『「抵抗」する女たち――フランス語圏カリブ海文学における「シスターフッド」』
大野 藍梨 20190920 松籟社,205p.
last update:20191029
■しかく大野 藍梨 20190920 『「抵抗」する女たち――フランス語圏カリブ海文学における「シスターフッド」』,松籟社,205p. ISBN-10: 4879843822 ISBN-13: 978-4879843821 2600+
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[kinokuniya] ※(注記) s03. mc. er
■しかく内容
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奴隷制社会およびそれに続くポスト奴隷制社会において、性暴力をはじめとする様々な暴力に苦しめられてきた女性たち。その苦しみを癒し、彼女たちを守ったのが、女性どうしの連帯=「シスターフッド」だった。マリーズ・コンデの作品をはじめとする、カリブ海地域を舞台にした小説の女性登場人物の声をたどりながら、「シスターフッド」を拠りどころにした女性たちの「抵抗」をあとづける。
■しかく目次
序章 「強姦」に抗うために
第1章 『わたしはティチューバ』における「強姦」への「抵抗」
第2章 『混血女性ソリチュード』における奴隷制への「抵抗」
第3章 『奇跡のテリュメに雨と風』における「シスターフッド」
第4章 『移り住む心』におけるハイブリッドと「乳白化願望」
終章 「強姦」被害者のエイジェンシーと「シスターフッド」
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:
安田 智博