『仕事の手帳』
最相 葉月 20140401 日本経済新聞出版社,228p.
last update:20150416
■しかく最相 葉月 20140401 『仕事の手帳』,日本経済新聞出版社,228p.
ISBN-10: 4532169275 ISBN-13: 978-4532169275 1500円+税
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■しかく内容
仕事はつらくて、面白い。絶対音感、星新一、セラピスト...。様々なテーマで取材と執筆を続けてきた著者が、自らの仕事論を初めて語る。
■しかく著者略歴
1963年生まれ。兵庫県神戸市出身。関西学院大学法学部卒業。広告会社、出版社、編集事務所勤務を経てフリーのライターに。
著書に『絶対音感』(小学館ノンフィクション大賞)、『星新一 一〇〇一話をつくった人』(大佛次郎賞、講談社ノンフィクション賞など)がある。
■しかく目次
はじめに
肩書きのない名刺
1 仕事の心得
仕事を教えてほしいですか
カッコいい人と出会っていますか
やりたいことをやっていますか
いくらで働きますか
制約を生かせますか
上手に催促できますか
沈黙に耐えられますか
うまく感想がいえますか
パーティーは得意ですか
周りが優秀な人ばかりです
どこまで相手に任せられますか
年齢が気になりますか
仕事の意味を問われたら
手紙を書けますか
気持ちを受け止められますか
真実の言葉が言えますか
書かないでほしいといわれたら
ブログを書きますか
顔写真から見えるもの
独立する勇気がありますか
撤退を決断できますか
読者が書き手を救うとき
どこまでリスクを引き受けますか
ベストセラーの効用
ひとりで向き合えますか
2 聞くこと
聞かせるインタビュー
作家 三浦しをんさん
第一回 作家になるまでを聞く
第二回 小説が生まれる現場とは
第三回 創作の秘密に踏み込む
第四回 インタビューの起承転結
写真家 野町和嘉さん
第一回 質問で紹介する
第二回 目に浮かぶように話す
第三回 先を急ぎすぎずに聞く
第四回 メッセージを汲み取る
3 書くこと
科学を書く
文系と理系の「壁」はあるか
プレゼンでかなった取材
科学者との出会い
準備は最大限に、原稿は削ぎ落とす
人間を書く
星新一という作家
再会
資料を集める
誰にどう取材するか
なぜその人を書くか
遺品の整理
年表を作る
ノンフィクションで会話を聞く
書き始めて分かる意義
誠実さと謙虚さ
4 読むこと
書き手が読むノンフィクション
『サンダカン八番娼館』山崎朋子
『田中角栄研究全記録』立花隆
『この三十年の日本人』児玉隆也
『昭 田中角栄と生きた女』佐藤あつ子
『ぼくもいくさに征くのだけれど』稲泉連
『ヤマノミ』国分拓
『リターンマッチ』後藤正治
『藝人春秋』水道橋博士
『桶川ストーカー殺人事件――遺言』清水潔
『こんな夜更けにバナナかよ』渡辺一史
おわりに
初出一覧
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:
北村 健太郎