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目次
■しかくパレスチナの病者・障害者についての報道
■しかくイスラエルの病者・障害者についての報道
■しかく発言等
関連ページ
■しかく金城 美幸
■しかくパレスチナの平和を考える会
■しかく「森沢典子(パレスチナ情報)」
■しかくウクライナ情勢と障害者
■しかくパレスチナの病者・障害者についての報道
◆だいやまーく2024年05月25日 「パレスチナ刺しゅうの帯、病院再建... 神奈川で広がる支援の輪」,『毎日新聞』
[外部リンク]https://mainichi.jp/articles/20240522/k00/00m/040/332000c
[...] 18日に東京都内のワリード・シアム駐日パレスチナ大使公邸で開催されたチャリティー会合。呼びかけたのは、「パレスチナ刺繡(ししゅう)帯プロジェクト」を主宰し、現地女性を支援する山本真希さん(45)だ。 参加した約25人の女性らは、大使からパレスチナの歴史と現状を聞いたほか、山本さんがプロジェクトの背景や見通しを説明した。収益は大使を通じガザに届けるという。 「刺しゅうをしてくれた女性たちの安否は不明。作業施設も破壊された」。厳しい報告に聴衆の表情は硬い。 [...] イスラム組織ハマスの攻撃に対するイスラエル軍の報復で、ガザ地区の主要病院は破壊された。◯◯さんは「友人らと病院は再建したいと考えている」と話した。 [...] タリバン支配下のアフガンでは、女性の就労や教育は厳しく制限されており、弱い立場の女性や子どもが苦境にあるのはガザ地区と同様だ。来月にはアフガンの女性を日本に招き、支援について協議する。 取材した女性たちの思いは共通している。「虐げられる人たちのために自分ができることをやりたい」 「パレスチナ刺繍帯プロジェクト」の問い合わせは、info@icejinc.co.jpへ。
◆だいやまーく2024年05月24日 「イスラエル軍、ラファ中心部近くに侵攻 地上部隊増強、空爆は強化」,『毎日新聞』
[外部リンク]https://mainichi.jp/articles/20240524/k00/00m/030/297000c
ガザ保健当局は23日、ラファから多くの避難民が流入する中部デルバラーのアルアクサ殉教者病院が、燃料不足で閉鎖の危機にあると発表した。同病院が閉鎖されれば、デルバラーの病院は残り二つになるという。
◆だいやまーく2024年05月24日 「ラファを去る決断、最後の夜の空爆 家族には隠した感情を伝えたい」,『朝日新聞』
[外部リンク]https://www.asahi.com/articles/ASS5S2DN4S5SUHBI030M.html
5月17日、私たち家族はついにラファを離れた。イスラエル軍の激しい攻撃を浴びても、イスラエル軍から退避勧告が出ても、しばらくはラファを離れるのを拒否していた。いまは苦しみにさらされていても、生まれ育ったこの街には思い出が詰まっている。この街を失うことは私にとって、心のよりどころを失うことに等しい。それでも、ラファの大きな病院が空爆を受けて、私は考え直した。
イスラエル軍の地上部隊の装甲車両に囲まれて逃げられなくなったらどうなるのか。私たちは戦闘を半年以上耐え忍んだ。でも結局イスラエル軍に殺戮(さつりく)された大勢のパレスチナ人の一人となるのだろうか。大切な妻や子どもたち、母や兄弟がそんな結末を迎える姿を考えるのは苦しい。 毎晩こう考えていた。
なぜ、もっと早く逃げないのかと思うかもしれない。イスラエル政府はラファで地上部隊を展開すると繰り返し言ってきた。
でも私はどこかで期待していたのだ。国際的な圧力が功を奏して、イスラエルとハマスがこの戦争を何らかのかたちで終わらせることで合意するのではないか、と。
◆だいやまーく2024年05月24日 「米桟橋から搬入の物資、数日遅れで配布開始 ガザ」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35219291.html
米軍は数日前から桟橋での作業を開始したが、数キロ先でイスラム組織ハマスがイスラエル軍に無人機攻撃を仕掛けたため、倉庫への搬送が停止されていた。今週初めには一部のトラックが搬送途中で略奪された。米国防総省は21日、桟橋から搬入された物資が住民に全く届いていないことを認めていた。 [...]
米中央軍のクーパー副司令官は、 [...] 「こうした雰囲気から、現地がどんな活動環境なのかがある程度伝わるだろう」と述べた。
同氏が確認したところによると、現地で桟橋関連の作業にあたっていた米兵3人が負傷した。このうち2人は足首の捻挫と背中の軽傷でイスラエルの病院へ運ばれた後、任務に復帰している。1人は補助艦上で負傷し、重体とされる。
◆だいやまーく2024年05月24日 「パレスチナ人数十人死亡、イスラエル軍のガザ攻撃で」,『ロイター』
[外部リンク]https://jp.reuters.com/world/us/7HL4GS6VQ5N5REJPQESKT727VU-2024年05月24日/
医療関係者によると、ガザ地区中部の病院では集中治療室と新生児室を除き、電力供給が停止している。
◆だいやまーく2024年05月23日 「イスラエル軍によるヨルダン川西岸地区襲撃、パレスチナ人12人が死亡」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_119978/
ジェニン:イスラエル軍によるヨルダン川西岸地区ジェニンへの2日間にわたる空襲で、少なくとも12人のパレスチナ人が死亡したと、保健当局とAFP通信が木曜日に伝えた。
[...]
ラマッラーのパレスチナ保健省によれば、イスラエル軍は火曜日の朝から始まった戦闘で、4人の子供を含む12人を殺害し、25人を負傷させたという。
パレスチナの公式通信社Wafaと国境なき医師団は、ジェニンのハリル・スレイマン政府病院の外科医ウサイード・ジャバリーン氏が火曜日に殺害されたと報告した。
[...]
◆だいやまーく2024年05月23日 「ガザ南部ラファでの食料配給が停止、物資不足と敵対行為で=国連機関」,『BBC』
[外部リンク]https://www.bbc.com/japanese/articles/cn44jndy51do
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は21日、パレスチナ自治区ガザ地区南部の街ラファでの食料配給について、支援物資の不足と、現地での安全を確保できないことを理由に停止されたと発表した。
[...]
UNRWAは同機関の保健センターが過去10日間にわたり医療物資を受け取っていないことも明らかにした。
[...]
ガザでの戦闘開始から7カ月がたつ中、イスラエルは、ラファ制圧と、最後に残っているハマス大隊の排除なしに勝利はあり得ないと主張している。
一方で国連や西側諸国は、ガザへの全面攻撃は多数の民間人の死と人道的大惨事につながりかねないと警告している。
イスラエル軍の作戦で倉庫などにアクセスできず
[...]
UNRWAは21日の報告書で、イスラエルの作戦によりUNRWAの配給センターとWFPの倉庫へアクセスできなくなり、食料配給を停止せざるを得なくなったと説明した。
この影響について尋ねられたステファン・デュジャリック国連報道官は、「(ガザの)人々は食事を取れずにいる」と、米ニューヨークで記者団に答えた。
[...]
イスラエル軍、物資搬入を「促進している」と
[...] 国連は、ガザに安全な場所はどこにもなく、指定された地域はすでに多くの人でごった返し、清潔な飲料水の供給や衛生施設もないとしている。
[...]
国連は「飢饉」を警告、海上からの物資搬入は
3月に発表された、国連の支援を受けた評価報告は、ガザの110万人が壊滅的なレベルの飢餓に直面し、推定30万人が身動きが取れなくなっているガザ北部では5月までに飢饉(ききん)が起こりうると警告していた。
[...]
[...] 国防総省報道官のパット・ライダー准将は米ワシントンで記者団に対し、人道支援組織による物資の配給には至っていないと述べた。
[...] 翌日に運ぶ予定だった16台のうち11台は、飢えた群衆に行く手を阻まれたという。
「これらのトラックは、援助活動が行われていない地域を走行していた」と、ドゥジャリック氏は説明した。「自分たちには全く援助が届かないのではないかと、彼らは不安だったのだと思う。彼らは可能な限りのものをつかんでいた」。
病院が攻撃受けたとの報告も
こうした中、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は、IDFとパレスチナの武装勢力がジャバリア近郊で戦闘を繰り広げる中、ガザ北部で部分的に機能しているガザ最大の病院が21日、4回も攻撃を受けたとの報告があると警鐘を鳴らした。
北部ベイト・ラヒアにあるカマル・アドワン病院の救急部門がIDFのミサイル攻撃を受け、患者をベッドごと病院の外の道路に運ばざるを得なくなったとの報告が、複数の医療従事者から寄せられている。IDFはこうした報告について確認中だとした。
WHOはまた、ジャバリアのアル・アウダ病院が19日から包囲され、スタッフや患者、付き添いの人々が院内に閉じ込められているとしている。
[...]
◆だいやまーく2024年05月23日 「西岸ジェニンでパレスチナ人11人死亡、イスラエル軍の作戦 当局者」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35219242.html
◆だいやまーく2024年05月23日 「アイルランド・ノルウェー・スペイン「パレスチナ、国家として承認」」,『韓国 : 中央日報』
[外部リンク]https://japanese.joins.com/JArticle/318977
◆だいやまーく2024年05月23日 「パレスチナ刺繍帯プロジェクト 現地の女性支えたい 破壊された病院再建の構想も /神奈川」,『毎日新聞』
[外部リンク]https://mainichi.jp/articles/20240523/ddl/k14/040/102000c
◆だいやまーく2024年05月22日 「ノルウェー、アイルランド、スペインがパレスチナ国家を承認へ」,『BBC』
[外部リンク]https://www.bbc.com/japanese/articles/cd11dglngmxo
◆だいやまーく2024年05月22日 「大統領事故死のイランの体制「古いヘリコプターのよう」 国際政治学者・高橋和夫氏が指摘」,『産経新聞』
[外部リンク]https://www.sankei.com/article/20240522-DJDD2LRXLFF2ZG6HWOIF35YDGE/
◆だいやまーく2024年05月22日 「イスラエルは大規模なラファ作戦をめぐるバイデン氏の懸念の多くに対処した、と米政府高官」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_119845/
国防総省のパット・ライダー報道官はワシントンで記者団に対し、ここ数日間、桟橋からの援助物資の輸送は一時停止していたが、火曜日には再開したと述べた。国連からの確認はなかった。
[...]
WFPのアベール・エテファ報道官は、「ガザでの人道支援活動は崩壊に近い」と述べた。「食糧やその他の物資が「大量に」ガザに入ることを再開しなければ、飢饉のような状況が広がるだろう」と彼女は述べた。
[...]
国際刑事裁判所の主任検察官は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とヨアヴ・ガラント国防大臣を「戦争方法としての飢餓の使用」の疑いで訴えた。検察は、ハマスの3人の指導者を、同グループによる10月7日の攻撃での市民殺害をめぐる戦争犯罪で訴えた。
国連によれば、ガザでは人口のほぼ半分にあたる約110万人が壊滅的な飢餓に直面しており、飢饉の瀬戸際にあるという。 [...] 国連によれば、5月10日以降、イスラエルから近くのケレム・シャローム検問所を経由してガザに入ったトラックはわずか36台程度だった。
[...]
国連は数カ月前から、イスラエルによるラファへの攻撃は、ガザ全域のパレスチナ人に食料や医薬品などの物資を届ける努力を台無しにしかねないと警告してきた。戦争中、ラファでは、飢えた子どもたちがその場しのぎの炊き出しで鍋やプラスチックの容器を差し出す光景が見られ、多くの家族が1日1食しか食べられなくなっていた。 [...]
◆だいやまーく2024年05月22日 「イスラエル軍、ガザ北部ジャバリアで病院攻撃 南部ラファも空爆」,『ロイター』
[外部リンク]https://jp.reuters.com/world/security/Y6W3F63IP5K5FE2KVABBBT4BDA-2024年05月22日/
医療関係者によると、ジャバリアのカマルアドワン病院がミサイル攻撃を受けたほか、アウダ病院はイスラエル軍戦車に包囲されて3日になる。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、ガザ北部で機能している病院はこの2カ所だけだと述べた。 一方、保健当局によると、南部ではハンユニスの住宅が空爆を受けて子ども3人が死亡。ラファの住宅でも子ども3人を含む少なくとも5人が死亡した。 こうした中、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は21日、物資の不足と安全上の理由からラファで食料配布を停止したと発表した。
◆だいやまーく2024年05月22日 「UNRWAが食料配給停止 ガザ南部、人道危機悪化も」,『日本経済新聞』
[外部リンク]https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB221CS0S4A520C2000000/
◆だいやまーく2024年05月22日 「国連機関UNRWAがガザ南部で食料配給停止、イス...」,『日刊スポーツ』
[外部リンク]https://www.nikkansports.com/general/news/202405220000095.html
◆だいやまーく2024年05月21日 「西岸ジェニンにイスラエル軍の攻撃、7人死亡」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35219175.html
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区の都市ジェニンに21日、イスラエル軍の攻撃があり、パレスチナ保健省によると7人が死亡、9人が負傷した。 保健省によれば、死者のうち1人は50歳の外科医で、病院へ出勤する途中に銃撃を受けた。 この病院の責任者はCNNに、市内の学校に通う生徒1人が死亡し、職場へ向かっていた複数の高齢者が負傷したと語った。
◆だいやまーく2024年05月21日 「イスラエル軍、ヨルダン川西岸ジェニンを攻撃 7人死亡」,『ロイター』
[外部リンク]https://jp.reuters.com/world/mideast/TOUM426DPNNPXLLFDSCJTR7HRI-2024年05月21日/
ジェニンの病院の院長は死亡したパレスチナ人に外科医が含まれていると語った。病院の近くで殺されたという。
◆だいやまーく2024年05月21日 「ガザ北部の病院、軍が再包囲」,『デイリースポーツ』
[外部リンク]https://www.daily.co.jp/society/world/2024/05/21/0017678950.shtml
◆だいやまーく2024年05月21日 「ガザ北部の病院、イスラエル軍が軍再包囲 敷地に攻撃、負傷者など150人が院内に」,『産経新聞』
[外部リンク]https://www.sankei.com/article/20240521-KWSHGZ2FV5NS7JAX5XZDOCMF6E/
◆だいやまーく2024年05月21日 「ガザ北部の病院、軍が再包囲 敷地攻撃、飲み水と燃料枯渇懸念」,『47NEWS : 共同通信』
[外部リンク]https://www.47news.jp/news/10950715.html
◆だいやまーく2024年05月21日 「ガザ北部の病院、軍が再包囲 敷地攻撃、飲み水と燃料枯渇懸念」,『中日新聞』
[外部リンク]https://www.chunichi.co.jp/article/901692
北部ジャバリヤで軍に包囲されたアルアウダ病院のムハンマド・サルハ院長は20日、共同通信の電話取材に対し「敷地内に激しい攻撃が続いている。飲み水がなくなり、燃料もなくなりそうだ」と苦境を訴えた。 サルハ氏によると、軍が病院包囲を始めたのは19日。昨年12月に約20日間包囲されたのに続き2回目だ。現在、医師や看護師、負傷者ら約150人が院内にいるという。 サルハ氏は軍の包囲で外部から飲み水が届かないとし「塩分が混じった井戸水を飲まざるを得ない」と声を詰まらせた。
◆だいやまーく2024年05月21日 「ガザ北部ベイトラヒヤに爆撃、死者12人」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35219154.html
パレスチナ自治区ガザ地区北部のベイトラヒヤが20日、イスラエル軍の爆撃を受け、地元保健当局者らによると少なくとも12人が死亡した。
[...]
現場にいた男性の1人はCNNに、がれきの下敷きになっているのは大半が避難民の女性や子どもたちだと話し、「ここには安全な逃げ場所がない」と訴えた。
イスラエル軍は最近、ガザ北部の複数の場所で攻撃を激化させ、地上と空中から「テロリスト200人以上を排除し、テロ施設や地下トンネルを破壊した」と主張している。
◆だいやまーく2024年05月20日 「イスラエルとハマス、ICCでの戦争犯罪容疑での指導者逮捕を拒否」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_119693/
イスラエル軍は月曜日、先週ガザから回収された4人の人質の遺体が、北部のジャバリアの地下トンネルで発見されたと発表した。 イスラエル軍は、これまで武装勢力のほぼ排除が宣言されていた北部と中央部で戦闘を続けており、軍はジャバリアで200人の武装勢力を殺害したと発表した。 イスラエルは、長い間封鎖されていたガザ地区を包囲し、240万人の人々から清潔な水、食料、医薬品、燃料への通常のアクセスを奪ってきた。
◆だいやまーく2024年05月20日 「ネタニヤフ首相に新たな危機、イスラエルの政治的緊張が沸点に」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35219119.html
◆だいやまーく2024年05月20日 「ガザ北部でイスラエル軍の攻撃続く 病院で備蓄切れの危機も」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35219100.html
[...] ガザ北部のカマル・アドワン病院の責任者は19日、CNNとのインタビューで、北部ではアウダ病院が占拠された今、完全な医療サービスを提供しているのはこの病院だけになったと指摘。同病院には18日以降、約60人の遺体と負傷者200人以上が運び込まれたと述べた。医療物資が底を突きかけ、物資不足のために死亡した負傷者もいると訴えた。 病院のスタッフが不足し、燃料の備蓄も残り少ないという。同責任者はさらに、北部ジャバリヤの難民キャンプから数人の遺体を受け入れたと述べ、イスラエル軍が救急車を狙い撃ちしたために病院へ搬送できなかった負傷者らが死亡したと主張。「困難で厳しい状況だ」「病院周辺の砲撃は日夜を問わず続き、スタッフを恐怖と不安に陥れている」と語った。
◆だいやまーく2024年05月20日 「イスラエル軍が難民キャンプに空爆、35人死亡 ガザ中部」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35219094.html
◆だいやまーく2024年05月19日 「ガザの病院、イスラエルによるヌセイラット攻撃で20人が死亡したと発表」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_119599/
ガザの病院は日曜日、パレスチナ自治区中央部の難民キャンプにある家を標的としたイスラエル軍の空爆により、少なくとも20人が死亡したと発表した。
「ガザ中心部のヌセイラット難民キャンプにあるハッサン一家の家を狙ったイスラエル軍の空爆により、20人が死亡、数人が負傷した」とアル・アクサ殉教者病院は声明で述べた。
[...]
パレスチナの通信社Wafaは、負傷者の中には数人の子供が含まれており、救助隊が瓦礫の下に閉じ込められた行方不明者を捜索していると伝えた。
◆だいやまーく2024年05月19日 「なぜ米政治家らは日本を貶めるのか?」,『イラン : Pars Today』
[外部リンク]https://parstoday.ir/ja/news/japan-i124350
◆だいやまーく2024年05月19日 「戦争で荒廃したガザの女性と少女たちは、水、衛生設備、衛生の崩壊にどのように対処しているか」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_119567/
UNウィメンは、昨年10月以来、少なくとも1万人の女性が死亡している現在進行中のイスラエルの攻撃を「女性に対する戦争」と表現している。
適切なサービスを受けられず、100万人以上の女性と女児が日々の困難と深刻な健康リスクに直面している。
[...]
UNウィメンは、10月7日のハマス主導によるイスラエル南部への攻撃をきっかけに始まったイスラエルのガザでの軍事作戦を「女性に対する戦争」と表現し、紛争開始以来少なくとも1万人が死亡し、そのうちの6千人以上が母親であるとしている。
[...]
ガザの女性や少女にとって最大のリスクは、イスラエルの砲撃による負傷や死だが、「ガザの不衛生な環境や水の不足は、女性や少女の健康や尊厳にも大きな悪影響を及ぼしている」と、Medical Aid for Palestiniansのガザ・プログラム・ディレクターであるフィクル・シャルトゥート氏はアラブニュースに語った。
[...]
