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『月』

辺見 庸 20181031 KADOKAWA,318p.

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last update: 20190726

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しかく辺見 庸 20181031 『月』,KADOKAWA,318p.ISBN-10: 4041072271 ISBN-13: 978-4041072271 1700+ [amazon]/[kinokuniya] (注記)

しかく内容

amazonより

これは〈語られたくない事実〉への小説の挑戦――21世紀文学の新たな刻印

「あなた、ひとですか?」
「ひとのこころ、ありますか?」

ベッド上にひとつの"かたまり"として横たわり続けるきーちゃんと、その思念の涯てなき広がりから、ニッポンに巣くう底知れぬ差別、良識をきどった悪意や"浄化"と排除の衝動を射貫く。
「にんげん」現象の今日的破綻と狂気を正視し、この世に蠢く殺意と愛の相克を活写。実際の障がい者19人殺害事件に想を得た、〈存在と無〉の究極を照らしぬく衝撃の傑作!

「BOOK」データベースより

ニッポンに巣くう底知れぬ差別。良識をきどった悪意。"浄化"と排除の欲動―「にんげん」現象の今日的破綻と狂気を正視し、この世に蠢く殺意と愛の相克を活写。かつてだれも試みたことのない、"語られたくない事実"への小説の挑戦!"存在と無"の究極を照らしぬく560枚!

しかく目次


しかく著者略歴

amazonより

辺見 庸:1944年宮城県石巻市生まれ。早稲田大学文学部卒。70年、共同通信社入社。北京特派員、ハノイ支局長、編集委員などを経て96年、退社。この間、78年、中国報道で日本新聞協会賞、91年、『自動起床装置』で芥川賞、94年、『もの食う人びと』で講談社ノンフィクション賞受賞。2011年『生首』で中原中也賞、翌年『眼の海』で高見順賞、16年『増補版1★9★3★7』で城山三郎賞を受賞。

しかく引用



しかく書評・紹介



しかく言及





*作成:岩?ア 弘泰
UP: 20190726 REV:
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