『オリンピック・デザイン・マーケティング――エンブレム問題からオープンデザインヘ』
加島 卓 20171130 河出書房新社,412p.
last update:20180319
■しかく加島 卓 20171130 『オリンピック・デザイン・マーケティング――エンブレム問題からオープンデザインヘ』,河出書房新社,412p. ISBN-10:4309248357 ISBN-13:978-4309248356 2300+
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■しかく内容
2020年東京五輪のエンブレムをめぐる混乱――あれは何だったのか。デザインの歴史とマーケティングの歴史から問い直す。
■しかく著者紹介
加島卓[カシマタカシ]
1975年、東京都生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。東京大学助教などを経て、東海大学文学部広報メディア学科准教授。専門は、メディア論、社会学、広告史、デザイン史。博士(学際情報学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■しかく目次
まえがき
第1章 美術関係者からデザイン関係者へ
1-1 オリンピックシンボルとエンブレム
1-2 幻の東京大会と美術関係者
1-3 東京大会と亀倉雄策
第2章 「いつものメンバー、いつものやり方」へ
2-1 日本万国博覧会と勝見勝
2-2 札幌冬季大会・沖縄国際海洋博覧会とデザイン関係者
2-3 マークの「作り方」
第3章 デザイン関係者から広告関係者へ
3-1 マークの乱用と商業利用
3-2 広告代理店の登場とロサンゼルス大会
第4章 エンブレムとオリンピックマーケティング
4-1 寄付からマーケティングへ
4-2 長野冬季大会とスポンサー優先社会
4-3 「作り方」から「使い方」へ
第5章 東京大会への道
5-1 ロンドン大会と知的財産保護
5-2 電通と大会招致
5-3 東京大会とデザイン関係者
第6章 エンブレム問題:パクリかどうか?
6-1 発表から取り下げまで
6-2 ネット世論と識者の説得
6-3 佐野案の「作り方」と「使い方」
第7章 エンブレム問題:出来レースかどうか?
7-1 広告関係者への疑惑と選考方法
7-2 組織委員会による参加要請文書
7-3 「作り方」と「使い方」の調停
第8章 新エンブレム:市民参加とオープンデザイン
8-1 市民参加とエンブレム委員会
8-2 専門性 対 大衆性
8-3 市松模様と意図せざる結果
あとがき
注
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:
安田 智博