夏が近づくにつれ、気温は上昇し、衛生設備や水、適切な食料へのアクセスの欠如によって引き起こされる伝染病の蔓延を悪化させる。暑さそのものも、子どもや高齢者にとっては大きな危険である。
[...]
「控えめに言っても、衛生状態は非常に悪い。女性や少女に関しては、プライバシーの問題があり、完全に欠如しています」
トイレがあるところでは、人々は「トイレを使うためだけに、見ず知らずの男女まで、いろんな人と一緒に並んで待たなければならない。トイレに入っている間、トイレのドアを叩く人がいて、まだ列が長いから早くしてくれと言われる。
そのため、女性や少女たちは「ナプキンを交換せず、洗わずに長時間耐える」ことになる。
国連の数字によると、ガザ地区には月経のある女性と思春期の少女が69万人以上いる。しかし、イスラエルによる封鎖のためにガザ地区へのアクセスが非常に限られている援助機関は、衛生キットの高い需要を満たすことができないでいる。
[...]
MAPのシャルトゥート氏は、女性用生理用品が「地元市場で不足している」ことを認め、このことが「女性と女児の心理的・身体的健康に影響を与えている」と強調した。
彼女は言う: 「生殖器感染症や尿路感染症、保護関連のリスクにさらされることで、彼女たちの健康に悪影響を及ぼしている」
[...]
シャワーを浴びるという単純な行為でさえ、ガザの女性にとっては数カ月前からほとんど不可能になっている。
[...]
UNウィメンが4月に発表したジェンダー・アラート報告書によると、汚染された水はA型肝炎患者の急増にもつながっており、女性と女児は伝統的な家事責任や病人の世話のために、この病気にさらされるリスクが高まっているという。
「欠乏と恐怖」と題されたこの報告書は、十分で尊厳のある施設の欠如が、女性や女児を生殖器感染症や尿路感染症にさらすことも強調している。
「このような状況は、女性や少女にとって危険で懸念すべき健康状態に発展する可能性があるのに、優先順位が与えられていないのは本当に残念です」とアル・アラジ氏は語った。
「医療施設やスタッフの時間、資源、能力に対する要求が高まっているため、女性の問題や女児の問題を優先させることは非常に困難なのです」
◆だいやまーく2024年05月19日 「ガザ中部の住宅に空爆、20人死亡 病院発表」,『AFPBB News』
[外部リンク]https://www.afpbb.com/articles/-/3520104
◆だいやまーく2024年05月18日 「WHO、ガザに10日間医療物資が届いていないと発表」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_119535/
ジャサレビッチ報道官は、最大の懸念は診療所や病院を運営し続けるために必要な燃料の問題だと述べた。ガザの医療施設は、運営を続けるために月に最大180万リットルの燃料を必要としている。
報道官によると、国境閉鎖以来、ラファに入ったのはわずか15万9000リットルだという。「これは明らかに十分ではありません」と同報道官は付け加え、パレスチナ全土にある36の病院のうち、現在「部分的に」稼働しているのは13病院だけであることを強調した。
「まだ機能している病院では燃料が不足しており、多くの命が危険にさらされている。ラファでの現在の軍事作戦は、無数の命を危険にさらしている」
◆だいやまーく2024年05月18日 「爆撃が続くガザで活動した大阪の看護師「知識・技術・経験があれば、どんな状況下でもできることがある」 報告会で学生らが耳を傾ける」,『TBSテレビ』
[外部リンク]https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1177976
◆だいやまーく2024年05月18日 「米国が建設した桟橋から援助物資が運び出され始めたガザ北部での激しい戦闘」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_119522/
ホワイトハウスによると、米国の医療従事者の一団は、医療を提供していた病院で立ち往生した後、ガザ地区を離れたという。
◆だいやまーく2024年05月18日 「爆撃が続くガザで活動した大阪の看護師「知識・技術・経験があれば、どんな状況下でもできることがある」 報告会で学生らが耳を傾ける」,『MBS : 毎日放送』
[外部リンク]https://www.mbs.jp/news/kansainews/20240518/GE00057493.shtml
大阪赤十字病院の看護師・川瀬佐知子さんは、去年7月にパレスチナ自治区ガザに入り、現地の看護師に看護技術を伝える活動などをしていました。しかし去年10月、イスラエルによって活動先の病院が攻撃され、爆撃が続く中、3週間半にわたり、けがをした避難民の治療や感染症対応などに当たったということです。 (大阪赤十字病院 看護師・川瀬佐知子さん)「看護師の知識・技術・経験があれば、どんな状況下でもできることがある。平常心を保てたのは、看護師として誰かのためにできることがあったから」 報告会には看護師を目指す学生も参加し、真剣な表情で川瀬さんの話に耳を傾けていました。
◆だいやまーく2024年05月18日 「米 ガザ浮桟橋から人道支援物資搬入開始 今後も支援を継続」,『テレ東BIZ』
[外部リンク]https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/txn/news_txn/post_296509
◆だいやまーく2024年05月17日 「【検証】国連はなぜガザ地区での女性と子供の死者数を下方修正したのか」,『BBC』
[外部リンク]https://www.bbc.com/japanese/articles/c9rz3kxe0x1o
ジェイク・ホートン、シャイアン・サルダリザデフ、アダム・ダービン、BBCヴェリファイ(検証チーム)
国連はこのほど、イスラム組織ハマスが昨年10月7日にイスラエルを襲撃して以降、パレスチナ自治区ガザ地区でのイスラエル軍の軍事活動で殺されたパレスチナ人の、女性と子供の割合を下方修正した。
国連は今月6日、公表されている死者数で女性と子供が占める割合は69%と発表した。その2日後、この割合は52%に修正された。
[...]
死者数はどのように記録されているか
ガザ地区での死者数は、GMOと保健省、二つの異なる当局から、異なる方法で発表されている。国連はこのほど、死者数の内訳データの出典をGMOから保健省に乗り換えた。
開戦当時、保健省は病院で記録された死者数しか発表していなかった。一方、GMOの統計には昨年11月以降、「信頼できるメディア報道」で記録された死者数が含まれている。
保健省は最近になって、GMOと同様のメディア報道のほか、家族によってオンラインフォームから登録された死者数もデータに加えるようになった。
つまり、保健省は現在、病院での記録、家族による登録、「信頼できるメディア報道」の三つのデータを公表している。
[...]
女性と子供の死者数は民間人の死者数を示していると解釈されることが多いため、激しい議論の的となっている。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は最近のインタビューで、ガザ地区では約3万人が殺されたとし、うち1万4000人が「テロリスト」で、1万6000人が民間人だと、証拠を示さずに語った。
戦争研究の専門家であるエリカ・チャーターズ教授は、戦時中に正確な犠牲者数を記録することは困難なため、数値がばらけることはよくあると述べた。
たとえばイスラエル当局は当初、昨年10月のハマスの襲撃の犠牲者を1400人と発表していたが、後に約1200人に下方修正した。
[...]
GMOは、この紛争で殺された女性と子供の割合は、全体の7割ほどだとしている。
一方、国連の最新の報告書では、身元が完全に特定されている2万4686人について、女性と子供が52%、女性が40%、そして「高齢者」が8%となっている。
この「高齢者」というカテゴリーには性別が示されておらず、どの年齢を指すのかも明らかではない。また、子供をどのように定義しているのかも不透明だ。
[...]
BBCはGMOに対し、なぜ死者数における女性と子供の割合が保健省のデータよりはるかに大きいのかを尋ねたが、この不一致について直接的な回答は得られなかった。
[...]
スパガット教授はBBCに対し、ガザ地区の死者数は戦争が始まってから6カ月という期間に対して「とてつもなく高い」と指摘。病院で記録・確認された死者数だけでも、戦争前の人口240万人の約1%に当たると述べた。
[...]
国連は先に、ガザ保健省とは「長年の協力関係」にあり、これまでの報告は信頼性が高く「よく練られたもの」とみなされていると述べている。
データ分析:ロブ・イングランド、ダニエル・ウェインライト
(英語記事 Gaza war: Why is the UN citing lower death toll for women and children?)
◆だいやまーく2024年05月17日 「ガザに支援物資を運ぶ桟橋完成 数日内に搬入へ」,『日本テレビ』
[外部リンク]https://news.ntv.co.jp/category/international/0365fc9965f0486696ce41f0f64c706f
ガザの赤十字国際委員会で広報をつとめる男性は、 医療が機能不全に陥っていると訴えました。赤十字国際委員会 ヒシャム・マンナさん「人々は汚水や廃水、大量のゴミで覆われた道路や歩道にテントを張って生活をしていて、これが公衆衛生上のリスクとなり伝染病や悪性の病気を蔓延させています。ガザの医療システムは崩壊しています」また、死者のおよそ7割が女性や子どもだと指摘し、多くの人が、がれきの下敷きになっているとして、被害の拡大に懸念を示しました。
◆だいやまーく2024年05月17日 「ガザ南部ラファから60万人が退避 イスラエル国防相「部隊の追加投入」を表明」,『テレ東BIZ』
[外部リンク]https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/hiru/news/post_296462
◆だいやまーく2024年05月17日 「赤十字職員"医療は機能不全" ガザ地区ラファ」,『日本テレビ』
[外部リンク]https://news.ntv.co.jp/category/international/af6d57877ded4fe8afc297448c1508da
パレスチナ自治区ガザ地区の最南部ラファに開設された野外病院について赤十字の職員がNNNのインタビューに応じ、ラファの危機的な状況を訴えました。ガザ地区ラファに9日、新たな野外病院が開設されました。60台のベッドに外科や産婦人科、小児科などがあり、一日あたり200人を診察することができます。ガザの赤十字国際委員会で広報をつとめる男性は、ガザの医療は機能不全に陥っていると訴えました。赤十字国際委員会 ヒシャム・マンナさん「人々は汚水や廃水、大量のゴミで覆われた道路や歩道にテントを張って生活をしていて、これが公衆衛生上のリスクとなり、伝染病や悪性の病気を蔓延させています。ガザの医療システムは崩壊しています」また、女性や子どもの犠牲者が増え続けていると指摘します。
◆だいやまーく2024年05月17日 「ハマス当局、ガザ紛争で100人以上の学者が死亡したと発表」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_119383/
104名のリストには、イスラム大学の学長であり、物理学と応用数学の主要な研究者であったスフィアン・タイエ氏が含まれている。
トップ外科医で医学教授のアドナン・アル=バルシュ氏もリストアップされている。
パレスチナ自治区、ガザ地区: ガザ当局は木曜日、7ヶ月以上前に戦争が始まって以来、イスラエル軍によって殺害されたとする100人以上の学者や研究者のリストを発表した。
[...]
パレスチナ囚人クラブによると、50歳のバルシュ氏は、昨年12月にガザ北部のアル・アウダ病院で他の医師とともに拘束された後、4月19日にイスラエルの拘束下で死亡した。
[...]
ハマス政府は、「世界の自由な国々、そして世界中の教育や高等教育に関連するすべての組織が、この歴史的犯罪を非難し、大量虐殺戦争を止めるよう占領軍に圧力をかけるよう」呼びかけた。
[...]
ハマスが支配するガザの保健省によると、イスラエルによるハマスへの報復戦争によって、ガザでは少なくとも3万5272人が死亡した。
◆だいやまーく2024年05月17日 「パレスチナのガザ最南部ラファから60万人超が退避...」,『日刊スポーツ』
[外部リンク]https://www.nikkansports.com/general/news/202405170000142.html
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は16日、イスラエル軍が限定的地上作戦を進めるパレスチナ自治区ガザ最南部ラファから市民60万人以上が退避したと発表した。大半は軍が指定したラファ北方の地域に向かったとみられる。イスラエルのガラント国防相は声明で「ラファに部隊を追加投入する」と表明。作戦の拡大が懸念されている。 軍が限定的地上作戦を開始した6日時点で、ラファには約120万人の避難民らが密集していた。退避による混乱も広がっており、OHCHRは「強制的な移動は子どもや高齢者、障害者らを危険にさらす」とイスラエルを批判。生活必需品の供給を優先すべきだと訴えた。 米軍は16日、海上から支援物資を搬入するためガザ海岸で浮桟橋の固定を完了した。国連のハク事務総長副報道官は米軍に謝意を示す一方で「飢餓を回避するには陸上輸送が必要だ」と述べた。限定的地上作戦の開始後、陸路での支援物資搬入の大動脈、ラファ検問所は閉鎖が続いている。
◆だいやまーく2024年05月17日 「ラファから60万人超退避 イスラエル「部隊追加投入」表明」,『産経新聞』
[外部リンク]https://www.sankei.com/article/20240517-HVAH32GERRLCJGPWFV3IWAHEJA/
◆だいやまーく2024年05月17日 「ラファから60万人超が退避 イスラエル、部隊を追加投入へ」,『47NEWS : 共同通信』
[外部リンク]https://www.47news.jp/news/10931855.html
◆だいやまーく2024年05月17日 「ラファから60万人超が退避」,『デイリースポーツ』
[外部リンク]https://www.daily.co.jp/society/world/2024/05/17/0017661810.shtml
◆だいやまーく2024年05月17日 「ラファから60万人超が退避 イスラエル、部隊を追加投入へ」,『中日新聞』
[外部リンク]https://www.chunichi.co.jp/article/899690
◆だいやまーく2024年05月16日 「「イスラエル支持派のクリスチャンは懺悔すべき」 キリスト教コミュニティから出された書簡を読む」,『イラン : Pars Today』
[外部リンク]https://parstoday.ir/ja/news/middle_east-i124338
◆だいやまーく2024年05月16日 「イスラエル首相、数十万人がラファから脱出するも人道的危機はないと発言」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_119318/
ベンヤミン・ネタニヤフ・イスラエル首相は水曜日、激しい戦闘の中、数十万人がガザ南部から避難しているにもかかわらず、ラファでは「人道的大惨事」は起きていないと主張した。 一方ハマス側は、パレスチナ人が1948年のイスラエル建国時に約76万人のパレスチナ人が故郷から逃れたり追い出されたりした「ナクバ」から76年目を迎える中、ガザの戦後政府に関するいかなる決定にも参加すると主張した。 [...] 欧州連合(EU)はイスラエルに対し、ラファでの軍事作戦を「直ちに」中止するよう求め、そうしなければEUとの関係に「大きな負担を強いることになる」と警告した。 [...] 英国の発表によると、100トンの仮設シェルター・キットを積んだ英国からの物資は、水曜日にキプロスを出発し、米国がガザに建設した桟橋に向かった。
人道支援物資を積んだ別の車列は月曜日、ヨルダン川西岸地区を通ってヨルダンから横断した後、イスラエルの右翼活動家によって略奪された。
◆だいやまーく2024年05月16日 「不妊治療で双子を妊娠したガザの妊婦「恐怖と苦悩の67日間の記録」」,『COURRiER Japon』
[外部リンク]https://courrier.jp/news/archives/364513/
ガザで避難生活を送るパレスチナ人女性スーマヤのいちばんの願いは、お腹のなかにいる双子を安全に出産することだ。ところが、イスラエル軍の攻撃が激化するなか、彼女は空爆と医療崩壊の危機に直面する。 [...] ガザには妊娠している女性が約5万人いるが、その大半は戦争が始まって以来、妊婦健診を受けられていない。 食料や医療サービスが不足しているせいで、重度の貧血症を患う人も多い。これは妊婦にとって危険な状態だ。移動には危険を伴い、多くの医療施設が閉鎖されているため、病院で出産できない妊婦もいる。 [...] ガザに暮らすスーマヤ・マスード(31)は、双子の出産予定日を数週間後に控えるなか、本誌の取材に応じた。 長年の不妊治療の末にようやく妊娠 1月14日 妊娠後期を迎えたスーマヤが、床に使い古しのマットレスを敷いて横たわっている。 [...] スーマヤは20歳で結婚した。中古家具を販売する夫のイブラヒムとすぐに子供を持とうとしたが、なかなか授からなかった。友人や親戚からは「いつになったら子供ができるの?」と、ときにさりげなく、ときに露骨に尋ねられた。スーマヤはその時期を「失われた年月」と呼ぶ。「母親になる夢に1日中、取り憑かれていました」と打ち明ける。 [...] スーマヤは戦時下の病院に行くのが怖くてたまらない。病院はひどい惨状にあり、大半の医療器具は滅菌もされていない。「もし出産中に大量に出血したら、助からないかもしれない」と彼女は言う。疲労もたまっている。砲撃やロケット弾の音で夜も眠れないし、毎日何キロも歩き回って、料理に使う薪を探さねばならない。 麻酔なしで帝王切開に耐えた妊婦の記事を、スーマヤは思い出さないようにしている。「想像するだけで、手足が凍りつくような恐怖を感じます」と彼女は言う。 [...] 1月25日 夕方、スーマヤは腹部に鋭い痛みを感じる。陣痛に違いないと思う。アル・アクサ病院に電話をかけるが、なかなかつながらない。40回ほどかけ続けて、ようやくオペレーターが出る。 [...] 20分後に救急車が到着した。だが運転手はアル・アクサ病院へは搬送できないと言う。爆撃の負傷者の対応に追われているからだ。代わりに、1時間ほど離れたアル・アウダという私立病院へ向かう。出産を間近に控えた妊婦に対応しているという。
◆だいやまーく2024年05月16日 「イスラエル首相、ガザ地区「人道危機は起きていない」」,『日本テレビ』
[外部リンク]https://news.ntv.co.jp/category/international/0743f2f5469a4908a31c5529c011f421
◆だいやまーく2024年05月15日 「エルドアン大統領、ハマスが敗北すればイスラエルはトルコに「照準を合わせる」と発言」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_119282/
トルコの指導者は月曜日、ハマスの1,000人以上のメンバーがトルコの病院で治療を受けていると述べた。 [...] エルドアン大統領は、10月7日のハマスの攻撃後、イスラエルによるパレスチナ自治区での戦争を声高に批判しているが、祖国を守るパレスチナ人グループへの支持をしばしば表明している。
◆だいやまーく2024年05月15日 「【詳細】イスラエル・パレスチナ・中東情勢(5月15日)」,『NHK』
[外部リンク]http://www3.nhk.or.jp/news/html/20240515/k10014449401000.html
◆だいやまーく2024年05月15日 「イスラエルが学校を標的に空爆、子供9人含む40人死亡...「ハマスが計画を練るための一室がある」」,『読売新聞』
[外部リンク]https://www.yomiuri.co.jp/world/20240515-OYT1T50172/
◆だいやまーく2024年05月15日 「国連、ラファでの正体不明の空爆により死亡した初の国際職員について調査を開始」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_119253/
◆だいやまーく2024年05月15日 「パレスチナ自治区のラファで死亡の国連職員、インド国籍の男性と判明 戦車による攻撃と推定 国連調査、どこの攻撃か断定避ける」,『zakzak』
[外部リンク]https://www.zakzak.co.jp/article/20240515-Q3766VIG3FLWREQ6DDJPDWNWOY/
◆だいやまーく2024年05月15日 「ネタニヤフ首相はガザ戦争の終結を受け入れるべき」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/no-category/article_119247/
◆だいやまーく2024年05月15日 「ガザ地区で国連のインド人職員が死亡 国際スタッフとしては初」,『BBC』
[外部リンク]https://www.bbc.com/japanese/articles/c51n1j1843zo
◆だいやまーく2024年05月15日 「イスラエル、ラファ周辺に軍部隊集結 米政権が分析」,『日本経済新聞』
[外部リンク]https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN14E6P0U4A510C2000000/
◆だいやまーく2024年05月15日 「覚悟を決め目をつむった 雅子さまがガザ活動看護師の報告に聴き入る」,『朝日新聞』
[外部リンク]https://www.asahi.com/articles/ASS5H1PKJS5HUTIL00YM.html
◆だいやまーく2024年05月15日 「ガザ南部ラファからの避難者、1週間で約45万人=国連機関」,『BBC』
[外部リンク]https://www.bbc.com/japanese/articles/cd1w1r9q859o
生まれたばかりの子供と一緒に西部タル・アル・スルタン地区に避難しているハディール・ラドワン氏は、絶え間ない砲撃におびえ、飲料水やそのほかの物資が不足している状況に耐えていると語った。
ラドワン氏はAFP通信に対し、ほかの住民は逃げているが、「私は帝王切開で出産したので、恐怖にさらされる中で急いで移動するというのは、私には難しい」と述べた。
◆だいやまーく2024年05月15日 「北部の戦闘が激化する中、イスラエル軍戦車がラファに押し寄せる」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_119214/
国連によれば、戦争はガザ住民の多くを飢餓の瀬戸際に追いやり、医療施設も壊滅的な打撃を受けている。 ガザ南部の病院でボランティアをしているイギリス人の救急医、ジェームズ・スミス氏は、世界保健機関(WHO)の職員から、ガザ地区には6日分の緊急燃料が届いていると聞いたと語った。 「保健衛生は、他の必要不可欠なサービスよりも優先されているため、保健衛生が少し良くなったように見えるということは、一般的に他の必要不可欠なサービスが苦戦しているということです」と、彼はWhatsAppのボイスメモを通じてロイターに語った。
◆だいやまーく2024年05月15日 「夜間に2度の空爆で40人死亡、がれきの下敷きも救助の術なく ガザ中部」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35218928.html
(CNN)イスラエル軍が夜間にパレスチナ自治区ガザ地区中部で行った2度の空爆で、40人以上が死亡したと現地の病院が伝えている。
アクサ病院によると、同病院には1回目の空爆の死者29人の遺体が運ばれた。うち9人は子どもだった。 [...]
