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『「ボランティア」の誕生と終焉――〈贈与のパラドックス〉の知識?社会学』

仁平 典宏 20110307 名古屋大学出版会 568p

last update: 20120110

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しかく仁平 典宏 20110307 『「ボランティア」の誕生と終焉――〈贈与のパラドックス〉の知識社会学 』,名古屋大学出版会, 568p. ISBN-10:4815806632 ISBN-13:978-4815806637 6930円 [amazon]/[kinokuniya] (注記) v05.

しかく内容

内容紹介
「善意」と「冷笑」の狭間で ------ 。人々を社会参加へと枠づける言葉は、どのような政治的・社会的文脈で生まれ、いかなる帰結をもたらしてきたのか。その言葉がまとう形はどのように作動するのか。動員モデルと意味論分析を介して日本におけるボランティア言説の展開をたどり、参加型市民社会のあり方を鋭く問いなおす。シニシズムを脱することはできるのか。
内容(「BOOK」データベースより)
人々を社会参加へと枠づける言葉は、どのような政治的・社会的文脈で生まれ、いかなる帰結をもたらしてきたのか。その言葉がまとう形はどのように作動するのか。近現代の日本におけるボランティア言説の展開をたどり、参加型市民社会のあり方を鋭く問いなおす。

しかく目次


序 章 「ボランティア」をめぐる語りと〈贈与のパラドックス〉
------ 問題設定と方法
第I部
第1章 「ボランティア」のささやかな誕生
------ 戦前期日本における〈贈与のパラドックス〉解決の諸形式
第2章 戦後改革と不分明地帯の再構築
------ 1945~1950年代前半
第3章 〈政治〉と交錯する自発性と贈与
------ 1950年代前半~1960年
第4章 分出する「ボランティア」
------ 1959~1970年
第II部
第5章 「慰問の兄ちゃん姉ちゃん」たちの《1968》
------ 大阪ボランティア協会とソーシャル・アクション
第6章 國士と市民の邂逅
------ 右派の創った参加型市民社会の成立と変容
第III部
第7章 ボランティア論の自己効用論的転回
------ 転換する「戦後」 : 1970年代
第8章 実体化する〈交換〉・忘却される〈政治〉
------ 1980年代
第9章 「ボランティア」の充満と〈終焉〉
------ 互酬性・NPO・経営論的転回 : 1990~2000年代
終 章 〈贈与〉の居場所
------ まとめと含意

しかく引用


しかく書評・紹介


しかく言及




*作成:中田 喜一
UP:20120109 REV:
BOOK
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