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『病いと薬のコスモロジー――ヒマーラヤ東部タワンにおけるチベット医学、憑依、妖術の民族誌』

長岡 慶 20210325 春風社,416p.

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last update: 20211214

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しかく長岡 慶 20210325 『病いと薬のコスモロジー――ヒマーラヤ東部タワンにおけるチベット医学、憑依、妖術の民族誌』,春風社,416p.ISBN-10:4861107105 ISBN-13:978-4861107108 4000+ [amazon]/[kinokuniya] (注記) d07. ma

『病いと薬のコスモロジー――ヒマーラヤ東部タワンにおけるチベット医学、憑依、妖術の民族誌』表紙イメージ

しかく内容

春風社HPより引用

病いとともに、いかにして生きるのか
二〇世紀後半からチベット医学は、専門資格化や薬の大量生産といった制度化が進んだが、そこでの医療実践は「伝統/近代」や「制度的医療/土着医療」のように断片化しているのではなく、それぞれの実践が部分的に重なり合い、医療・身体・環境が複雑に絡まり合っている。
伝統治療者、薬師、僧、村人、薬草、制度、神霊、インフラ。様々な人とモノが協働するなか、ヒマーラヤ東部のタワンの人々が経験する体の節々の痛み、胃炎、毒盛りや神霊による祟りといった病いと、そこであらわれている不確かで複数的な身体を、気鋭の人類学者がフィールドワークをもとに丹念に描く。

しかく著者紹介

長岡慶(ながおか・けい)
日本学術振興会特別研究員(CPD、関西大学)。専門は医療人類学、環境人類学、南アジア研究。主な著作に、Repairing Everyday Ruptures: Tibetan Medicine in Tawang, India. (Yogesh Raj ed. Ruptures and Repairs in South Asia Historical Perspectives. Martin Chautari、2013年)、「チベット医学の歴史的展開と東ヒマーラヤにおける実践」(小杉泰編『環インド洋地域における宗教復興・テクノロジー・生命倫理』京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科附属イスラーム地域研究センター:京都大学現代インド研究センター、2013年)、「神霊ルーをめぐるローカリティの再編――インド北東部モンパ社会の事例から」(岩尾一史・池田巧編『チベット・ヒマラヤ文明の歴史的展開』臨川書店、2018年)など。

しかく目次


しかく書評・紹介



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*作成:安田 智博
UP: 20211214 REV:
薬/薬害医療人類学×ばつ世界:関連書籍BOOK
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