[...]
CNNの取材に応じた目撃者のアシュラフ・ジャレエスさんは「誓って言う。この人たちは罪のない民間人だ。みんな地面にうずめられた。子どもたちも。女の子が7人いる。彼らが何をしたっていうんだ?」と訴えた。
シャレエスさんは友人のハッサン・オベイドさんのためにテントを設営していた。オベイドさんはイスラム組織ハマスとは無関係だったとシャレエスさんは言い、オベイドさんの名を呼びながら「彼は今夜、ここに寝泊まりしていた。そこへ住宅が倒壊して、50人以上が下敷きになった」と話した。
◆だいやまーく2024年05月15日 「イスラエル軍、国連運営の学校に攻撃 ハマスメンバーを殺害」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35218910.html
イスラエル軍は14日、パレスチナ自治区ガザ地区中部のヌセイラト難民キャンプにある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)運営の学校を攻撃し、イスラム組織ハマスのメンバー10人超が死亡したと発表した。 イスラエル軍はハマスが学校内に「作戦指令室」を置き、指揮官らが部屋を使用していたと主張した。 CNNは同軍の主張を独自に検証することはできない。UNRWAも同軍の主張の検証は不可能としている。 UNRWAの広報責任者、ジュリエット・トウマ氏はCNNへの声明で、「国連施設は常に保護されるべきであり、軍事や戦闘目的で使用されるべきではないと改めて言いたい」などと述べた。
◆だいやまーく2024年05月14日 「ガザの苦難が他の紛争とは別物である要因」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35218855.html
痛みを訴える子どもの金切り声が、医療用テントの中に響き渡る。ここはパレスチナ自治区ガザ南部にある野外診療所だ。7歳の男の子が重い火傷(やけど)を負った背中に消毒を施され、薬品を塗られている。苦痛を伴う処置のため本来なら麻酔が使われるところであり、病院内の無菌化した設備の中で行うのが理想の環境というものだろう。しかし7カ月近く爆撃や砲撃が続くガザでは、既にあらゆる状況から本来の適切さすら失われている。ましてや理想の環境など望むべくもない。
[...] ガザでのトラウマ(心的外傷)が別物なのは、そうした閉塞感が一貫して続くからに他ならない。個々のトラウマが連日積み重なり、休むことがない。それこそ、ごく短い休息さえ訪れない。
死と破壊はガザでの戦争に限ったことではないが、その規模と範囲は他に類を見ない。強度と、残忍性についても。
ひっきりなしの爆撃は1本の短剣となって、ぱっくり開いた心の傷口に繰り返し突き刺さる。昼夜を問わず響く執拗(しつよう)なドローン(無人機)の機械音が、嘲(あざけ)りの言葉に聞こえてくる。「おや、生き延びたつもりか? いいから待ってろ。どうせ死がやってくる」
叫び声を上げる男の子の母親は、疲労で意気消沈した様子だ。頭を両手で抱え自分に対してか、それとも息子になのか、「大丈夫。もうすぐ終わる」と、つぶやいている。
実際はそうではない。彼女が息子を家へ連れて帰ることはない。彼らの家はもう存在しないのだから。ここ数日は、蠅(はえ)のたかるテントが家の代わりだ。 [...]
独特の死臭がして、テントをのぞき込む。 [...] 最も小さな遺体は幼児のもので、筆者の腕ほどの大きさだ。それ以外の遺体は、体の一部でしかない。足首から下の部分や、半分の長さになった脚がちらりと目に入る。隅の方で男性が一人、しゃがみこんで静かにすすり泣いている。一部しか残っていない遺体は彼の親類のものだと、キャンプで働いている人が筆者に教えてくれた。
これが日常の光景だ。こうした身の毛のよだつ喪失と苦難に、現地の住民らは日々耐えている。身体的に無傷の人々であっても、大抵は精神的に壊れてしまう。
国際非政府組織(NGO)「セーブ・ザ・チルドレン」が実施した22年の調査によると、ガザの子どもたちの80%前後が悲しみや気持ちの落ち込みといった否定的な感情を抱いているという。 [...] 23年10月7日にイスラム組織ハマスが奇襲を仕掛け、今回の戦争が起きる前からそうした状況だったということだ。現在この数字は間違いなく100%、もしくはそれに極めて近い水準に達している。 [...] 形のある建物なら最終的には再建できるかもしれないが、ガザ市民のもろく傷ついた心を完全に治すことは誰にもできない。手術と包帯は、ガザ市民が喪失感と砲弾の恐怖から立ち直る助けにはならないのだ。
近い家族の中で生き残ったのはアフメド君ただ一人だった。本人と姉妹、両親が避難所に向かって逃げていた時、近くの建物が爆破された。「この子も死んだと思った」。共に避難した祖父が筆者に言った。「だが10日後、この子を病院で見つけた」
祖父はアフメド君に何が起きたのか、本人が何を目にしたのか知らない。両親や姉妹が泣き叫ぶのを聞いたのか、それとも彼らが即死だったのかは分からない。よく話をする子どもだったアフメド君は、以来一言も口をきいていない。 [...]
祖父に、どうやって自分自身持ちこたえているのか尋ねる。「現状については何も考えられない。息子とその妻、孫娘について考えたり、嘆いたりすることができない」。ため息交じりにそう答え、首を振る。「どうしたらいいのか分からない。どこへ行けばいいのか、暮らしがどうなるのか、見当もつかない」
ガザ市民が半年以上どんなことに耐えているのか、説明できる人は誰もいない。それは人々の顔に、とりわけ彼らの生気をなくした目に表れている。 [...]
ある場所に立ち寄ると、一人の母親が筆者の腕をつかむ。「7歳の息子がいます」。彼女が言う。「毎晩叫んで震えている。2カ月ずっとそんな状態です。妹の首が爆弾で飛ばされるのを見てから」
頭の中が凍り付くように感じる。母親の説明の内容だけではなく、抑揚のないその声に恐怖を覚える。母親もその場にいて、全てを目撃していた。彼女が自らの感情をどれだけ深く葬り去らなくてはならなかったかが分かる。 [...]
母親は筆者の沈黙の意味を読み取っている。あたかも筆者の心を読むように。「私にはまだ生きている子どもがいます。彼らには私が必要です」。同じような声の調子で、そう話す。
◆だいやまーく2024年05月13日 「イスラエル軍猛攻撃 「地獄」語るラファ避難民」,『AFPBB News』
[外部リンク]https://www.afpbb.com/articles/-/3519171
■しかく死を望むところまで来ている
[...] イスラエル軍は先週、エジプトとガザを結ぶ検問所のパレスチナ側を占拠・閉鎖。検問所は、ガザ地区への燃料供給のすべてが通過する地点となっている。 ガザ地区の民間防衛当局者は「ガザ北部の避難民には医療サービスも人道支援も届いていない。(イスラエル軍による)今回の侵攻初期と同様の殺りくと破壊だ」と述べた。 ある女性は、戦闘から逃れるために家族で7回も移動したと語った。「私たちは死を望むところまで来ている。家族には身体障害者、高齢者、子どもがいる。昼も夜も爆撃がやまないのに、私たちはどこへ行けばいいのか」 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のボルカー・ターク(Volker Turk)高等弁務官は12日、ラファに対するイスラエル軍の全面攻撃は国際法とも整合性がないと指摘し、「起こしてはならない」と述べる。 「(イスラエルによる)最新の退避命令はラファにいる100万人近い人々に影響を与える。彼らはどこへ行けばいいのか。ガザに安全な場所はない!」
◆だいやまーく2024年05月01日 「ハマス支持、反イスラエル、反ユダヤの学生運動の背景に何があるのか」,『中国 : 大紀元』
[外部リンク]https://www.epochtimes.jp/share/222118
◆だいやまーく2024年04月29日 「ガザ病院 調査求める声 「集団墓地」遺体400人近くに」,『山陰中央新聞』
[外部リンク]https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/567144
◆だいやまーく2024年04月29日 「ガザ戦闘、イスラエルとイランのミサイル応酬...戦火が絶えない中東「悲劇の構図」」,『読売新聞』
[外部リンク]https://www.yomiuri.co.jp/world/20240423-OYT1T50060/
◆だいやまーく2024年04月29日 「イスラエルのラファ攻撃計画への圧力が高まる中、バイデン大統領とネタニヤフ首相が会談」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_117900/
◆だいやまーく2024年04月29日 「ラファ地上戦・休戦、岐路に立つガザ戦...米国とイスラエル首脳が電話会談」,『韓国 : 中央日報』
[外部リンク]https://japanese.joins.com/JArticle/318023
◆だいやまーく2024年04月29日 「ガザのUAE野戦病院、負傷したパレスチナ人に義肢を提供」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_117898/
ガザのUAE野戦病院は、イスラエルによるガザ侵攻で手足を失った人々に義肢装具を提供するプロセスを開始したと、エミレーツ・ニュース・エージェンシー(WAM)が日曜日に報じた。 同病院は、負傷者に61個の義肢装具を数段階に分けて提供する計画を明らかにし、各段階で10人を収容し、身体的・心理的なリハビリ支援と合わせて装具の装着作業を行う。 昨年12月に設立されたガザのUAE野戦病院は、200床の収容能力を誇り、男性73人、女性25人を含む23カ国98人のボランティアからなる医療チームで運営されている。 それ以来、同病院は合計1,517件の大手術と小手術を実施し、医療介入を必要とする18,000件以上の症例に対応してきた。
◆だいやまーく2024年04月29日 「イスラエルとイランの「出来レース」後、120万人に地獄の門が開かれる」,『韓国 : ハンギョレ』
[外部リンク]http://japan.hani.co.kr/arti/h21/49865.html
フォルカー・トゥルク国連人権高等弁務官は「10分ごとにガザ地区では子どもが1人、死亡したり負傷したりしている。戦争法と交戦順守規則によって保護されなければならない対象であるのにもかかわらず、(子どもと女性に)被害が集中している」と述べた。
◆だいやまーく2024年04月28日 「「集団墓地」民間人殺害か ガザ病院、イスラエル否定」,『日本経済新聞』
[外部リンク]https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB282M90Y4A420C2000000/
軍は病院にイスラム組織ハマスの拠点があって人質が拘束されていると主張し、2月に突入作戦を強行。攻撃は4月上旬まで続き、軍の撤収後、遺体が見つかった。ガザ当局は、軍突入時に院内にいた患者や避難民ら約2千人が行方不明で、拘束または殺害された疑いがあると訴えている。 集団墓地は、ジェノサイド(大量虐殺)の証拠につながる可能性があるが、ガザ当局は死因や埋められた時期に関し明確な物証を提示していない。軍突入前の1月、住民らが軍の攻撃で失った家族の遺体を埋めていたとの報道もある。[...] 最大の後ろ盾である米国もイスラエルに調査を要請した。 国連人権高等弁務官事務所は集団墓地の発見に「恐怖を覚える」と表明した。意図的な民間人殺害は戦争犯罪であり独立調査が必要だと訴えた。
◆だいやまーく2024年04月28日 「世界の活動家は自国政権に要求すべき:米主導の体制に抵抗する必要性」,『イラン : Pars Today』
[外部リンク]https://parstoday.ir/ja/news/world-i124166
◆だいやまーく2024年04月28日 「ハマスがイスラエルの新停戦案を検討、ガザでさらに32人死亡」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_117813/
◆だいやまーく2024年04月28日 「【28日詳細】イスラエル側「合意実現ならラファ地上作戦停止」」,『NHK』
[外部リンク]http://www3.nhk.or.jp/news/html/20240428/k10014435531000.html
◆だいやまーく2024年04月28日 「"厳しい暑さで子ども死亡のケースも" パレスチナ ガザ地区で」,『NHK』
[外部リンク]http://www3.nhk.or.jp/news/html/20240428/k10014435451000.html
◆だいやまーく2024年04月27日 「空爆で瀕死の母から生まれた女児、死亡 ガザ」,『AFPBB News』
[外部リンク]https://www.afpbb.com/articles/-/3517021
◆だいやまーく2024年04月27日 「ハマスが人質2人のビデオ公開、停戦を検討中−ブリンケン氏リヤドへ」,『ブルームバーグ』
[外部リンク]https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-27/SCKUGKT0G1KW00
◆だいやまーく2024年04月27日 「破壊され続ける尊厳 ヨルダン川西岸地区の難民キャンプ」,『毎日新聞』
[外部リンク]https://mainichi.jp/articles/20240426/k00/00m/030/223000c
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区のジェニン難民キャンプ。[...]
ここで暮らすマハさん(58)は1月9日、娘のエリヤさん(20)を連れて、キャンプの入り口にある公立病院へ避難を始めた。長男、次男、三男とその妻子は、すでに夕方キャンプ外への避難を済ませていた。[...]
上空をドローンが飛ぶ音がする。「○しろまる地区にスナイパーが配備された」「○しろまる地区で軍用ブルドーザーが通りを破壊し始めている」などの情報も瞬時にスマートフォンに飛び込んでくる。[...]
私が初めてこの一家と出会ったのは2011年。以来繰り返し訪ね、生活をともにしながら撮影を続けている。マハさんの夫イマードさんは、02年の軍事侵攻時に暴行を受け、寝たきりの状態が長く続き、13年に46歳で亡くなっている。6人の子どもたちは、そんな環境のなかで育った。 昨年2月、四男サリームさん(29)の親友アブーアリーさん(30)が武装抵抗組織の戦闘員として、キャンプに侵攻してきたイスラエル軍兵士との戦闘の末に射殺された。彼の墓に案内してくれた長男カマールさん(36)は「アブーアリーの死を喜んでやれ。ようやく彼は安らぎを得られたのだから。ここで尊厳もなく生きているよりずっといい」とつぶやいた。[...]
ガザ地区と比べて注目されることも少ない西岸地区だが、国連人道問題調整事務所(OCHA)によると23年にイスラエル軍の侵攻で殺された人は492人、そのうちの120人は子どもである。
◆だいやまーく2024年04月27日 「空爆で殺された母の胎内から救出されたが......赤ちゃん死亡 ガザ地区南部」,『BBC』
[外部リンク]https://www.bbc.com/japanese/articles/c1038r1pe0vo
赤ちゃんの容体が安定した様子だったことから、赤ちゃんは保育器に入れられた。しかし医師はこの時、赤ちゃんの状態はまだ危険だと述べていた。 赤ちゃんの誕生時の体重はわずか1.4キロで、早産の結果、重度の呼吸窮迫(きゅうはく)の状態で生まれた。 ラファにあるエミレーツ病院の救急新生児チームを率いるモハメド・サラマ医師は当時、「まだ母親のおなかの中にいるべき時期なのに、この子はその権利を奪われた」と話していた。
◆だいやまーく2024年04月26日 「空爆で亡くなった妊婦から生まれた女児 生後4日で死亡 ガザ」,『毎日新聞』
[外部リンク]https://mainichi.jp/articles/20240426/k00/00m/030/416000c
女児は21日に生まれ、新生児用の集中治療室(ICU)で保育器に入り処置を受けていたが、容体が悪化したという。 イスラエル軍が20日夜から21日朝にかけてラファを空爆し、女児の両親と幼い姉の3人が死亡していた。女児の遺体は父親の近くに埋葬された。
◆だいやまーく2024年04月26日 「ハマスは人質「即時解放」を、米国など18カ国が共同声明−拘束200日超」,『ブルームバーグ』
[外部リンク]https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-25/SCI2PTT1UM0W00
米国はガザでの一時停戦を求め、パレスチナ人囚人の解放と戦争で荒廃した地域への人道援助拡大と引き換えに、ハマスが女性や負傷者、高齢者、病気の人質を解放するよう求めている。
◆だいやまーく2024年04月26日 「ガザ南部の病院で392人の遺体発見、子どもや手術着姿で埋められた犠牲者も」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35218340.html
遺体は病院内の遺体安置所前と安置所の裏、透析棟の北側の3カ所に集団で埋められていたという。
[...]
民間防衛隊は、およそ100人の遺体についてはイスラエル国防軍の作戦が始まる前にナセル病院の墓地に埋葬されたものだったと認めている。
[...]
