴ 多元的な不確実性の論理 / 伊藤邦武
「時間」 と 「不確実性」 の理論 / 小島寛之
【国家】
ケインズへの回帰なのか /
アントニオ・ネグリ (訳=長原豊)
ブリダンの驢馬と血気 ケインズの〈永遠の現在(いま)〉 / 長原豊
ケインズ主義の可能性と限界 カレツキ経済学の視点から / 鍋島直樹
【理論】
ケンブリッジ学派の雇用・利子・貨幣理論とケインズ / 伊藤宣広
ケインズ、その可能性の中心 / 吉田雅明
研究手帖
脳と体を創造する / 増田靖彦
■しかく『現代思想』37-9(2009-7e) 2009/07/
臨時増刊号 総特集:加藤周一
青土社,253p. ISBN-10: 4791711998 ISBN-13: 978-4791711994 1238+
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