『ビニール傘』
岸 政彦 20170130 新潮社,124p.
last update: 20190131
■しかく内容
共鳴する街の声――。気鋭の社会学者による、初の小説集!
侘しさ、人恋しさ、明日をも知れぬ不安感。大阪の片隅で暮らす、若く貧しい俺と私(「ビニール傘」)。誰にでも脳のなかに小さな部屋があって、なにかつらいことがあるとそこに閉じこもる。巨大な喪失を抱えた男の痛切な心象風景(「背中の月」)。絶望と向き合い、それでも生きようとする人に静かに寄り添う、二つの物語。
内容(「BOOK」データベースより)
共鳴する街の声―。絶望と向き合い、それでも生きようとする人に静かに寄り添う、二つの物語。第156回芥川賞候補作。気鋭の社会学者による、初の小説集!
著者略歴
(「BOOK著者紹介情報」より)
岸/政彦
1967年生まれ。社会学者。著書に『断片的なものの社会学』(紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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*作成:
安田 智博