21日と22日に現場を訪れたCNN通信員は、手術着姿の腐敗した遺体を数体目撃した。CNNが見た写真には、病院のリストバンドを着けたままの複数の遺体が写っていた。
病院内で撮影されたCNNの映像はこのほかにも、腐敗した子どもたちの遺体が映っている。
ガザ民間防衛隊は、「ナセル病院の集団埋葬場所に子どもたちの遺体があったことが、ジェノサイド(集団殺害)の犯罪を証明している」と述べ、民間人少なくとも20人が、生きたまま埋められた疑いがあるとした。ただ、まだ捜査中だとしてその根拠は明らかにしなかった。
15歳の息子の腐敗した遺体と対面した男性は、遺体を指さして言った。「私の息子だ。ブラウスで分かる」
ひざまずいて息子の頭を抱きかかえた男性は、「神よ、死んでしまった。死んでしまった」とつぶやき、涙をぬぐった。
◆だいやまーく2024年04月26日 「予備役2旅団、ガザ配置 イスラエル軍、ラファ侵攻準備か」,『毎日新聞』
[外部リンク]https://mainichi.jp/articles/20240426/ddm/007/030/068000c
◆だいやまーく2024年04月26日 「空爆犠牲妊婦が出産の女児死亡 ガザ最南部、容体が悪化」,『中日新聞』
[外部リンク]https://www.chunichi.co.jp/article/890862
◆だいやまーく2024年04月26日 「ガザ危機はどこに向かうか――非欧米に深く浸透する「占領者によるジェノサイド」論」,『Foresight』
[外部リンク]https://www.fsight.jp/articles/-/50563
◆だいやまーく2024年04月26日 「ガザの集団墓地、米高官「調査を」」,『毎日新聞』
[外部リンク]https://mainichi.jp/articles/20240426/ddm/007/030/066000c
◆だいやまーく2024年04月25日 「米高官、ガザ「集団墓地」の調査要求 イスラエルに「答え求める」」,『毎日新聞』
[外部リンク]https://mainichi.jp/articles/20240425/k00/00m/030/074000c
◆だいやまーく2024年04月25日 「ガザ地区 人道支援物資搬入量増える傾向も 衛生環境悪化おそれ」,『ベトナム : ベトナムの声』
[外部リンク]https://vovworld.vn/ja-JP/%a5%cb%a5%e5%a1%bc%a5%b9/%a5%ab%a5%b5%c3%cf%b6%e8-%bf%cd%c6%bb%bb%d9%b1%e7%ca%aa%bb%f1%c8%c2%c6%fe%ce%cc%c1%fd%a4%a8%a4%eb%b7%b9%b8%fe%a4%e2-%b1%d2%c0%b8%b4%c4%b6%ad%b0%ad%b2%bd%a4%aa%a4%bd%a4%ec-1289815.vov
◆だいやまーく2024年04月25日 「イスラエル包囲の病院で埋められた大量の遺体、国連が独立調査を要求」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35218243.html
◆だいやまーく2024年04月25日 「【動画解説】イスラエル軍によるAI使用への懸念」,『NHK』
[外部リンク]http://www3.nhk.or.jp/news/html/20240425/k10014432661000.html
◆だいやまーく2024年04月25日 「政府の非難は二重基準/穀田氏 報復連鎖の対応批判/衆院外務委」,『しんぶん赤旗』
[外部リンク]https://www.jcp.or.jp/akahata/aik24/2024-04-25/2024042502_02_0.html
衆院外務委 日本共産党の穀田恵二議員は24日の衆院外務委員会で、イスラエルとイランの報復攻撃の連鎖に関し、イランだけを非難する日本政府の姿勢を厳しく批判しました。
◆だいやまーく2024年04月25日 「遺体に「拷問・虐待痕」/襲撃された病院 国連が独立調査要求/ガザ」,『しんぶん赤旗』
[外部リンク]https://www.jcp.or.jp/akahata/aik24/2024-04-25/2024042501_03_0.html
現地救助隊のマハムード・バサル報道官は23日、本紙の電話取材に、同病院敷地内の地中からこれまでに発見された遺体の数を310と話しました。[...] 女性や高齢者、手錠をかけられて衣服をはぎ取られていた遺体などがありました。遺体の上には廃棄物が埋められていました。
バサル氏は、遺体はイスラエル軍が「処刑した」ものだ、「腐敗した遺体、拷問や虐待を受けた痕跡のある遺体、臓器が盗まれた遺体、頭部がない遺体もある」と語りました。
◆だいやまーく2024年04月25日 「イスラエル軍、北部で活動の2旅団をガザに動員 ラファ侵攻準備か」,『毎日新聞』
[外部リンク]https://mainichi.jp/articles/20240425/k00/00m/030/032000c
[...] 国際社会は多くの市民が巻き添えになるとしてラファへの侵攻に反対している。
◆だいやまーく2024年04月24日 「空爆犠牲、妊婦から女児誕生 ガザ最南部、帝王切開し蘇生」,『朝日新聞』
[外部リンク]https://www.asahi.com/articles/DA3S15919935.html
◆だいやまーく2024年04月24日 「ガザ南部の病院、さらに51人の遺体を収容 計324人に」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35218205.html
◆だいやまーく2024年04月24日 「ガザ地区 人道支援物資搬入量増える傾向も 衛生環境悪化おそれ」,『NHK』
[外部リンク]http://www3.nhk.or.jp/news/html/20240424/k10014431981000.html
◆だいやまーく2024年04月24日 「イスラエル軍が占領していたガザ病院敷地で「集団墓地」と300人以上の遺体を発見」,『ニューズウィーク』
[外部リンク]https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/04/300-26.php
◆だいやまーく2024年04月24日 「【24日詳細】ガザ地区 支援物資増加傾向も衛生環境悪化か」,『NHK』
[外部リンク]http://www3.nhk.or.jp/news/html/20240424/k10014431341000.html
◆だいやまーく2024年04月24日 「イスラエル軍が占領していたガザ病院敷地で「集団墓地」と300人以上の遺体を発見」,『ニューズウィーク』
[外部リンク]https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/04/300-26.php
民間防衛局長のヤメン・アブ・スレイマン大佐は、23日に35人の遺体が発見され、遺体の数は合計で310人になった、とCNNに語った。 スレイマンは、手足を縛られた状態で発見された遺体もあったと主張。「現場で処刑された形跡があった。生き埋めにされたのか、処刑されたのかはわからない」と付け加えた。
[...]
イスラエル国防軍は、ナセル病院周辺でハマス関係者のみを標的にした作戦を実施し、「病院にいたテロリスト約200人を逮捕、イスラエル人の人質のために使われるはずだった医薬品を未配達、未使用の状態で発見した。大量の弾薬も押収した」と述べた。 「この捜索活動は、病院や患者、医療スタッフに危害を加えることなく、標的を絞って行った」と国防軍は付け加えた。 米国務省のマシュー・ミラー報道官は [...]
追加質問で、アメリカは「イスラエルにこの問題についてさらに調査を進めるよう圧力をかけるのか」と尋ねられたミラーは、「まさにそのとおり」と答えた。
◆だいやまーく2024年04月25日 「イスラエル軍、北部で活動の2旅団をガザに動員 ラファ侵攻準備か」,『毎日新聞』
[外部リンク]https://mainichi.jp/articles/20240425/k00/00m/030/032000c
[...] 国際社会は多くの市民が巻き添えになるとしてラファへの侵攻に反対している。
◆だいやまーく2024年04月24日 「ガザ病院敷地に遺体埋めていない イスラエル軍」,『AFPBB News』
[外部リンク]https://www.afpbb.com/articles/-/3516447
◆だいやまーく2024年04月24日 「ガザ病院で280人超の遺体発見 「恐怖を覚える」と国連人権高等弁務官」,『BBC』
[外部リンク]https://www.bbc.com/japanese/articles/cv2jn0l2nn7o
◆だいやまーく2024年04月24日 「動画:ガザ空爆で瀕死の母親から女児誕生 医師「奇跡」」,『AFPBB News』
[外部リンク]https://www.afpbb.com/articles/-/3516446
パレスチナ自治区ガザ地区( Gaza Strip )で、イスラエル軍による空爆で瀕死(ひんし)になった母親から帝王切開によって女児が無事に誕生した。母親はその後死亡し、父親と姉も空爆で死亡したため、女児は孤児となった。
◆だいやまーく2024年04月24日 「【24日随時更新】イスラエル軍 ガザ地区北部の住民に退避通告」,『NHK』
[外部リンク]http://www3.nhk.or.jp/news/html/20240424/k10014431341000.html
◆だいやまーく2024年04月24日 「ラファ避難は現状では「不可能」: 赤十字」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_117483/
ベンヤミン・ネタニヤフ首相は2ヶ月前から、ガザを牛耳るパレスチナの過激派組織ハマスの後を追うため、ラファに軍隊を派遣すると話していた。 [...] イスラエル軍は「さらなる痛烈な打撃を与える」ために圧力を強めていくと述べた。 [...] ワシントンを含むイスラエルの同盟国は、ガザのすでに壊滅的な人道的状況の悪化を恐れ、ラファ作戦に警告を発している。 カルボーニ氏は、火曜日に開催されたドバイ国際人道援助開発会議(DIHAD)でのインタビューで、「今のところ、民間人を避難させる計画はない」と述べた。 「しかし、壊滅的な人道的影響を伴わない軍事作戦の条件はない」と、付け加え、「破壊の度合いや、人々が疲弊していること、負傷者や病人がいること、食料や必要なサービスへのアクセスが限られていることを考えると、(避難は)非常に困難なことだと思う」と続けた。
◆だいやまーく2024年04月24日 「イスラエルとハマスの戦争が200日目を迎え、ラファへの懸念が高まる」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_117481/
[...] ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、150万人がその場しのぎの野営地に避難しているラファに軍隊を送り込むという度重なる脅しをすぐに実行に移すのではないかと懸念が高まっている。
ノルウェー難民評議会のヤン・エゲランド事務局長は [...] ラファへの地上攻撃は「黙示録的な状況」になると警告し、人道支援団体は「この大惨事へのカウントダウンをどのように緩和するか、まったく手探り状態だ」と述べた。
また火曜日、国連人権事務所は、イスラエルによる包囲と襲撃の後、ガザ地区の2大病院で集団墓地が発見されたという報告に「戦慄を覚える」と述べた。
イスラエルは戦争中、ハマスがガザの医療施設を司令部として使い、10月7日に拉致した人質を拘束していると非難し、何度も標的にしてきた。ハマス側はこの非難を否定している。
この3日間で、ガザの民間防衛局は、南部の都市ハーン・ユーニスにあるナーセル病院で、イスラエル軍によって殺害・埋葬された340体近くの遺体が発見されたと発表した。
◆だいやまーく2024年04月24日 「ガザの医師たち、荒廃した病院の瓦礫から200日にわたる戦争を振り返る」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_117479/
ガザ地区最大の医療施設であるアル・シファ病院で、かつて命を救っていた救急医アムジャド・アレワ氏。 [...] 彼は今、その廃墟の中に立っている。 「我々は今、この偉大な病院の瓦礫の真ん中にいる」と、今は黒焦げの救急受付室を視察に戻ったアレワ氏はAFPに語った。 [...] 戦争勃発後、アル・シファは、イスラエルによるパレスチナ自治区への猛攻撃から逃れ、負傷した数千人の安全な避難所となった。 「毎日、何千人もの負傷者を受け入れていました」と彼は語り、十分な医療機器も発電機の燃料もない中で働かなければならなかったことを思い出した。 「私たちは、まるでここが自宅であるかのように、ここですべての時間を過ごす習慣を身につけていました」 しかし、アル・シファにも戦争が訪れ、イスラエルは、武装勢力が地下のトンネルから司令部を運営していると非難した後、医療施設への空襲を執拗に開始した。
国連人権チーフのフォルカー・ターク氏は、病院の破壊に恐怖を感じ、独立した調査を要求したと述べた。 「病院は、国際人道法の下で非常に特別な保護を受ける権利があります」 アレワ氏は、「ガザ地区北部全体の健康の礎」が破壊されたことに悲しみを覚えると述べ、国際社会と世界保健機関(WHO)に再建を支援するよう呼びかけた。 「特に透析患者や心臓病の患者を治療するための手術室が不足しています」
「戦争が終わることを望んでいます」と、病院に隣接するリマルの住民、アダム・クネイタさんは語った。 ぺちゃんこになったアパートの惨状を前にして、彼は「死だけを願っている」と語った。 「誰も私たちのことなど気にしていない」と彼はAFPに語った。
◆だいやまーく2024年04月24日 「サウジアラビア、ガザにおけるイスラエルの戦争犯罪を非難」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/saudi-arabia/article_117477/
◆だいやまーく2024年04月24日 「ガザ南部の病院で300人以上の遺体 国連"独立した調査必要"」,『NHK』
[外部リンク]http://www3.nhk.or.jp/news/html/20240424/k10014431201000.html
◆だいやまーく2024年04月24日 「イスラエル軍、ガザの病院でパレスチナ人を集団墓地に埋めた疑惑を否定」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_117471/
◆だいやまーく2024年04月24日 「病院に310人の遺体 国連、調査訴え ガザ南部」,『朝日新聞』
[外部リンク]https://www.asahi.com/articles/DA3S15919353.html
◆だいやまーく2024年04月24日 「ガザ病院に310人の遺体 「集団墓地」か、捜査要求」,『山陰中央新聞』
[外部リンク]https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/564538
◆だいやまーく2024年04月24日 「ガザ南部病院、310遺体 イスラエル、虐殺否定」,『毎日新聞』
[外部リンク]https://mainichi.jp/articles/20240424/ddm/001/030/113000c
◆だいやまーく2024年04月24日 「ガザ地区の病院地中から310人の遺体 イスラム諸国、イスラエルを戦争犯罪の疑いで非難」,『日本テレビ』
[外部リンク]https://news.ntv.co.jp/category/international/4764fa2b30c74cc1ad23cb97c21421d7
◆だいやまーく2024年04月24日 「「熾烈な批判からUNRWAを守るために如何なる努力も惜しまない」とUNRWA事務局長が語る」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_117467/
UNRWA職員が放棄を余儀なくされた施設は、イスラエル軍やハマスなどの武装集団に占拠され、軍事目的に使用されていると伝えられている。UNRWAの職員数人が逮捕されたり、虐待を受けたり、拷問を受けたりした。ラザリーニ氏は、安全保障理事会に対し、このような事件に関する独立した調査を命じ、ガザ地区における国連施設、職員、活動に対して示した「あからさまな無関心」に対する責任者の責任を追及し、「将来の紛争状況における新たな低い意識」を設定しないよう求めた。
◆だいやまーく2024年04月24日 「イスラエル軍撤収のガザの病院敷地の地中に310人超の遺体 ガザ当局「処刑とみられる遺体も」国際機関に調査求める」,『FNN : フジテレビ』
[外部リンク]https://www.fnn.jp/articles/-/689953
◆だいやまーく2024年04月24日 「【速報中】ガザ南部の病院で集団墓地 発見遺体「310人」との報道」,『朝日新聞』
[外部リンク]https://www.asahi.com/articles/ASS4M22MBS4MUHBI02LM.html
◆だいやまーく2024年04月23日 「ガザ病院敷地内から数百人の遺体、国連当局者「恐怖を覚える」」,『ロイター』
[外部リンク]https://jp.reuters.com/world/mideast/PAMYJ4ZZEVOS3NULSNBKZGEHD4-2024年04月23日/
パレスチナ当局は今週、イスラエル軍が撤収した後の南部ハンユニスのナセル病院の敷地で多数の遺体が埋められていたと発表した。北部シファ病院でもイスラエル特殊部隊の作戦後に遺体が発見された。 国連人権高等弁務官事務所のシャムダサニ報道官は [...] 「手を縛られた遺体もあり、これは言うまでもなく国際人権法と国際人道法の重大な違反を示している。さらなる調査が必要だ」と語った。 その上でナセル病院で283人、シファ病院で30人の遺体が発見されたというパレスチナ当局の報告を裏付ける作業を進めていると説明した。 報告によると、遺体は廃棄物の山の下に埋められており、女性や高齢者も含まれていた。 これに対し、イスラエル軍はイスラエル国防軍(IDF)が遺体を埋めたとのパレスチナ当局の主張は「根拠がなく、事実無根」と主張。
◆だいやまーく2024年04月23日 「ガザ病院に310人遺体、「集団墓地」か 当局が捜査要求」,『日本経済新聞』
[外部リンク]https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB23AV20T20C24A4000000/
◆だいやまーく2024年04月23日 「ガザ病院に310人遺体、「集団墓地」か イスラエル軍が2月突入」,『産経新聞』
[外部リンク]https://www.sankei.com/article/20240423-5UNCZCXWNBI7DFEENLMXFNKDMA/
◆だいやまーく2024年04月23日 「ガザ病院の地中から310人遺体」,『デイリースポーツ』
[外部リンク]https://www.daily.co.jp/society/main/2024/04/23/0017575941.shtml
◆だいやまーく2024年04月23日 「ガザ病院の地中から310人遺体 「集団墓地」か、捜査要求」,『中日新聞』
[外部リンク]https://www.chunichi.co.jp/article/889090
◆だいやまーく2024年04月23日 「ガザ病院の地中から310人遺体 「集団墓地」か、捜査要求」,『47NEWS : 共同通信』
[外部リンク]https://www.47news.jp/news/10832404.html
◆だいやまーく2024年04月23日 「【速報】ガザ病院地中から収容の遺体310人に」,『47NEWS : 共同通信』
[外部リンク]https://www.47news.jp/news/10832313.html
◆だいやまーく2024年04月23日 「ガザ南部の病院で「集団墓地」 310人の遺体 イスラエル軍撤収後」,『毎日新聞』
[外部リンク]https://mainichi.jp/articles/20240423/k00/00m/030/231000c
◆だいやまーく2024年04月23日 「ガザ南部の病院敷地から283人の遺体 ハマス"一部には拷問された痕"と主張」,『FNN : フジテレビ』
[外部リンク]https://www.fnn.jp/articles/-/689630
◆だいやまーく2024年04月23日 「ガザ病院に集団墓地「283人の遺体」」,『朝日新聞』
[外部リンク]https://www.asahi.com/articles/DA3S15919105.html
◆だいやまーく2024年04月23日 「ガザ地区 イスラエル軍撤収の病院で280人以上の遺体見つかる」,『NHK』
[外部リンク]http://www3.nhk.or.jp/news/html/20240423/k10014430521000.html
◆だいやまーく2024年04月23日 「動画:ガザ病院埋葬の遺体、200人に ハマスは283人と主張」,『AFPBB News』
[外部リンク]https://www.afpbb.com/articles/-/3516214
◆だいやまーく2024年04月23日 「イスラエル軍撤収後の病院で計300人近い遺体を発見 ガザ南部」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35218110.html
◆だいやまーく2024年04月23日 「ガザの病院で280人超の遺体発見 イスラエル軍の隠ぺいか」,『テレ東BIZ』
[外部リンク]https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/hiru/news/post_295080
◆だいやまーく2024年04月23日 「ガザの病院敷地内から200人の遺体、イスラエル軍が3月下旬から包囲・攻撃」,『読売新聞』
[外部リンク]https://www.yomiuri.co.jp/world/20240423-OYT1T50038/
◆だいやまーく2024年04月23日 「イスラエルのラファ侵攻で戦闘は「6週間」と米報道、市民の被害拡大に懸念」,『産経新聞』
[外部リンク]https://www.sankei.com/article/20240423-6GK7MWNROJLDTKGROG2UDI2VPU/
◆だいやまーく2024年04月23日 「ラファ戦闘は市民退避「6週間」」,『デイリースポーツ』
[外部リンク]https://www.daily.co.jp/society/world/2024/04/23/0017573754.shtml
◆だいやまーく2024年04月23日 「ラファ戦闘は市民退避「6週間」 米紙が報道、被害拡大に懸念」,『47NEWS : 共同通信』
[外部リンク]https://www.47news.jp/news/10829268.html
◆だいやまーく2024年04月23日 「ラファ戦闘は市民退避「6週間」 米紙が報道、被害拡大に懸念」,『中日新聞』
[外部リンク]https://www.chunichi.co.jp/article/888744
◆だいやまーく2024年04月23日 「ガザ南部の病院で集団墓地 女性や高齢者含む283人の遺体を確認」,『朝日新聞』
[外部リンク]https://www.asahi.com/articles/ASS4Q7TWZS4QUHBI00QM.html
◆だいやまーく2024年04月23日 「ガザ地区南部の病院 埋められた200人以上の遺体見つかる」,『NHK』
[外部リンク]http://www3.nhk.or.jp/news/html/20240423/k10014430071000.html
◆だいやまーく2024年04月23日 「ガザ集団墓地に310遺体 当局「処刑」、イスラエル軍「人質確認」」,『朝日新聞』
[外部リンク]https://www.asahi.com/articles/ASS4R4D1ZS4RUHBI013M.html
[...] 米CNNが住民の証言などに基づいて報じたところによると、発見された遺体の多くは、周辺で激しい戦闘があった1月、親族や医療従事者らによって一時的な措置として病院に埋められた。その後、イスラエル軍が遺体を掘り起こして人質がいないか確認し、再度埋めなおしたとみられるという。 イスラエル軍の広報担当者は朝日新聞の取材に「人質がいないか確認するために遺体を慎重に調査し、元の場所に戻した。イスラエル軍が(意図的に)遺体を埋めたとする主張は根拠がない」と回答した。
◆だいやまーく2024年04月23日 「ガザ北部の病院に向けた物資搬送が停滞 WHO事務局長」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35218144.html
(CNN)パレスチナ自治区ガザ地区北部の病院2カ所に向けた支援物資が、検問所のトラブルなどで一部しか搬送できていないことが分かった。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が22日に報告した。 [...] WHOと提携団体が20日、ガザ北部のカマルアドワン病院とアウダ病院に物資を搬送しようとしたが、検問所での大幅な遅れと、現地で続く戦闘のために完了できなかった。 その結果、カマルアドワン病院には燃料と医療用品が搬送されなかった。同病院に物資が届かなかった事態は、この1週間で2度目。 [...] 同病院で治療を受けている重体患者らがますます危険な状態に陥っている。
◆だいやまーく2024年04月23日 「人道危機のガザ 栄養失調で28人の子どもが命を落とす 支援物資を運ぶトラックを妨害する動きも」,『TBSテレビ』
[外部リンク]https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1131797
イスラエルが侵攻を続けるパレスチナ自治区ガザでは、危機的な食料不足が続いています。イスラエルは人道物資の搬入を拡大する方針を決めましたが、検問所では市民による妨害が行われています。
[...]
