『メタバイオエシックスの構築へ――生命倫理を問いなおす』
小松 美彦・香川 知晶編著 20100304 NTT出版,275p.
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last update:20110124
■しかく小松 美彦・
香川 知晶 編 20100304 『メタバイオエシックスの構築へ――生命倫理を問いなおす』,NTT出版,275p. ISBN-10:4757160496 ISBN-13:978-4757160491 3360
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昨今の脳死問題の再燃に見られるように、いま一度「生命倫理」のあり方が問われている。胎外受精、安楽死、臓器移植、臓器売買、これらの問題に対して既存の「生命倫理」という概念だけでは対応できなくなりつつある。本書では、それらを超克するものとして「メタバイオエシックス」というあらたなフレームワークの構築を目指す。従来の「バイオエシックス」を批判的に俯瞰したのちに、文明論と歴史というマクロな視点を基本とし、メタ科学、経済批判、生権力などの視点を兼ね備え、自身の存在そのものを解体する試みの書である。
内容(「BOOK」データベースより)
生命が今こそ、語り直されなくてはならない!文明論、歴史、メタ科学、経済批判、生権力の視点から。
■しかく目次
まえがき
香川 知晶
序 章 メタバイオエシックスの構築に向けて
小松 美彦 →◇
内容解説:安部 彰
第2章 「バイオエシックスの誕生」はどのように理解されているのか 皆吉 淳平
第3章 「バイオエシックス」は応用法(学)か 田中 丹史
第4章 バイオエシックスの歴史 森本 直子
第5章 医の倫理からバイオエシックスへの転回 廣野 喜幸
第6章 バイオエシックスにおける原則主義の帰趨
香川 知晶
第7章 忘却されし者へ眼差しを 土井 健司
第8章 「尊厳死」思想 の淵源
大谷 いづみ →◇
内容解説:安部 彰
終 章 生命倫理に問う
田中 智彦
あとがき
小松 美彦
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:
櫻井 浩子