『「学ぶ、考える、話しあう」討論型世論調査ーー議論の新しい仕組み』
曽根 泰教・柳瀬 昇・上木原 弘修・島田 圭介 20131001 木楽舎,256p.
last update:20240316
■しかく曽根 泰教・柳瀬 昇・上木原 弘修・島田 圭介 20131001 『「学ぶ、考える、話しあう」討論型世論調査ーー議論の新しい仕組み』,木楽舎,256p. ISBN-10:4863240686 ISBN-13:978-4863240681 700+
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[kinokuniya] ※(注記)
■しかく内容
紹介
著者略歴
■しかく目次
■しかくはじめに
■しかく第1章 「話しあう」世論調査
ファストオピニオンとスローオピニオン
「学ぶ、考える、話しあう」
ランダム性
一堂に会する場(フォーラム)の設定
運営手順、話しあう場
討論資料
データの取り方
誰が討論型世論調査を考えついたか
日本で実施が遅れたのはなぜか
■しかく第2章 世論調査の仕組み
1 世論調査とは
一般的に行われている世論調査
世論調査は、民意のスナップショット
世論調査の基本は、ランダムサンプリング(無作為抽出)
特定層に行う調査は、世論調査か
2 さまざまな民意を調べる手法、民意を届ける方法
代表的な世論調査の調べ方
それぞれの調査方法の特徴
世論調査以外の、民意を調べる方法、民意を届ける方法
それぞれの手法の特徴
3 世論調査は本当の民意か
目立つ意見が世論か
マスメディアの報道が世論か
目立つ声、大きい声に流されていないか
朝日新聞・読売新聞の世論調査の結果
世論調査どおりの投票結果
4 もっと深い民意を探るために
サイレント・マジョリティの考えを探るには
世論調査も一つの社会参加
■しかく第3章 討論型世論調査の意義と概要
1 討論型世論調査の背景
2 討論型世論調査の構造
討論型世論調査の構造の概要
謝礼・交通費・宿泊の手配
討論資料・調査票と専門家
小グループ討論とモデレーター
全体会議とパネリスト
調査結果
3 これまでの討論型世論調査の実践
これまでの諸外国での実践例
これまでのわが国での実践例
4 討論型世論調査の特徴
他のさまざまな意見徴収の方法の特徴
他のさまざまな意見徴収の方法との比較
多様な意見との出会いの場としての討論型世論調査
討論型世論調査における集団極性化の防止装置
■しかく第4章 討論過程の実際
「エネルギー・環境の選択肢に関する討論型世論調査」ドキュメント
1 討論型世論調査のドキュメント
世論調査(T1)スタートから討論フォーラム参加者募集まで
討論資料作りと送付
会場設営とモデレーター研修
討論フォーラムの実際
参加者の多様性が議論を活性化する
論点の収歛
議論の潮目
議論が拡散したケース
政策を動かすためにゼロシナリオを
3つの考察
2 数字で見る意見の変化
各シナリオ評価の最高点で分類したシナリオ指示分析
個人の意見はどのように変化したか
■しかく第5章 討論型世論調査を活かすためには
マスコミの注目
討論型世論調査はオペラのようなもの
日本人は話し下手?
集計方法
態度は形成される
政策過程での討論型世論調査
今後の可能性
討論型世論調査の欠点
■しかくあとがき
■しかく参考文献
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:
今井 浩登