国連人道問題調整室によると、ガザ北部では2歳未満の3人に1人が栄養失調に苦しみ、今月上旬までにすでに28人の子どもが命を落としました。
イスラエルの最大支援国であるアメリカの圧力で、ネタニヤフ政権はガザへの人道物資の搬入を拡大する方針を決定。しかし搬入口となる検問所近くに行ってみると...
記者
「ガザへと人道支援物資を運ぶトラック、何十台とずらっと奥まで続いていて、立往生という状況になっています。その手前、数多くの乗用車が道の真ん中に止られていて、トラックをブロックしています」
イスラエル南部、ケレム・シャローム検問所から20キロほどの場所で支援トラックを妨害しているのは、イスラエルの右派系市民です。
[...]
支援を妨害する市民
「彼らはハマスに支援物資を供給しています。(Q.飢えに苦しむ市民のことを思うとどう感じますか?)ガザの市民で無実の人は1人もいません」
「(Q.多くの子どもが飢えで亡くなっているが?)私は人が飢えで亡くなっていると思えません。国連などの組織が言っているだけです。(Q.しかし実際に子どもたちが死んでいるとしたら?)だとすれば、飢えを終わらせられるのは彼らの親だ。人質を解放すれば良いだけだ」
◆だいやまーく2024年04月23日 「イスラエル軍がAI「ラベンダー」で標的選定か ガザ民間人犠牲3万4000人超【news23】」,『TBSテレビ』
[外部リンク]https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1130173
UNRWA 清田明宏 保健局長「私が行ったラファの避難所は、大体3万人くらいいる。その人たちのトイレがたとえば800人に1つとか、シャワーは5000人に1つとか、そういう次元。ガザはすでに限界を超えているということは、ぜひ理解していただければ」
◆だいやまーく2024年04月23日 「生まれながらに孤児に イスラエルのラファ空爆で一家全滅、母親の胎内の赤ちゃんだけ助かる」,『BBC』
[外部リンク]https://www.bbc.com/japanese/articles/c4n183xxqd1o
パレスチナ自治区ガザ地区で暮らしていたサブリーンさんは、7カ月半の間、お腹の中に赤ちゃんを抱えていた。常に恐怖が続く日々だったが、家族の幸運は戦争が終わるまで続くと信じていた。 しかしその幸運も、4月20日の真夜中直前に、爆発の轟音(ごうおん)と炎によって消し飛んだ。 [...] 家の中ではサブリーンさんと夫、そして娘のマラクちゃん(3)が寝ていた。 夫とマラクちゃんは殺された。 [...] 救急チームは急いでサブリーンさんを病院に運んだ。 [...] ラファの産科病院の医師らが緊急帝王切開手術を行い、赤ちゃんを助けた サブリーンさんは助からなかった。 [...] 誕生時の体重はわずか1.4キロだった。 医師は「殉教者サブリーン・アル・サカニの赤ちゃん」と書いたテープを赤ちゃんの身体に貼った。 [...] 「しかしまだ危険な状態だ。この呼吸窮迫症はもともと早産の結果引き起こされたものだ。まだ母親のおなかの中にいるべき時期なのに、この子はその権利を奪われた」 [...] 「でも、その後が最大の悲劇だ。この子が助かったとしても、孤児として生まれたのだから」 [...] 病院には生き残った家族が集まった。孤児となったサブリーンちゃんのために新しい家庭生活を築くという現実的な問題と、悲しみと怒りの板挟みとなった。 母方の祖母のミルヴァト・アル・サカニさんは、「何の関係もない」人々に起こったことの「不公平と中傷」について語った。 「私の娘は妊娠していて、お腹に赤ちゃんを抱えていました。娘の娘も、私の息子も一緒にいました」 「息子の身体はばらばらになって、まだ見つかったいません。身元の特定ができないのです。(中略)なぜ標的にされたんでしょう? その理由が分からない。(中略)イスラエルは女性や子供を標的にしているだけです」 サブリーンちゃんのおじに当たるラミ・アル・シェイクさんは、 [...] 「家族全員が市民登録から抹消され、生き残ったのは小さな女の子だけなんて、あの人たちが一体何をしたというのか」 「みんな普通の民間人です」 [...] イスラエル軍は民間人を標的にする意図はないと主張。ハマスが市民を人間の盾にしていると非難している。 イスラエルが4月20日にラファで行った空爆ではこのほか、アル・アアル一族の子供15人も殺された。 アベド・アル・アアルさんは、子供全員と妻を殺害され、自分のアイデンティティーが消されてしまったと話した。
◆だいやまーく2024年04月23日 「社説(4月23日)ガザで相次ぐ餓死 最悪の人道危機止めよ」,『静岡新聞』
[外部リンク]https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1456728.html
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘で壊滅的な被害を受けたパレスチナ自治区ガザで、子どもの餓死が相次いでいる。国連人道問題調整室(OCHA)は今月上旬、栄養失調や水分不足で28人が死亡したと発表した。このまま戦闘が続けば、大人も含め餓死者が急増する恐れがある。 飢餓が広がったのは、イスラエルが支援物資の陸路搬入をガザ南部の検問所だけに制限してきたためだ。 [...] 国連は2月中旬、ガザ北部では2歳未満の乳幼児の15・6%が栄養失調状態で、命が脅かされていると警告していた。懸念が現実になったのは、食料や水が届かないだけではない。病院の多くが攻撃されたため、医療的な救命措置が受けられない。 支援物資の配給場所に殺到した住民が、イスラエル軍の攻撃を受けて多数の死者が出る惨事も度々起きている。国連人権委員会から任命された特別報告者が「数カ月にわたる餓死作戦」で「意図的に飢えさせている」と非難したのも当然だ。 昨年10月のハマスのイスラエル奇襲で始まった戦闘によってガザの犠牲者は3万4千人を超えた。子どもは1万3千人以上が死亡し、1万9千人が孤児となった。ガザから伝えられる痩せ衰えた幼児や親をなくして泣き叫ぶ子どもの姿はあまりにも痛ましい。
◆だいやまーく2024年04月22日 「1000人の若者が支援物資略奪 ボロ布のように崩れた建物...ガザの荒廃 UNRWA清田明宏氏」,『読売新聞』
[外部リンク]https://www.yomiuri.co.jp/world/20240422-OYT1T50111/
パレスチナ自治区ガザに最近入った国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の 清田 明宏・保健局長(63)が21日、読売新聞のオンライン取材に応じた。 [...] 4月8日に国連機関の車列でイスラエル軍の検問所を通って北部に入ると、1000人以上の若者らが無表情で待っていた。若者たちは車列の中にトラックを見つけ、荷台に飛び乗り略奪を始めた。 [...] 清田氏は「建物ばかりでなく、人の心も崩壊してしまった」と大きな衝撃を受けた。 [...] 3月から4月にかけてイスラエル軍が激しく攻撃したガザ最大のシファ病院は、どこが入り口でどこが病棟なのか分からない状態だった。清田氏は「もはや病院ではない」と受け止めた。 ガザ市で開いているUNRWA唯一の健康センターは、医師、医療機器、薬が十分ではなく、重傷者を治療できない。 蔓延 する肝炎の薬を届けたが、量は十分ではないという。 やせ細っていた旧知の職員は「食料を手に入れるのが大変だ」と漏らした。 [...] せいた・あきひろ 高知医科大(現・高知大医学部)卒、医師。専門は感染症。結核予防会結核研究所などで勤務後、世界保健機関(WHO)で約15年、結核や感染症の対策にあたった。2010年から現職。
◆だいやまーく2024年04月22日 「米政府、人権侵害疑惑でイスラエル部隊に制裁方針と報道 ネタニヤフ首相は「全力で闘う」と反発」,『BBC』
[外部リンク]https://www.bbc.com/japanese/articles/cgxw3eg41ypo
[...] この動きはヨルダン川西岸地区での複数の人権侵害疑惑をめぐるもの。2022年1月にパレスチナ系アメリカ人のオマル・アサド氏(80)が同地区での捜索中にイスラエル兵に縛られて猿ぐつわをされ、その後に死亡した出来事も含まれるという。 アメリカは当時、この件に関して「徹底的な犯罪捜査と完全な説明責任」を果たすよう求めた。 IDFは後に、アサド氏の死を遺憾に思うとし、ネツァ・イェフダ大隊の司令官を「けん責処分」とするとした。また、兵士2人については2年間、上級職に就くことが禁止されるが起訴はされないと付け加えた。アサド氏は持病が原因で死亡したとした。 アサド氏の遺族はこの事案を終結させる決定を非難した。
◆だいやまーく2024年04月22日 「ガザ地区で子どもの犠牲相次ぐ ユダヤ教の祭日始まるも警戒感」,『NHK』
[外部リンク]http://www3.nhk.or.jp/news/html/20240422/k10014429951000.html
◆だいやまーく2024年04月22日 「イスラエル軍空爆で死亡した妊娠中の女性から赤ちゃんが誕生 1400gで生まれ現在は安定」,『FNN : フジテレビ』
[外部リンク]https://www.fnn.jp/articles/-/689227
◆だいやまーく2024年04月22日 「【22日詳細】イスラエル首相 "ハマスへの圧力強める"」,『NHK』
[外部リンク]http://www3.nhk.or.jp/news/html/20240422/k10014429131000.html
◆だいやまーく2024年04月22日 「空爆で死亡、妊婦の子宮から帝王切開で女児救助 地上戦迫るガザ南部」,『朝日新聞』
[外部リンク]https://www.asahi.com/articles/ASS4Q2W02S4QUHBI01LM.html
◆だいやまーく2024年04月22日 「空爆で死亡妊婦から女児誕生」,『デイリースポーツ』
[外部リンク]https://www.daily.co.jp/society/world/2024/04/22/0017571733.shtml
◆だいやまーく2024年04月22日 「空爆で死亡妊婦から女児誕生 ガザ南部ラファ、容体安定」,『中日新聞』
[外部リンク]https://www.chunichi.co.jp/article/888426
◆だいやまーく2024年04月22日 「空爆で死亡妊婦から女児誕生 ガザ南部ラファ、容体安定」,『47NEWS : 共同通信』
[外部リンク]https://www.47news.jp/news/10826554.html
◆だいやまーく2024年04月22日 「空爆で死亡の女性から女児が誕生 ガザ地区」,『日本テレビ』
[外部リンク]https://news.ntv.co.jp/category/international/9722b85d7c804bbbbd97a283bc41c6c3
◆だいやまーく2024年04月22日 「ガザの赤ん坊、イスラエル軍の攻撃で死亡した母親の胎内から救出される」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_117344/
◆だいやまーく2024年04月22日 「ガザ南部病院に50人超の遺体 拷問の痕も」,『AFPBB News』
[外部リンク]https://www.afpbb.com/articles/-/3515990
◆だいやまーく2024年04月22日 「「生まれた時から孤児だ」死亡した妊婦から新生児救出 イスラエル ガザ南部を空爆」,『テレビ朝日』
[外部リンク]https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000346215.html
◆だいやまーく2024年04月22日 「【写真】ガザ地区の空襲で亡くなった母親から生まれたパレスチナ人赤ちゃん」,『韓国 : 中央日報』
[外部リンク]https://japanese.joins.com/JArticle/317720
◆だいやまーく2024年04月22日 「亡くなった母親から帝王切開で取り出されたパレスチナ人の赤ちゃんが生存...母の名前で名付けられた」,『韓国 : 中央日報』
[外部リンク]https://japanese.joins.com/JArticle/317717
◆だいやまーく2024年04月22日 「【写真】イスラエル国防軍によって埋葬された遺体を探しているパレスチナ保健当局」,『韓国 : 中央日報』
[外部リンク]https://japanese.joins.com/JArticle/317703
◆だいやまーく2024年04月22日 「「10分ごとに1人の子どもが殺されている」 UNRWA投稿、即時停戦訴え」,『朝日新聞』
[外部リンク]https://www.asahi.com/articles/DA3S15917229.html
◆だいやまーく2024年04月22日 「ガザ空爆で死亡の妊婦から帝王切開で女児誕生 容体は安定」,『毎日新聞』
[外部リンク]https://mainichi.jp/articles/20240422/k00/00m/030/005000c
◆だいやまーく2024年04月21日 「イスラエルによるラファ攻撃で22人死亡、そのほとんどが子どもたち 米国が援助策を進めるなか」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_117294/
◆だいやまーく2024年04月21日 「ガザの子ども「10分に1人殺されている」 国連が警鐘、停戦求める」,『朝日新聞』
[外部リンク]https://www.asahi.com/articles/ASS4P3J6BS4PUHBI00PM.html
戦闘が続くパレスチナ自治区ガザで人道支援に当たっている国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は20日、ガザで「10分ごとに1人の子どもが殺されている」とX(旧ツイッター)に投稿し、「即時停戦が残された最後の希望だ」と改めて訴えた。 投稿は「激しく、しばしば無差別な攻撃により、嘆かわしい数の子どもたちが負傷している」とも強調した。AP通信は20日、ガザ南部ラファの病院関係者の話として、イスラエル軍の空爆で少なくとも9人が死亡し、このうち6人が子どもだったと伝えた。
◆だいやまーく2024年04月21日 「国連:ガザの病院では複雑な医療機器が「意図的に破壊されている」」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_117278/
国連人口基金(UNFPA)パレスチナ州代表のドミニク・アレン氏は、国連が主導した最近のガザ病院10カ所へのミッションで、多くの病院が「廃墟と化しており」、妊産婦医療サービスを提供できる病院はわずか2、3カ所であることがわかったと述べた。 ハーン・ユーニス南部でイスラエル軍に包囲されて久しいナーセル病院では、胸が張り裂けそうな状況という。 ジュネーブでエルサレムからビデオリンクを通じてジャーナリストたちに語った彼は、「医療器具が故意に壊され、超音波検査(ご存知のように、安全な出産を助けるための非常に重要なツールである)が、ケーブルが切断されているのを見た」と述べた。
世界保健機関(WHO)は、ハマスが10月7日にイスラエル国内を攻撃した後、現在の戦争が勃発する以前から、ガザにそのような機器を持ち込むことが困難であると説明してきた。 [...] 一方、ハーン・ユーニスにあるもうひとつの産科専門病院、アル・カヘールでは、「まるで医療機器が動いているようには思えなかった」と彼は語り、分娩室が「死んでいる」と嘆いた。 「生命を与える場所であるべきなのに、不気味な死の感覚しかない」 ガザにある36の病院のうち、現在部分的に機能しているのはわずか10。 そしてアレンによれば、ガザ全域で毎日180人の女性が出産していると推定されるが、そのうちの約15パーセントが合併症に苦しみ、深刻な治療を必要としている。 そのため、そのようなケアを提供できる病院は、キャパシティーの大きな制約に直面している。 [...] 女性は出産後わずか数時間で退院し、帝王切開の後は1日足らずで退院することになる」とアレン氏は述べ、「それはリスクを増大させる」と強調した。
エミレーツ病院の医師はアレン氏に、"もう普通の大きさの赤ちゃんは見られない "と言った。 国連人口基金(UNFPA)は、「ガザの保健システムが 完全に機能不全に陥っている 中、産後ケアを提供する能力を深く懸念している 」と語った。 国連人口基金(UNFPA)は、このギャップを埋めるために、仮設の学校センターに助産婦と助産キットを配備していると述べた。
◆だいやまーく2024年04月21日 「救急車の運転手、入植者グループの銃撃で死亡 ヨルダン川西岸」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35218052.html
パレスチナ保健省によると、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区のナブルス南郊で20日、イスラエル人入植者らの銃撃で負傷したパレスチナ人らを搬送していたパレスチナ赤新月社(PRCS)の救急車の運転手(50)が、銃で撃たれて死亡した。 PRCSは、入植者の集団が救急車を銃撃したと述べた。 [...] PRCSが公開した映像には、「人道活動」に取り組んでいた救急チームがイスラエル軍の車両の中で兵士に囲まれ、尋問を受ける場面が映っている。
◆だいやまーく2024年04月19日 「イスラエルのガザ支援措置、国連事務総長「効果ないか限定的」」,『ロイター』
[外部リンク]https://jp.reuters.com/world/security/KTB4IWPEARO65MNOMECZ34J7CQ-2024年04月19日/
◆だいやまーく2024年04月18日 「ガザで凍結された数千の体外受精胚がイスラエルの攻撃で破壊される」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_117053/
ガザ:12月にイスラエル軍の砲弾がガザ最大の不妊治療クリニックを襲ったとき、爆発によって胚培養室の片隅に保管されていた5つの液体窒素タンクの蓋が吹き飛ばされた。
[...] ガザ市のアル・バスマIVFセンターに保管されていた4,000個以上の胚と1,000個以上の精子と未受精卵が破壊された。
イスラエルによる6カ月半に及ぶ攻撃が、ガザの230万人に与えた目に見えない犠牲の一例である。
タンク内の胚は、不妊に直面している何百組ものパレスチナ人カップルにとっての最後の希望だった。
1997年にこのクリニックを設立したバハエルディーン・ガライニ氏(73歳)は、「私たちは、この5,000の命、あるいはその可能性のある命が、両親にとって、未来にとって、あるいは過去にとって、何を意味するのかを深く知っています」と語った。
少なくとも半数のカップル(生存可能な胚を作る精子や卵子を作ることができなくなったカップル)には、もう妊娠のチャンスはない、と彼は言う。
「私の心は100万個に引き裂かれています」と彼は言った。
[...]
ジャアファラウィさんは9月に妊娠し、体外受精に初めて成功した。
[...]
ジャアファラウィさんは心配した: 「私はどうやって妊娠を完了させるのだろう?私はどうなるのだろう、私の子宮の中の子どもたちはどうなるのだろう [...]
ジャアファラウィさんは夫と家を出てハーン・ユーニスへ南下した後、少し出血した。出血はおさまったが、彼女の恐怖は収まらなかった。
11月12日にエジプトに渡り、カイロで最初の超音波検査を受けたところ、双子を妊娠しており、生きていることがわかった。
しかし数日後、彼女は痛みを伴うけいれん、出血、お腹の急激な変化に見舞われた。病院に運ばれたが、流産はすでに始まっていた。
◆だいやまーく2024年04月18日 「ガザで殺害された子ども1万3800人、1万9000人が孤児に 国連推計」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35217930.html
(CNN)国連児童基金(ユニセフ)は、パレスチナ自治区ガザ地区で殺害された子どもが、昨年10月7日以来の推計で1万3800人を超えていると発表した。
[...]
