last update:20170215
■しかく内容
[amazon]より
内容紹介
エスピング‐アンダーセンの社会民主主義、保守主義、自由主義の三類型論を見直し、新たに家族主義を含む四類型論を提起する。それとともに、福祉国家論から福祉レジーム論へと視座を移行させることによって、本書は、欧米、アジア諸国にとどまらず、ラテンアメリカ、東欧の福祉レジームをも射程に収め、21世紀型のポスト福祉国家レジームを展望する試みである。
[ここがポイント]
◎にじゅうまる 先進国以外のラテンアメリカ、東欧の福祉レジームをも比較。
◎にじゅうまる 福祉レジーム論をけん引する日本の研究者が集結した概説書。
内容(「BOOK」データベースより)
エスピング‐アンダーセンの社会民主主義、保守主義、自由主義の三類型論を見直し、新たに家族主義を含む四類型論を提起する。それとともに、福祉国家論から福祉レジーム論へと視座を移行させることによって、本書は、欧米、アジア諸国にとどまらず、ラテンアメリカ、東欧の福祉レジームをも射程に収め、21世紀型のポスト福祉国家レジームを展望する試みである。
著者について
《編著者紹介》新川敏光(しんかわ・としみつ)
1956年 生まれ。
1990年 トロント大学大学院政治学研究科博士課程修了(Ph. D.)。
刊行時 京都大学公共政策・法学研究科教授。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
新川/敏光
1956年生まれ。1990年トロント大学大学院政治学研究科博士課程修了(Ph.D.)。現在、京都大学公共政策・法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■しかく目次
はしがき
総 論 福祉レジーム論の視角(新川敏光)
第1章 日韓台の家族主義レジームの多様性(安周永/林成蔚/新川敏光)
第2章 後発的福祉国家スペインの失われた改革(横田正顕)
第3章 イタリアの家族主義的福祉レジームの揺らぎ(伊藤 武)
第4章 保守主義レジームから変化するドイツ(近藤正基)
第5章 ポスト保守主義レジーム・オランダの可能性(水島治郎)
第6章 保守主義レジーム・フランスの状況(唐渡晃弘)
第7章 自由主義レジーム・アメリカの医療保険・年金・公的扶助(西山隆行)
第8章 賃金稼得者モデルから転換するオーストラリア(加藤雅俊)
第9章 イギリス「自由主義」レジームの変容と持続(島田幸典)
第10章 社会民主主義福祉レジーム・スウェーデンの所得保障と社会サービス(渡辺博明)
第11章 保守主義+インフォーマルセクターのアルゼンチン福祉レジーム(宇佐見耕一)
第12章 岐路に立つ「新しいブラジル」の福祉レジーム(近田亮平)
第13章 分断化された社会におけるメキシコ福祉レジーム(畑 惠子)
第14章 ポスト社会主義国ポーランドの福祉レジーム(仙石 学)
第15章 体制転換後のエストニアの福祉レジーム(小森宏美)
第16章 変容する旧社会主義国ハンガリーの福祉レジーム(柳原剛司)
第17章 チェコにおけるポスト社会主義のハイブリッド福祉レジーム(中田瑞穂)
文献案内/索引
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:岩?ア 弘泰