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■しかくモース研究会 20110513 『マルセル・モースの世界』,平凡社,283p. ISBN-10:4582855784 ISBN-13:978-4582855784 840円 [amazon]/[kinokuniya] ※(注記) lc01 wk05

■しかく内容

内容紹介
レヴィ=ストロースや岡本太郎の師であった人類学者マルセル・モース。功利追求の経済学から多文化共生の贈与論へ、宗教的な深みを帯びた多面的な思想を提示する。本邦初の入門書!

内容(「BOOK」データベースより)
レヴィ=ストロースが、ミシェル・レリスが、岡本太郎が師と仰ぎ、バタイユらに影響を与えた「フランス人類学の父」マルセル・モース。消費者協同組合運動に積極的にかかわり、パリ大学に民族学研究所を設立し、デュルケムの社会学を継承した知の巨人。多文化共生の贈与論から「道徳的」な経済学へ、宗教を深く対象化した、その多面的な思想に迫る。

■しかく目次

第?T部 快活な社会主義人類学者の肖像
第1章 民族誌 知の魔法使いとその弟子
第2章 社会 モース人類学あるいは幸福への意志

第?U部 起点としてのモース
第3章 フィールド レヴィ=ストロースからさかのぼる――自然・都市・協同組合
第4章 文献学 『供犠論』とインド学――もう一人の叔父シルヴァン・レヴィ
第5章 呪術 一八九九年のモース――『供犠論』と「社会主義的行動」
第6章 宗教 コトバとモノ――モース宗教社会学の基本要素
第7章 政治 未完のナシオン論――モースと〈生〉
第8章 経済 交換、所有、生産――『贈与論』と同時代の経済思想
第9章 芸術 全体的な芸術は社会事象である――民族音楽学者シェフネル

あとがき
モース関連名鑑
モース関連略年表
参照文献

■しかく引用

■しかく書評・紹介

■しかく言及

*作成:樋口 也寸志