これとは別に、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関(UNウィメン)はガザ地区の状況について「10分ごとに子ども1人が負傷または死亡している」と指摘した。発表によれば、今回の戦争が始まって以来、殺害された女性は1万人を超え、そのうち6000人の母親が、孤児になった子ども1万9000人を残して亡くなった。
最近ガザを訪れたユニセフのテス・イングラム報道官は、 [...] 負傷した子どものあまりの多さに衝撃を受けたと振り返った。
「病院だけではなく、路上でも、その場しのぎの避難所でも、(子どもたちは)永久に一変してしまった人生を送っている」(イングラム氏)
◆だいやまーく2024年04月18日 「ガザ病院で凍結保存中の胚数千個が死滅、イスラエルの攻撃で」,『ロイター』
[外部リンク]https://jp.reuters.com/world/mideast/5IJO32UIRZPI3B5NBZ5EIPV744-2024年04月18日/
◆だいやまーく2024年04月17日 「パレスチナ自治区ガザで母親6000人死亡 1万9000人が孤児に 国連機関推計、100万人以上の女性が衛生的な水利用できず 生理用品も不足」,『TBSテレビ』
[外部リンク]https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1121015
◆だいやまーく2024年04月17日 「(コラムニストの眼)イスラエルの課題 イラク戦争の過ち、重なるガザ デイビッド・フレンチ」,『朝日新聞』
[外部リンク]https://www.asahi.com/articles/DA3S15913600.html
◆だいやまーく2024年04月17日 「ガザの200万人のパレスチナ人は、今や「生存者」の集団である、と国連人道問題担当責任者が述べた。」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_116962/
国連人道問題調整事務所(OCHA)は、同領土に援助を届けるために「可能な限りの努力をしている」が、「現実には、避難民対策や迫り来る飢饉との戦いのために、ガザ内に持ち込めるものはほとんどない」と付け加えた。
[...]
また火曜日には、イスラエルによる執拗な空爆によって、ガザにあるすべての大学が破壊されたことが明らかになった。これは、イスラエルが10月に軍事攻撃を開始して以来、領土内のすべての学校が閉鎖されているという事実と相まって、飛び地の62万5000人の学生が学業に復帰するには「何年もかかる」ことを意味すると、デ・ドメニコ氏は述べた。
[...]
また、国連衛星センターによると、ガザ東部のイスラエルとの国境沿いにある約4,000棟の建物のうち、約90%が戦争中に破壊または破損したという。
◆だいやまーく2024年04月17日 「ガザの難民キャンプ攻撃、子ども含む13人死亡」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35217874.html
(CNN)パレスチナ自治区ガザ中部のマガジ難民キャンプが16日、攻撃の標的にされ、子ども7人を含む少なくとも13人が死亡、25人以上が負傷した。同地のアクサ殉教者病院が明らかにした。
CNNが目撃者のニハド・オウデタッラーさんから入手した映像には、子どもたちを含む複数の死傷者が床に倒れ、周辺に血が流れる様子が映っていた。
[...]
「急いで見に行くと、遺体が地面に投げ出されていた。人々が泣き叫び、子どもたちが泣き叫んでいた。子どもたちは地面の上で死んでいた。ただテーブルサッカーで遊んでいただけなのに、殉教者になった」
アクサ殉教者病院内で撮影された映像では、死傷者が次々に運び込まれ、救急室は患者であふれ返っていた。 [...]
病院の遺体安置所では、死者の中から家族を探そうとする人たちの姿が見える。ファトメ・イッサさんは、白い遺体袋に入れられた幼い男の子の血まみれの顔を見せ、「息子です」とつぶやいた。
別の男性は、「みんな無関係の民間人だ。あわれんでくれ。あんた方は子どもたちを殺している。兵隊でも戦闘員でもない。あんた方が殺しているのは通りで無邪気に遊んでいた子どもだ」と叫び声を上げた。
[...]
「この子は私の長女で、名前はルジャイン、年は9歳。通りで遊んでいたところを攻撃に遭った。みんな、ただの子どもなんだ」。遺体を受け取った男性は訴えた。
病院前の庭にいる人たちも打ちひしがれた様子だった。病院の中に入ろうとしていた女性は、家族の名を呼んで泣き叫んでいた。庭に集まった数十人は、埋葬を前に、死者のための祈りをささげていた。
CNNはイスラエル国防軍にコメントを求めたが、これまでのところ返答はなかった。
◆だいやまーく2024年04月17日 「ガザでの女性の死者、1万人超える 国連推計」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35217865.html
報告書によれば、6カ月間で、ガザのパレスチナ人の女性1万人が死亡した。この中には推計6000人の母親が含まれており、1万9000人の子どもが親をなくすことになったという。
報告書によれば、100万人を超える女性と少女がガザで「壊滅的な飢餓」に直面している。食料や安全な飲み水、機能するトイレもしくは流水を利用することがほとんどできず、命を脅かす危険が生じているという。
報告書は「10分に1人の割合で子どもが負傷もしくは死亡している」と指摘した。
UNウィメンの幹部はスイス・ジュネーブで行われた会見で、「空爆を生き延びた女性たちは飢えや病気、絶え間ない恐怖に日々、苦しんでいる。ガザでの戦争は間違いなく女性に対する戦争であり、女性たちは自らが引き起こしたのではない戦争のために重い代償を支払っている」と述べた。
◆だいやまーく2024年04月16日 「イスラエル、150人の人質解放 多くが虐待証言=パレスチナ当局」,『ロイター』
[外部リンク]https://jp.reuters.com/world/security/GCRUHZFKPJPKNOHTOPUP3PV3ME-2024年04月16日/
解放された人質のうち数人は病院に搬送され、拘束中に虐待されたり不当な扱いを受けたりしたと主張している。イスラエル軍は虐待を否定している。 また人質の多くは、イスラム組織ハマスと関係があるかどうかについて尋問されたという。 イスラエル軍はロイターに送った声明で、イスラエルの法律と国際法に従って行動したと主張し、拘束した人質には食糧、飲料水、治療、適切な衣料品を提供したとしている。
◆だいやまーく2024年04月15日 「イスラエル当局、ガザ全域から拘束していたパレスチナ人150人を釈放」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_116865/
釈放された被拘禁者の中には、スフィアン・アブ・サラー氏もいる。彼は地元記者団に対し、逮捕されたときは「至って健康」で「両足で歩いていた」と語ったが、拷問とネグレクトにより、拘留中に左足を切断している。 ソーシャルメディアに流されたビデオには、松葉杖として使っている木の棒を支えに、片足でスキップするアブ・サラー氏の姿が映っていた。 彼は地元のジャーナリストに、拘留中に足が化膿したが、イスラエル兵は彼を病院に送ることを拒否したと語った。一週間も経たないうちに感染は広がり、彼は足を切断した。 アブ・サラー氏は拘置所での拷問と医療拒否により足を失った。 [...] 国連パレスチナ難民救済事業機関(UN Relief and Works Agency for Palestine Refugees)が先月まとめた国連の内部報告書には、イスラエルの刑務所におけるパレスチナ人被拘禁者に対する広範な虐待が記述されている。
◆だいやまーく2024年04月16日 「イスラエル軍撤収の病院、新たに15人の遺体を収容 ガザ市」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35217833.html
◆だいやまーく2024年04月15日 「帰還試みた避難民に攻撃、母に抱かれた女児が撃たれ重傷 ガザ中部」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35217769.html
(CNN)パレスチナ自治区ガザ地区で14日、南部ラファなどに避難している住民ら数千人が自宅へ戻ろうとして北上したが、イスラエル軍の攻撃を受けて引き返した。母親に抱かれていた5歳の女児が頭部を撃たれ、重体に陥っている。
[...]
撃たれた女児が頭から血を流し、男性に運ばれる場面の映像もあった。母親はCNNとのインタビューで、4人の子どもを連れて検問所を通過しようとしていたと話した。
列に並んで待っていると、目の前で2人の男性が割り込み、これに対してイスラエル兵らが発砲した。母親は「抱いていた娘を降ろして歩かせようとしたら動けず、自分の両手が血だらけになっていた。娘の名前を呼んでも返事がなかった」と振り返る。
女児はガザ市のアクサ病院へ運ばれ、治療を受けている。母親によると、今も集中治療室(ICU)に入っているという。
◆だいやまーく2024年04月14日 「「早く娘の墓参りをしたい」「家族に会いたい」...完全封鎖のガザに戻れず悲痛な叫び」,『読売新聞』
[外部リンク]https://www.yomiuri.co.jp/world/20240414-OYT1T50007/
パレスチナ自治政府は、重症患者らがガザ域外で治療を受けられるようにイスラエル当局と調整し、特別許可を得ている。マカーサド病院によると、戦闘開始前には1週間に約30人の患者を受け入れた。ただ、イスラエル当局は患者らに「病院から出ると滞在許可を取り消す」と通告している。患者は回復しても、いつ退院できるか分からない状況が続いている。
小学校教諭ムハンマド・シールさん(40)の末息子ジュート君(6)は骨に異常が見つかり、昨年10月1日に入院した。シールさんも病院に付き添い、ジュート君は首から点滴で薬を入れて症状は改善したが、外に出られず退屈な日々を送る。
◆だいやまーく2024年04月14日 「イスラエルによる2002年のパレスチナ・ジェニン難民キャンプにおける犯罪 現地にいた米ジャーナリストの証言・写真」,『イラン : Pars Today』
[外部リンク]https://parstoday.ir/ja/news/middle_east-i124054
イスラエル軍による2002年のジェニン難民キャンプ攻撃で広範に破壊されたパレスチナ人の住居 この虐殺に関しては、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルも報告で次のように説明しています。 [...] アムネスティ・インターナショナルはこの報告でさらに、殺害、パレスチナ人を人間の盾にする、拘束した者に対する拷問および横暴・非人道的・侮辱的な行動、食料や水の入手の困難、医療・人道支援の妨害、財産および都市インフラの大規模な破壊などについても伝えました。
難民キャンプの病院およびそこにいた負傷した人々の映像は、一切残されていない。爆撃された建物の映像も、カメラの前で涙をこらえきれなかったニュース解説者の映像も、恐怖で母親にしがみつく子どもの映像も同様だ。
◆だいやまーく2024年04月14日 「イスラエルというならず者は制御できるか? イランと抵抗勢力に世界が注ぐ視線」,『イラン : Pars Today』
[外部リンク]https://parstoday.ir/ja/news/middle_east-i124062
シファー病院はイスラエル軍による包囲・攻撃で完全に破壊され、もはや病院としての機能を失い、人間の墓場と化しました。 イスラエル軍による攻撃を受けたガザ・シファー病院 イスラエル軍の撤退後、同病院からは手足を拘束された遺体や虐待の痕がある遺体、爆破により切断された遺体、イスラエル軍の戦車に轢かれたと思われる遺体などが多数見つかりました。また、映像からは、同病院が食糧支援などがされないままイスラエル軍により包囲されていたことが明らかになりました。 イスラエル軍がシファー病院への攻撃で、病院内にいた患者や医療関係者、ジャーナリスト、避難民などを殺害したことは、1949年のジュネーブ条約への明らかな違反です。
◆だいやまーく2024年04月13日 「衝突から半年 ガザ住民語る窮状...物資届かず飢餓悪化 "家族の死"に苦しむ子どもたち」,『テレビ朝日』
[外部リンク]https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000345007.html
パレスチナ子どものキャンペーン ハリールさん 「(侵攻開始から半年以上)人々は苦しみ続けています。1000もの問題があります。病気に苦しみ、爆撃に苦しみ、死に苦しみ、飢えに苦しんでいます。食料もありません。飢餓は大きな問題で、水さえ手に入らないこともあります」 食料は日を追うごとに手に入りづらくなり、ハリールさん自身もこの半年間で約40キロ体重が落ちたといいます。
パレスチナ子どものキャンペーン ハリールさん 「10歳か12歳くらいの子どもに話を聞くと、どのように苦しんでいるのか、兄弟がどのように亡くなったのか、兄弟や姉妹が殺されるのをどのように見てきたか説明してくれます。例え戦争が終わっても彼らは一生、精神的に苦しむことになるでしょう」
ユニセフ イングラム広報官 「私はけがをしたたくさんの子どもたちに会ってきました。手足や、その両方を失ったり、愛する人を亡くした子どもがたくさんいます。安全できれいな水の不足、食料の不足、病気の増加のほか、医薬品や清潔な衣服、衛生用品が手に入らず、子どもたちの命が奪われ始めています」
◆だいやまーく2024年04月13日 「ガザ北部、さらなる援助がなければ「大惨事」OCHA職員」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_116649/
[...] IPC(最近の飢饉報告書)によれば、北部には飢饉に陥る危険性が最も高い人々が多く住んでいるからです。援助物資をガザ全域、特に北部に届ける機会を拡大しなければ、大惨事に直面することになります。北部の住民は、とても脆く不安定な生活を送っているのです」と同氏は警鐘をならした。 [...] 「住民は、必要最低限の水というより、非常に少ない水しか持っていません。その結果、安全で清潔な水の不足による感染症や、衛生システムの破壊が、(そこに住む)住民に問題をもたらしています。 [...] 現在、ガザにある4分の3の病院が閉鎖され、必要最低限の医療を提供する病院のほとんどが閉鎖されています。麻酔なしで切断手術が行なわれているという話も聞きます。流産も大幅に増えています。C型肝炎、脱水症状、感染症、下痢など、感染症が急増しています。そして明らかに、我々の援助物資供給網が非常に脆弱であることを考えると、十分な支援を届けることができていないのです」と同氏は語った。
◆だいやまーく2024年04月11日 「拘束のパレスチナ人、手錠原因の負傷で「切断が日常化」 医師告発」,『CNN.co.Japon』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35217665.html
イスラエル軍基地の野戦病院で働く医師は11日までに、パレスチナ自治区ガザ地区での軍事作戦に伴って拘束されたパレスチナ人に対する処遇は「悲惨」な状況にあるとし、手錠をかけられたけがが原因の身体の切断は「日常化」していると告発した。 イスラエル紙「ハーレツ」が独自情報として伝えた。この医師は検事総長、国防や保健両相にこの現状を訴える書簡を送付したとし、同紙はこれを入手したとした。 スデ・テイマンにある野戦病院に配置された医師は、収容するパレスチナ人の健康管理をないがしろにし、医療倫理に違反する扱いをしていると主張。具体的には、ストローを使った食事を強い、絶え間ない拘束や目隠しを続けていると指摘した。 排便にはおしめの使用を強いているとも証言した。
◆だいやまーく2024年04月11日 「ガザの子供たちの頭や胸を銃で撃ち抜く、イスラエルの「残虐な手口」」,『COURRiER Japon』
[外部リンク]https://courrier.jp/news/archives/361124/
英紙「ガーディアン」は、2024年に入ってからガザの病院で働いた医師9人を取材し、子供たちの死傷の状況について聞いた。医師らによると、治療したほとんどの子供は住宅街への砲撃に巻き込まれたために負傷していたという。家屋などの破片による怪我や火傷を負っていた。倒壊した家屋の下敷きになって命を落とした子供もいた。一方、頭や胸に一発の銃弾を受けて死傷した子供も多く治療したという。その傷の種類や場所、彼らを病院に連れてきた人の証言から、子供たちはイスラエル軍に直接狙われたと考える医師もいた。
◆だいやまーく2024年04月10日 「イスラム教祝日前夜にイスラエル軍の空爆、14人死亡 ガザ中部の難民キャンプ」,『CNN.co.Japon』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35217581.html
(CNN)パレスチナ自治区ガザ地区中部のヌセイラット難民キャンプが9日夜、イスラエル軍の空爆を受け、少なくとも14人が死亡した。
近くの中部デイルアルバラにあるアクサ病院の医師が明らかにした。
[...]
同医師はCNNに「病院は崩壊の危機にある。受付エリアは負傷者であふれ、人々が床に横たわっている」と訴えた。入り口の外にあるテントで治療の優先順位を決める「トリアージ」を試みたが、テントも負傷者でいっぱいになった。「すでに収容定員を超えている。医療用品も薬も麻酔剤も、すべて欠乏している」という。
空爆は、イスラム教のラマダン(断食月)明けを祝う重要な祝日「イードアルフィトル」の前夜に起きた。
◆だいやまーく2024年04月10日 「イードを控えたガザでは依然として飢餓が続いている。」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_116423/
一部の病院では、先月から栄養失調や飢餓で死亡する子どもたちが報告されており、医薬品が不足しているため、被害はさらに増えるだろうと警告している。 ガザ北部のカマル・アドワン病院では、メディア責任者のウィッサム・アル・セクニ氏が、日曜日に到着した荷物は患者のニーズを満たすには不十分であり、特に戦地でよく見られる負傷を治療するための、抗生物質が不足していると述べた。しかし、栄養価の高い食料が不足していることが最大の問題であると語った。 「(入院している)子どもたちのほとんどは栄養失調で、特に未熟児は母親の栄養失調が原因です」と同氏は続けた。
◆だいやまーく2024年04月07日 「ガザ戦闘半年、死者3.3万人超 終結見えず、100万人が飢餓直面」,『朝日新聞』
[外部リンク]https://www.asahi.com/articles/ASS463VS0S46UHBI021M.html
世銀と国連が2日に出した報告によると、推計した被害額は、衝突が始まった昨年10月から今年1月末までの分。被害額185億ドルは、ガザとパレスチナ自治区ヨルダン川西岸を合わせた2022年の域内総生産(GDP)の97%に相当するという。
ガザの保健施設は84%が損壊し、人々は最低限の医療しか受けられない状況にある。水や衛生関連の設備は以前の5%しか稼働していなくて、限られた水の配給にしか頼れない。教育システムも戦闘の影響で崩壊しており、報告は「100%の子どもたちが学校に行っていない」としている。
ガザでは衝突の初期からほぼ全面的な停電が続いている。主要道路の92%が損壊し、人道支援物資の配送も非常に難しくなっているという。
ガザの人口230万人のうち、7割を超える170万人が戦闘によって家を追われた。報告は、身体的・精神的健康への壊滅的かつ累積的な影響が女性や子ども、高齢者、障害者に最も重くのしかかっていると指摘。「幼い子どもたちは生涯にわたり、その発育で影響を受ける」と予測している。
◆だいやまーく2024年04月03日 「ガザのインフラ被害185億ドル、世銀推計 100万人超が住居失う」,『ロイター』
[外部リンク]https://jp.reuters.com/world/us/NQQI6KFO4VLBNC6FX5JT2QK5L4-2024年04月02日/
◆だいやまーく2024年03月24日 「ネタニヤフ首相のイスラエルは急速にアメリカの友人を失いつつある」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/opinion/article_115370/
◆だいやまーく2024年03月12日 「公衆衛生上の問題がガザの人道危機をさらに悪化させる」 『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]
https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_114291/
世界保健機関(WHO)によれば、ガザの医療従事者のうち、現在も働いているのはわずか30%で、その多くも限界の中で働いている。
「彼らは、空爆後に緊急治療室に運ばれてくる何十万人もの死傷者の対応に追われているのです。それに加えて、がん患者、障害者、妊婦、慢性疾患を持つ人々など、弱い立場に置かれている人々です」 [...]
