『依存症臨床論』
信田 さよ子 20141015 青土社,230p.
last update:20141125
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■しかく信田 さよ子 20141015 『依存症臨床論』,青土社,230p. ISBN-10:4791768183 2000+
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[kinokuniya] ※(注記) m. alc. ac
■しかく内容
医療に拠らない方法でいかに依存症と向き合うのか。著者は、その経験と実践をとおして、臨床心理士だからこそできることを常に考え続けてきた。その使命感に向き合いながら、これまで光のあたらなかった依存症臨床を歴史的に捉えることで練り上げられた現場の"哲学"をあきらかにする、画期の書。
■しかく目次
はじめに
第一章 依存症をめぐる臨床
第二章 依存症臨床のリトマス試験紙
第三章 アルコールグループ・断酒会・AA
第四章 疚しさと当事者コンプレックス
第五章 否認の病から家族の医療化へ
第六章 自助グループロマン主義
第七章 求められていた言葉
第八章 援助か使役か
第九章 被害者に「なる」ための加害者研究
第十章 マイノリティの気概
第十一章 被害者性と免責性
第十二章 ケアと共依存
第十三章 自助グループの宗教性と臨床のプログラム化
第十四章 病気の免責と暴力の責任
第十五章 グローバル化する精神医療――辺境から眺める
あとがき
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:
安田 智博