◆だいやまーく2024年02月28日 「ガザ戦時下の身体障害者...5万人超が直面する困難 がれきでテントをつくる人も、戦闘開始4カ月の現実」 『47NEWS : 共同通信』
[外部リンク]
https://nordot.app/1133310568530313433
イスラエル軍が地上侵攻するパレスチナ自治区ガザでは、170万人が自宅を追われ避難生活を送る。 [...] 中には障害者もいる。バリアフリー設備のない学校での避難生活に「自分は何もできない」と天を仰ぐ車いすの男性。軍の絶え間ない攻撃は健常者以上に障害者やその家族に困難をもたらす。
ムハンマドは2019年、以前のガザ戦闘でイスラエル軍に破壊された建物の解体作業中に2階から転落、下半身不随となった。 [...] それでも、青果商の仕事を始め、新たな人生を歩み始めたところで、今回の戦闘に巻き込まれた。
避難先の学校は人であふれ、落ち着ける場所はない。サマは「特にトイレが狭くて汚くて大変だ」とこぼす。ムハンマドは排尿パックやおむつも利用するが、UNRWAからの支給には数の制限があり、排尿パックを再利用するケースも増えたという。週に3回実施していた理学療法のリハビリはできなくなり、身体機能の低下にも不安を抱える。
欧州地中海人権モニターは今回の戦闘で少なくとも5千人が回復不能な傷を負い、障害者になったと発表している。
ムハンマドは「今思えば、戦闘前は『半分』の障害者だった」と話す。ガザでも、バリアフリーの意識が広がり、2019年にはガザ市に障害者用トイレを設置したビーチもオープンした。ムハンマドは「子どもたちと遊んで楽しかったのが忘れられない」と振り返った。
ムハンマドは子どもを両腕に抱き寄せながら、こう続けた。「避難している私はいま『完璧な』障害者になった。イスラエルは美しかった『残り半分』の私の生活も奪っていった」
◆だいやまーく2024年01月22日 「ガザの障害者はイスラエル・ハマス戦争の苦しみにどう対処しているか」 『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]
https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_110057/
10月7日以前でも、ガザでは約21%の世帯に少なくとも一人は障害者がいた。 援助関係者によれば、イスラエルによる爆撃と援助封鎖は、障害を持つ人々の基本的権利と尊厳を否定するものだという。 [...] 「彼らはまた、尊厳だけでなく、人権そのものに対する直接的な脅威にも直面している」と、極限状態にある障害者や社会的弱者を支援する慈善団体、ハンディキャップ・インターナショナルの人道アドボカシー・マネージャー、リセ・サラヴェール氏はアラブニュースに語った。
イスラエル軍は、指定された「安全地帯」に避難するよう市民に命じているが [...] 世界的なメディア機関の調査によって、イスラエルが曖昧な避難指示を頻繁に出し、後に安全と判断した地域を標的にしていたことが明らかになった。
しかし、多くの障害者、特に運動能力に問題がある障害者にとって、イスラエルの攻撃から逃れることは不可能に近い。
イスラエルによる16年間のガザ封鎖は、車椅子や義肢などの必要な補助器具を障害者から奪ってきた。 [...]
障害を持ちながらこの戦争を生き抜かなければならないという恐怖は、ガザ地区のほとんどすべての人につきまとっている。ハンディキャップ・インターナショナルが先月発表した報告書によると、この猛攻撃でパレスチナ人が負った負傷には、骨折、末梢神経の損傷、切断、脊髄や脳の損傷、火傷などがある。
国連児童基金ユニセフによると、ガザで負傷した9,000人の子どもたちの多くは、手足の1本以上を失っているという。戦争が始まる前でさえ、ガザの世帯の21%には、少なくとも1人は障がい者が含まれていた。
◆だいやまーく2024年01月09日 「ガザ地区の子どもたち、一日10人以上足を切断...麻酔なしで手術も」 『韓国 : ハンギョレ』
[外部リンク]
http://japan.hani.co.kr/arti/international/48859.html
世界保健機関(WHO)は3日、ガザ地区の医療システムが崩壊し、麻酔剤をはじめとする医療用品と医療スタッフが大きく不足していると発表した。セーブ・ザ・チルドレンはWHOの発表を引用し、足を失った子どもの相当数が麻酔さえなく切断手術を受けなければならないと伝えた。
同団体パレスチナ事務所のジェイソン・リー事務所長は「爆発による負傷を負って(病院に)来た子どもたちを見て打ちのめされる医師や看護師を多数目撃した」とし、「これほど苦しんでいる子どもたちを見ながら、治療したり痛みを軽減する装備と医薬品がない状況に置かれているというショックは、経験豊富な専門家たちでさえ耐えられないことだ」と語った。
◆だいやまーく2023年12月26日 「ガザ地区の弱者にとってイスラエルの空爆が意味するもの」 『ニューズウィーク』
[外部リンク]
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/12/post-103314.php
[...] 忘れてはならないのが最も弱い立場にある人々、とりわけ障害者の存在だ。
ガザ地区において、障害のあるパレスチナ人が直面する危険は紛争前と比べて桁違いに大きくなっている。戦争になって、最初に命を落とすのは多くの場合が障害者だ。 [...] イスラエル軍がガザ市民に対して [...] 爆撃を行うと警告しても、 [...] 「人道回廊」を設置しても、障害者は避難できないことがあまりに多い。
[...]
「避難することができた人々が語ったのは、自分のニーズに合わせて設計された家を離れ、車椅子や歩行器、補聴器などの補助器具を手放さなければならないことの恐怖だった」と同団体は説明した。
皮肉だが、パレスチナ人の障害者の多くは、過去の戦争でイスラエルの爆撃を受け障害を負った人々だ。たとえばサミ・アルマスリ(50)は [...] 2008年にイスラエルによるドローン攻撃で足を失ったと語った。彼は現在、ガザ市のアルクッズ病院に避難している。「イスラエル軍がこの病院を爆撃すれば、私は死ぬだろう。自分が動けないのは分かっている」と彼は語った。
平時でさえ社会から取り残されがちな障害者は、危機や戦争が起きるとますます取り残されることになる。最も弱い立場にあるのに、避難するのも救助されるのも最後になることが多く、生き残れる可能性が最も低い。
[...] 車椅子利用者が自力で避難できる可能性はほとんどゼロに近い。あらゆる方向から砲弾が降り注ぐなか、誰かに運んでもらうようなことをすれば、標的となった家に残ったほうがまだましなほどの危険にさらされる。
耳が聞こえない、あるいは目が見えない人の場合はどうだろうか。誰が彼らに危険を警告し、避難を手助けしてくれるのか。危険が迫っていると気づいても、彼らには自力でどこかに避難したり、走って逃げたりすることはできない。
◆だいやまーく2023年12月26日 「身体に障害あるガザ住民の苦悩/爆撃・砲撃 避難は困難」 『しんぶん赤旗』
[外部リンク]
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2023-12-26/2023122603_01_0.html
本紙の電話取材に24日に応じたマンスルさんには重度のまひを患っている息子(15)がいます。自宅があった北部が爆撃されました。車いすを持ち出せず、南部ハンユニスまで息子を抱いて逃げました。
「健常者でも家を追われ、逃げまわるのは大変だ。まひを患う息子にとってどれほどつらいか」。息子は階段の昇降ができず、避難所のトイレを使うのも困難です。
「息子は動けず一日中、毛布に横たわっている。早く死にたいと訴える姿に胸が苦しくなる」
[...] オマルさんはイスラエル軍にハンユニスからの退避を命じられ、おじの70代のアイシュさんとその妻サミハさんに一緒に逃げようと説得しました。アイシュさんは体が不自由で車いすを使っており、逃げても無駄だと考えて家にとどまろうとしました。
イスラエルの地上軍が家の近くまで迫っていました。サミハさんはアイシュさんを急いで家から連れ出そうとしていたときに、戦車の機関銃で撃ち殺されました。 [...]
「優しいおばとおじだった。なぜ殺されなければならないんだ」
国連の障害者の権利に関する特別報告者ヘバ・ハグラス氏は、ガザで行われている軍事作戦について、武力紛争下で障害を持つ人びとの保護を求める障害者の権利条約と国連安保理決議2475(2019年)に反すると警告しています。
◆だいやまーく2023年12月19日 「ガザのカトリック教会、狙撃現場の写真を公開」 『CNN.co.jp』
[外部リンク]
https://www.cnn.co.jp/world/35212998.html
パレスチナ自治区ガザ地区のガザ市にあるカトリック教会で、イスラエル軍の狙撃兵が母娘2人を射殺したとされる現場周辺の写真が公開された。 [...] 写っているのは敷地内の修道院だという。ここには障害者54人も収容されている。窓ガラスが割れた場面の写真もある。 投稿には、「この無意味な紛争を終わらせる時だ」と書かれていた。 同教会への攻撃は国際社会の注目を集めている。イスラエル軍は関与を否定したとみられるが、ローマ教皇フランシスコや、ここに家族が避難しているという英下院議員らが非難声明を出した。
◆だいやまーく2023年12月18日 「イスラエル軍、ガザの教会で女性2人を射殺 ローマ教皇が非難」 『CNN.co.jp』
[外部リンク]
https://www.cnn.co.jp/world/35212907.html
ガザ地区のキリスト教徒は今回の戦争が始まって以来、ほとんどが一家でこの教会に身を寄せていた。総主教は、何の予告もなく教会が銃撃されたと訴えている。 ローマ教皇フランシスコは17日の礼拝で、 [...] この教会については「テロリストはいなかった。いたのは家族や子ども、病気や障害をもつ人、修道女たちだった」と訴えた。 [...] 総主教によると、イスラエル国防軍は同教会の敷地内で障害者54人が居住していた施設も標的とした。この建物の唯一の電力源だった発電機や太陽光発電パネル、水槽もロケット弾で破壊され、同施設は居住できない状態になった。
◆だいやまーく2023年12月17日 「イスラエル狙撃兵、カトリック教会で母娘を射殺か ガザ地区」 『CNN.co.jp』
[外部リンク]
https://www.cnn.co.jp/world/35212895.html
◆だいやまーく2023年12月09日 「即時停戦の決議案にアメリカが拒否権発動 国連安保理」 『BBC』
[外部リンク]
https://www.bbc.com/japanese/67668551
◆だいやまーく2023年12月06日 「知的障害あるパレスチナ人、軍服姿の男に撃たれ負傷 ヨルダン川西岸の映像」 『CNN.co.jp』
[外部リンク]
https://www.cnn.co.jp/world/35212406.html
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のヘブロン近郊で、知的障害のあるパレスチナ人男性が軍服姿の男に撃たれて負傷したとされる場面の映像が浮上し、CNNが内容を確認した。
撃たれた男性の兄弟が5日、CNNとの電話インタビューで語ったところによると、男性は同日、帰宅途中で軍服姿の3人組に呼び止められ、身分証明書の提示を求められた。
男性は証明書を持っていないと答え、押し問答の末に銃撃を受けたという。
この兄弟は「本人を見れば、障害があることはすぐに分かる」と説明。3人組はイスラエル兵だったと主張した。
イスラエル軍はその後、ヘブロン近郊で兵士らが知的障害のある男性との争いに関与した件について、軍警察が調べていることを認めた。
[...] 男性の兄弟によると、この友人は男性が障害者だと訴えたが、3人組は耳を貸さなかった。
◆だいやまーく2023年11月16日 「国連安保理、ガザ戦闘「人道的休止の拡大」を決議 日本など12カ国賛成」 『産経新聞』
[外部リンク]
https://www.sankei.com/article/20231116-B2LS54CFP5KH7NL6J2IFGELLNA/
◆だいやまーく2023年11月09日 「「何も残されていない」、南へ逃げるパレスチナ人増加 ガザ攻勢強化で」 『CNN.co.jp』
[外部リンク]
https://www.cnn.co.jp/world/35211305.html
パレスチナ自治区ガザ地区では8日、大勢のパレスチナ人が荒廃した域内を徒歩で避難した。イスラエル軍の地上作戦や空爆が強化され、脱出を試みる人が増えている。 女性や子ども、高齢者、障害者らはイスラエル国防軍(IDF)発表の避難回廊に沿って、サラーエディン通りを南下した。
◆だいやまーく2023年11月09日 「イスラエル「ガザ市街戦突入」...数千人の住民が白旗を掲げて南部へ」 『韓国 : ハンギョレ』
[外部リンク]
http://japan.hani.co.kr/arti/international/48321.html
国連人道問題調整事務所(OCHA)は6日までに、約5千人の住民が歩いて4時間の距離の南に移動したと発表した。主要道路が深刻に損傷しており、燃料が不足しているため、徒歩でしか移動できない。このような過酷な環境の中、児童や高齢者、患者、障害者が含まれた家族全体が数十キロメートルを歩く場合もあると、国連は説明した。
◆だいやまーく2023年11月08日 「5000人が徒歩でガザ南部へ、4時間の避難回廊設置で 国連」 『CNN.co.jp』
[外部リンク]
https://www.cnn.co.jp/world/35211198.html
国連人道問題調整事務所(OCHA)は [...] OCHAの声明によると、イスラエル軍が6日午前10時から午後2時まで避難回廊を設け、ガザ市民やガザ北部の行政に南側への移動を呼び掛けた。 OCHAは「主要な交差箇所につながる道路は大きく損壊しているため、徒歩でしかたどり着けない。子どもや高齢者、身体障害者を含め、人々は皆、身の回りのものを手に持って長距離を歩いたと報告した」と状況を伝えた。
◆だいやまーく2023年11月07日 「寄付は届くの?イスラエルとハマスの衝突から1か月【QAで】」 『NHK』
[外部リンク]
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20231107/k10014249711000.html
◆だいやまーく2023年11月03日 「国連専門家、ガザでの大量虐殺を止めるのに猶予はないと警告」 『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]
https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_103793/
さらに、ガザに住む多くの高齢者や障害者が、瓦礫と化した家を追われ、テント生活を余儀なくされているという。 ガザの状況は破滅的な転換点に達しており、食糧、水、医薬品、燃料、その他不可欠な物資の切実な必要性は、過去3週間にわたる絶え間ない砲撃の結果、燃料の不足と水インフラへの被害が長期化し、ガザの住民が安全な飲料水をほとんど、あるいはまったく手に入れられなくなったことから、迫り来る健康危機によってさらに深刻化している、と専門家は警告した。
◆だいやまーく2023年10月19日 「ガザ地区で病院爆発 一時停戦して国際調査を」 『毎日新聞』
[外部リンク]
https://mainichi.jp/articles/20231019/ddm/005/070/118000c
絶対にあってはならない事態が起きてしまった。パレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスとイスラエルとの戦闘が泥沼化する中、ガザ地区北部の病院で大規模な爆発があった。 地元保健当局によると、500人以上が亡くなった。一度の犠牲としては、今回の軍事衝突で最大だ。最も弱い立場の人々であり、許されない暴挙である。 ハマスはイスラエル軍による空爆だと非難する。一方、イスラエルのネタニヤフ首相は「攻撃したのはガザの野蛮なテロリストだ」と関与を否定した。 [...] イスラエルは [...] ガザ地区北部の住民に南部への移動を呼び掛けていた。 ただ、退避が困難な人は多く、この病院には、入院中の重症患者や新生児のほか、身の安全を確保しようと高齢者や障害者など多数の市民が避難していた。 ジュネーブ条約などの国際人道法は民間施設への攻撃を禁じ、病院などの保護を規定している。 イスラエルに向かっていたバイデン米大統領は「激怒し、深い悲しみに包まれている」との声明を発表した。イスラエルに国際法を順守して、人道危機を解消するよう働きかける必要がある。 [...] イスラエル軍はガザ地区で、国連機関の運営する学校や、住民が集まるエジプト国境の検問所付近を空爆している。病院の爆発後も攻撃を続けた。 戦闘が続く限り、憎しみが再生産される。
◆だいやまーく2023年10月18日 「イスラエル軍が攻撃準備を進める中、ガザの絶望的な市民は安全を求める」 『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]
https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_102279/
必死に避難方法を探している人もいた。 ソーシャルメディアには「ガザから南部に向かう運転手の番号が必要だ。 #助け が必要だ」との投稿があった。 国連パレスチナ難民救済機関は、「特に妊婦、子ども、高齢者、障害者」など、避難できない人々への懸念を表明した。同機関はまた、イスラエルに対し、民間人、病院、学校、診療所、国連の拠点を標的にしないよう呼びかけた。 シファ病院は毎時数百人の負傷者を受け入れており、医療物資の95%を使い果たしたとムハンマド・アブ・セリム医院長は述べた。水は不足し、発電機の燃料も減っている。 「病院内の状況はあらゆる意味で悲惨です。止まることなく手術が行われています」と述べた。
■しかくイスラエルの病者・障害者についての報道
◆だいやまーく2024年04月26日 「エジプト、ガザ停戦に向けた新たな外交的働きかけで重要な役割を担う」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_117722/
イスラエル情報当局は、ハマスや他のパレスチナ武装勢力にいまだ拘束されている合計133人の人質のうち、33人の女性、高齢者、病気の人質がガザに生存したまま残されていると考えている。
◆だいやまーく2024年04月18日 「カタール、仲介役を「再検討」と イスラエルとハマスの交渉は「悪用されている」」,『BBC』
[外部リンク]https://www.bbc.com/japanese/articles/crgyjkkvzejo
仲介役らは6週間の停戦を提案し、その間にハマスが40人の女性や子ども、高齢者や病気の人質を解放することを提案した。しかしハマスは先週末、この提案を公式に拒否した。
◆だいやまーく2024年04月16日 「ハマス、解放する人質の人数を引き下げ 停戦交渉めぐり」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35217839.html
(CNN)イスラエルとイスラム組織ハマスとの間で行われている人質の解放と停戦を巡る交渉で、ハマスが第1段階で解放する人質の人数を半分以上引き下げたことがわかった。事情に詳しいイスラエルの情報筋が明らかにした。
[...]
バイデン米政権の高官は、ハマスが交渉の第1段階として、20人という人数に焦点を当てていることを確認した。同高官は、ハマスが仲介国に対し、女性や病人、負傷者、高齢者の人質が約20人しか残っていないと伝えていることも確認した。
ハマスは、減らした人質と引き換えに、釈放するパレスチナ人の受刑者の数を増やすことや釈放する終身刑の受刑者の数を増やすことも要求しているという。
◆だいやまーく2024年04月11日 「イスラエル、停戦の可能性があれば15万人のガザ市民を北へ帰還させる」,『サウジアラビア : アラブニュース』
[外部リンク]https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_116485/
イスラエルの当面の目的は、ハマスに拉致された人質の解放を確保することだ。 [...] 協議に詳しい2人の当局者によれば、停戦に関するアメリカの提案では、イスラエルはセキュリティチェックは行わなわず、15万人のパレスチナ人のガザ北部への帰還を許可するとした。 その見返りとして、ハマスには女性、高齢者、病人の人質リストを提出することが要求されるという。 [...] 戦争が始まって7ヶ月目、ハマスが要求しているのは、攻撃停止、ガザからの撤退、そして避難民であるパレスチナ人の帰還許可である。 イスラエルの当面の目的は、10月7日の国境を越えた暴挙でハマスが拉致した人質の解放を確保することだ。
◆だいやまーく2024年04月11日 「イスラエル、ガザ北部へ避難民帰還を検討」,『ベトナム : ベトナムの声』
[外部リンク]https://vovworld.vn/ja-JP/%a5%cb%a5%e5%a1%bc%a5%b9/%a5%a4%a5%b9%a5%e9%a5%a8%a5%eb%a5%ab%a5%b5%cb%cc%c9%f4%a4%d8%c8%f2%c6%f1%cc%b1%b5%a2%b4%d4%a4%f2%b8%a1%c6%a4-1285814.vov
◆だいやまーく2024年04月11日 「イスラエル、ガザ北部へ避難民帰還認める構え 停戦交渉妥結なら」,『ロイター』
[外部リンク]https://jp.reuters.com/world/us/CUMTMXW2BNOALKDQRRKCTMFHFU-2024年04月11日/
◆だいやまーく2024年04月11日 「ハマス、人質40人を確保できず 停戦交渉」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/world/35217599.html
イスラム組織ハマスは11日までに、停戦交渉の第1段階で必要とされる人質40人の居場所を現在特定できていないことを示唆した [...] 把握されている以上の人質が死亡している恐れがある。 交渉当事者らが示した枠組みでは、戦闘休止の最初の6週間でハマスは人質となっている女性や病人、高齢男性ら40人を解放し、これと引き換えにイスラエルは国内に勾留しているパレスチナ人数百人を釈放する。 交渉を仲介しているカタールやエジプトの情報筋によると、ハマスは解放対象となる生きている人質は40人もいないと伝えてきたという。CNNが把握している状況からも、対象となる人質は40人以下であることが示されている。
◆だいやまーく2023年10月09日 「イスラエル攻撃のハマス、機関銃持った少女を肩車してお祭り騒ぎ...人質女性さらしてパレードも」 『韓国 : 朝鮮日報』
[外部リンク]
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/10/09/2023100980014.html
イスラエル軍のヨナタン・コンリクス中佐は8日(現地時間)、「ガザ地区ではパレスチナのイスラム武装組織ハマスによりイスラエルの民間人や兵士の多くが人質として捕らえられた」「一部は生きているが一部は殺害されたようだ」と述べた。コンリクス中佐によると、人質には子ども、女性、高齢者、障害者なども含まれており、その数はこれまで想像もできなかった規模だという。 実際にこの日SNS(会員制交流サイト)ではハマスが兵士はもちろん女性や高齢者、子供など民間人を次々と拉致する様子を撮影した動画が公開された。
◆だいやまーく2023年10月08日 「イスラエルはハマスと「長く厳しい戦争」に直面=イスラエル首相 双方の死者計1100人以上」 『BBC』
[外部リンク]
https://www.bbc.com/japanese/67045061
イスラエルにとっての悪夢のシナリオは、ユダヤ教の安息日にあたる土曜日の夜明け直後に始まった。 [...] 戦闘員はイスラエルが設置した分離フェンスを切断したり爆破したりした上、バイクやパラグライダーで、あるいは海からイスラエルへ一斉に侵入した。イスラエル国防軍の報道官によると、その人数は数百人に上る。 [...] 「(パレスチナ戦闘員は)数十ものイスラエル集落や国防軍の基地を攻撃し、一戸一戸、回っていった」と、イスラエル軍のヨナタン・コンリクス中佐は述べた。 「イスラエルの民間人を、それぞれの自宅で、冷徹に処刑した。イスラエルの民間人と軍関係者を、ガザへ引きずっていった。女性や子供、高齢者や障害者もだ」
■しかく発言等
◆だいやまーく2024年05月23日 「ガザ紛争巡る米国の認識、世界の転換点に 軍事専門家が考察」,『CNN.co.jp』
[外部リンク]https://www.cnn.co.jp/usa/35219135.html
イスラム組織ハマスがイスラエル南部を攻撃した昨年10月7日以降、軍事専門家のジョン・スペンサー氏はイスラエル国防軍(IDF)によるハマスとの戦闘を注意深く観察してきた。パレスチナ自治区ガザ地区に2度赴き、冬の間は記者としてIDFに従軍もした。 スペンサー氏はCNNの取材に答え、 [...] その上で、米国にはガザの惨状について一定の責任があるように思えるとの見方を示した。米国がイスラエルの作戦を遅らせる措置を取り、戦闘に勝利する能力に制限をかけているためだという。 [...] スペンサー氏のこのような評価は、歩兵として25年間軍務に就いた経験を基に下したものだ。
CNN:イスラエルについて、ラファへの地上侵攻を行わずにハマスを倒せると思うか?
スペンサー: [...]
ハマスがラファで生き延びれば、彼らの勝利だ。ガザ地区の片隅に押し込められるとしても関係ない。ハマスの指導部が生き延びれば、彼らは戦闘に勝利したことになる。イスラエルを攻撃しても生き延びたと主張することができるからだ。その後彼らは態勢を立て直し、将来どんな支配勢力がガザに侵入してこようとこれを撃退し続けることができる。いずれはイスラエルに対して攻撃を仕掛けることも可能だ。その場合はイランとその代理勢力も、自分たちの戦略を正当化するだろう。 [...]
[...]
CNN:イスラエルが攻勢に出れば、かえってより多くの武装組織が作られてハマスに加わり、イスラエルと戦うことになるのではないか? 逆効果ではないのか?
スペンサー:その恐れはある。間違いなく。 [...]
戦争は、敗れた側の人々に不満を抱かせる。それにより彼らが過激化する可能性は実際にある。しかし現在、存亡に関わる脅威もしくは世界戦争の危機に直面している状況で、そうしたことは考慮の対象にならない。必要なのは、現時点で自分に危害を加えようとしている相手側の軍隊を直ちに壊滅することだ。実際このような事態に陥っているからには、境界にいる敵の部隊にひたすらこちらを攻撃させておく方がいい。住民は、敵を壊滅しようという私の意見になかなか賛同しないだろうから。
良い比較対象となるのがナチズムだ。米国には第2次世界大戦中、ドイツ人の一段の過激化を懸念する余地はなく、彼らの打倒を最優先にしなくてはならなかった。終戦後、彼らを非過激化する取り組みが可能になった。 [...]
CNN:ハマスが病院や学校を利用していることについて話したいと?
スペンサー氏:そうだ。これは善意が悪い結果をもたらすという格好の事例だ。 [...] しかし戦闘に関する法規に従わない戦闘員たちは、保護下にある全ての施設に突入してしまった。ハマスはあらゆる戦闘関連の法規を取り上げて分析し、法的に守られている施設だという理由で自分たちがそれらを占拠する環境を作り上げた。従ってテロ組織を自認する敵との戦闘では、従来型の軍隊が大変不利な立場に追い込まれる。世界が注視する状況では特にそうだ。
ハマスは私が見た中で、これを工業的な水準で行った最初の武装勢力だ。米軍が複数の病院を完全に爆撃したのは、戦っているISIS(=過激派組織イラク・シリア・イスラム国)が病院の中にいたからだった。しかしハマスがやっているのは、保護対象のあらゆる施設を軍事施設に作り替えることだ。そうした施設への武力行使を制限せざるを得ないイスラエルの事情を熟知しているからだけでなく、施設への攻撃を想定しただけで世界がイスラエルを非難することも理解しているからだ。当然イスラエルはハマスと同類だなどと国際社会に思われたくないので、ハマスがそこに付けこもうとするのは予想の範囲内となる。
私はハマスが全ての学校、国連施設、病院の地下にトンネルを建設していると指摘してきたが、今そうではないことが明らかになっている。彼らは自分たちのトンネルを作り、その上に学校を建てている。これは文字通り、保護を追求する我々の取り組みの副作用であり、より多くの人々を危険に晒(さら)してしまっている。
CNN:病院や学校の下にハマスがトンネルを建設していることがどうやって分かるのか? IDFが発表する情報や使用する数字については多くの疑問の声が上がっている。こうした情報について信頼できると考える理由は?
スペンサー:ハマスのものよりはIDFの情報を信頼するが、私はこの戦闘中に実際にガザを訪れている。トンネルがあるモスク(イスラム教礼拝所)や学校の近くにも行った。同行したIDFがモスクから伸びるトンネルを発見していた。例を挙げればそういうことだ。 [...] 私が依拠しているのは自ら調べた内容であり、順法精神や高い道徳性を備えた社会と軍隊に対する信頼だ。
◆だいやまーく2024年04月26日 「その運命は現代へと疑問を投げかける──イタリアの名匠マルコ・ベロッキオが描く、激動の歴史の中でも生き延びる理由」,『Qetic』
[外部リンク]https://qetic.jp/film/marco-bellocchio-240426/460306/
『エドガルド・モルターラ』は原理主義や宗教的紛争を描くことを意図したものではありませんでしたが、いま思い出すのは、イスラエルとパレスチナの戦争のことです。この映画の完成後に、いま起こっている恐ろしい戦争が始まりました。イタリアに暮らしていると、日本と同様に、現状、戦争自体は我が国で起こっているわけではありませんが、パレスチナの問題だけではなく、ウクライナの戦争も地理的に近いため身近に感じられます。
今日、宗教的不寛容の問題は、多くの人に深く関係しています。特にイスラム教では、宗教的原則の名の下に、非常に暴力的な行為さえも行われていると思います。そのような暴力的な発露はユダヤ教原理主義にもやはり見られますが、それが多数派なのか少数派なのかはわかりませんが、ひどく不寛容に思えます。
◆だいやまーく2024年04月23日 「SNSで反戦を訴えたら逮捕された...高校教師を襲った出来事とイスラエル国内に漂う「空気」の異様さ」,『東京新聞』
[外部リンク]https://www.tokyo-np.co.jp/article/322859
孤立を深めるイスラエルの国内では、ガザへの侵攻に対する批判を抑え込む動きも見られる。交流サイト(SNS)で戦闘中止を訴えて逮捕されたイスラエルの男性に、オンラインで話を聞いた。(福田真悟)
[...]
[...] エルサレム在住の公立高校教師Aさん(62)は [...] 犠牲になった子どもらの写真とともに「この狂気を止めるんだ」とSNSに投稿したところ、内容を問題視した教育当局に呼び出され、解雇された。 [...] 翌11月には、反逆罪の疑いなどで警察に逮捕され、独房に4日間拘束された。長年、SNSで自国によるパレスチナの軍事占領を批判してきたが「こんな事態は初めてだった」。 [...] 「SNSへの投稿だけで立件できるなどとは当局も思っていなかったはず。国を批判すればこういう目に遭うと周りに知らせるのが狙いでは」と語る。
◆だいやまーく復職したが生徒から「家族を殺す」と言われ
[...]
今年1月に復職した際、Aさんは投稿に反発する生徒らに囲まれた。「後ろからたたかれ『家族を殺すぞ』などと罵声を浴びせられた」。[...] 激しい反発の背景には、軍への批判をタブー視する風潮もあると考える。「建国以来、戦争状態が続いている。兵役があるイスラエルでは、軍の存在は国民にとって大事なアイデンティティー(存在証明)。国防を担う英雄との教育が浸透している」 イスラエル国内ではガザの人道状況を懸念する声が少ない。一因に「国内の主要メディアが現地の惨状を全く伝えないこと」を挙げる。
◆だいやまーくガザ侵攻批判への猛バッシング...背景に何が
ガザ侵攻への批判を抑え込む動きがイスラエル国内に見られる背景には、ハマスによる多数の市民の殺害に対する怒りや恐怖感が引き起こした国民感情のかつてない「過激化」があるようだ。 元イスラエル兵で埼玉県在住のBさん(67)=埼玉県皆野町=は昨年、自らのSNSでガザ侵攻を批判。直後にヘブライ語で「ナチスに密告したユダヤ人と同じだ」などと、これまでにない激しい非難が寄せられた。 [...] 最近は、イスラエル国内でも政府を批判するデモが頻発。だが、先月末のデモに参加したBさんは「あくまでもネタニヤフ首相個人の批判が目的の人がほとんど。ガザ侵攻そのものに反対する声は少ない」と話す。
◆だいやまーく2024年04月21日 「イスラエルを批判する「言論の自由」がドイツでは法的根拠なく奪われている」,『COURRiER Japon』
[外部リンク]https://courrier.jp/news/archives/362203/
2023年10月7日のハマスによるイスラエルへの大規模攻撃以来、イスラエルを一貫して支持してきたドイツ政府。同時に、国内でのパレスチナ人に連帯しようとする動きも封じられようとしている。それはイスラエルに反対するユダヤ人であっても同様だ。ドイツでいま何が起きているのだろうか。イスラエルの安全はドイツの「国是」ホロコーストで約600万人のユダヤ人を組織的に殺害した過去のあるドイツは、第二次世界大戦後、イスラエルを軍事・財政面などで一貫して支援してきた。さらに「決して繰り返さない」というスローガンの下に、国内ではユダヤ人に対する加害の歴史が積極的に教えられてきた。そうして過去を克服し、人権と民主主義を重視するのが、1990年に東西ドイツが統一されて以降、国家のアイデンティティとされたのだ。イスラエルとの特別な関係が強調され、「イスラエルの安全は、ドイツの国是」とされた。2023年10月7日のハマスによるイスラエル攻撃後も、ドイツはイスラエルの自衛権を擁護してきた。2023年のドイツからイスラエルへの武器輸出額は前年比の10倍に一気に増えた。ストックホルム国際平和研究所の調査によると、2023年のイスラエルへの武器輸出の30%はドイツからのものだ。また、「過去の反省」に基づき、ドイツ国内で「反ユダヤ主義」とみなされる発言や行動をすると、ヘイトを煽ったとして民衆煽動罰に処される。一方、反ユダヤ主義の定義が曖昧であるため、イスラエルという国家への批判はユダヤ人差別と混同されがちだ。この処罰は、ユダヤ人に対しても適用される。イスラエルを強く批判するユダヤ人も「反ユダヤ主義者」とのレッテルを貼られてしまうのだ。
◆だいやまーく2024年04月21日 「悲惨な戦闘が示す真実 米軍の過ち重ねるイスラエル NYTコラム」,『朝日新聞』
[外部リンク]https://www.asahi.com/articles/ASS4M2PQ4S4MUHBI00PM.html
パレスチナ自治区ガザ北部のガザ市で2024年3月21日、イスラエル軍の攻撃を受けたシファ病院から子どもたちを抱えて南へ逃れる女性=ロイター [...] 昨年、シファ病院に突入したイスラエル軍は、先頃、再びこの病院を襲撃した。アーロン・ボクサーマンとイヤド・アブヘワイラの同僚2人がこれについて書いた秀逸な記事を読んだとき、次の一文が目に留まった。「しかし、戦況が長引くにつれ、イスラエル軍は3月中旬、ガザ北部の パレスチナ 人武装グループによる新たな反乱を一掃するため、再び病院に近づいた」 この「新たな反乱」という表現をよく考えてみてほしい。つまりイスラエルは、 イラク戦争の大半で我々米国がしたこととまったく同じことをしていた。いったんは掌握したと思った場所をめぐって再び戦っているのだ。
◆だいやまーく2024年04月12日 「トラウマで増幅する「選択的共感」という病理 イスラエル作家の警鐘」,『朝日新聞』
[外部リンク]https://www.asahi.com/articles/ASS4C6SW9S4CUHBI001.html
[...] イスラエル側でガザの惨状に関心を持つ人は少ない。 [...] イスラエルを代表する作家エトガル・ケレットさんは、人々が自分たちの痛みしか感じられない「選択的共感」に陥っていると指摘する [...] 「テレビのニュースをつけると、ハマスから身を守るために隠れている人たちと電話がつながっていて、彼らは『助けて』と訴えていた。殺されると、応答が途絶えた」。多くのイスラエル人があの日、襲われている人の視点で一部始終を目撃したと証言する。 その経験がトラウマ(心の傷)となり、ガザで生きる市民の痛みを想像できない「選択的共感」という病理を抱えてしまっている、と危機感を募らせる。 「自分自身や自分がくみしようと決めた側の痛みだけを増幅し、そうではない側は無視する」。いま、イスラエル人の多くが、そういう状態だという。 一方で、イスラエルを批判する意見の中にも、感情的で、地域の歴史や相手の置かれている文脈への想像力を欠く状況がみられる、と指摘する。 [...] 「現実の複雑性を認めるところからしか、意味のある議論を始めることはできない」と訴える。
◆だいやまーく2024年04月11日 「敵が「標的」から「人間」に変わる時 元諜報機関トップの対テロ戦」,『朝日新聞』
[外部リンク]https://www.asahi.com/articles/ASS471Q27S45UHBI00H.html
イスラエルの世論は戦争継続の支持が多数派で、ネタニヤフ首相はさらなる軍事作戦を辞さない構えです。しかし、国内諜報(ちょうほう)機関シンベトの元長官アミ・アヤロン氏は「この戦争は戦場で決着をつけることができない」と断言します。
――この半年、イスラエル政府の対応をどう評価していますか。
[...] ハマスの殺害の方法も問題でした。イスラエルという国家の存在を認めず、虐殺を仕掛けたテロ組織と戦うには地上作戦しかありません。
ガザでの戦闘には難しい問題があります。 [...] 戦闘員と民間人の区別がつきにくい。 [...] ガザの人口密集地にイスラエル軍を引き込み、市民を殺害させることで、世界の反イスラエル世論の機運を高める戦い方です。
学校、病院、モスク(イスラム教礼拝所)を軍事拠点とし、地下には長大なトンネルを掘り、そこには民間人が入ることはできない。 [...]
イスラエル人のほとんどは、この戦争が正義の戦争だと信じていますが、世界からみればそうではありません。3万人以上という犠牲者の数だけでなく、その多くは女性や子供であり、(軍の作戦は)非人間的に映っている。その結果、イスラエルは国際社会の支持を失いつつあります。
今回のようなテロとの戦いでは、戦場で軍事的に決着をつけることはできません。それをイスラエル政府は理解していない。国家間の戦争と対テロ戦争は違うのです。
◆だいやまーく2024年02月08日 「ガザで繰り返される悲劇をいかに受け止めるか」 『Foresight』
[外部リンク]
https://www.fsight.jp/articles/-/50411
知的障害のある人は、大昔からごく普通に、どこの村にも暮らしていました [...] けれども時代の変化に伴い、社会の近代化、都市化、核家族化が進行していくなかで、知的障害のある人はだんだん家族から切り離されて、村や町から遠く離れた施設に収容されるのが通常になっていきました。 そうした状況が長年続いた結果、人々はいつしか障害のある人の存在を忘れ、知的障害のある人と出会ったことがない、一度も接したことがないという人が増えていったのです。「知的障害者は国家の脅威である」という誤った認識を受け入れる土壌は、こうした状況のなかで形成されていったと考えられています。 接したことのない相手に対して過度に恐れを抱き、あるいは残酷になれてしまうという点では、先ほどの三牧さんのイスラエルとパレスチナの話にも通ずるような気がします。
◆だいやまーく2023年11月13日 「やまゆり園事件 最首悟さんからの手紙(65)」 『カナロコ : 神奈川新聞』
[外部リンク]
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-1034337.html
パレスチナ問題の根っこは、国を持てなかったユダヤ人が、第二次大戦後に英米の協力を得て、イスラエルに国をかまえたことにあります。第二次世界大戦ではナチスドイツのヒトラーがユダヤ人の絶滅を企て、約600万人を殺しました。日本はドイツとイタリアと日独伊三国同盟を結んでいましたから、ドイツのヒトラーのホロコースト(ユダヤ人絶滅)を認めていたことになります。この三国同盟は1940年に締結され、1945年5月にナチスドイツの敗北で失効しました。
ヒトラーのユダヤ人憎悪は徹底していて、ヒトラーの著書『わが闘争』では、反ユダヤ的発言は反共産主義的発言の2倍以上あるという指摘があります。ユダヤ人の大量虐殺は人類史上最大の犯罪と言われています。三人称的な言い方になりますが、自分の名前を言えないとみなした障害者を19人殺した青年は、「ヒトラーの思想が降りてきた」と言っています。その影響の中にユダヤ人抹殺が入ってなかったとは言い切れません。 日独伊三国同盟のころ子どもだった私も、日本人だという自覚を持つ以上、ホロコーストに責任はないとは言えません。