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『前略、離婚を決めました』

綾屋 紗月 20090803 理論社,260p.

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しかく綾屋 紗月 20090803 『前略、離婚を決めました』,理論社,260p. ISBN-10: 4652078471 ISBN-13: 978-4652078471 1470円 [amazon]/[kinokuniya] (注記)

しかく著者紹介

綾屋紗月(あやや・さつき)
1974年生まれ。4歳時より外界とつながっている感覚が乏しく、「自分は何者なのか」という問いに苦しみ続ける。虚弱で伏せがちな中高時代を過ごし、かといって原因もわからず、うつ浸りな思春期を過ごす。15〜16歳のときに教科書が読めなくなり、しばらく登校できなくなる。大学時代は関東聴覚障害学生懇談会にて聴覚障害学生と共に活動しながら、音声で話すことに高いハードルを感じる自分の言葉として手話を習得する。低血圧症、うつ病と、「自分のおかしさ」の原因をみつけたと思っては「やっぱり違う」と思わされることをくり返し、2006年、アスペルガー症候群の存在を知り、診断名をもらう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

しかく著者紹介

(「BOOK」データベースより)
「信頼」と「裏切り」、「エッチ」と「暴力」、「愛情」と「支配」。かつてないリアルなアプローチで、子どもたちにそのすべてを語る、おどろくべき書。中学生以上。

しかく目次

第1章 お母さん、なんでお父さんと結婚したの?
仲間に入れない
かわいくないから?
話題が合わないから?
勉強だったらつながれる?
挫折...文字が読めない!
やめておけばいいのに
裏門通いの大学時代
初めて「見える人」になれたお母さん
巣穴が消えてしまう
やってきた結婚 第2章 お母さん、ぼくたちを産んでよかった?
"お母さん"になりたかったお母さん
"お母さん"じゃだめなの?
つながりの景色をおいかけて
さみしい新婚生活
誕生...つながりができた!
"おとうさん"になってほしい
オレンジ色に刻む記憶
はばたきはじめた子どもたち
せまる"お母さん"づきあい 第3章 お母さん、なんでお父さんと離婚したの?
つながりが消えていく
家事ができなくなっていく
転がり落ちるのを止められない
こころが消えていく
おびえる日々
最大の裏切り
悪魔を見る
人恋しさに負ける
ひきさかれる
消えない恐怖心
逃げる!...戦う覚悟
第4章 お母さん、どうやって離婚したの?
どうやら暴力の中にいるらしい
からだを閉じる
協働生活の模索
離婚への偏見
自分の求める「つながり」とは?
別居&離婚を決意
女性相談員の言うとおりになる!
「努力」の怖さ
新しいつながりの兆し
〜補足メモ〜
離婚調停で味わった「暴力」への無理解
第5章 エッチと暴力
「エッチな紙」の表・裏
小さい時からあるエッチな気分
エッチな気分に必要なもの
一歩間違えれば「恐怖」
ひとりでエッチな気分
ことばだけでもエッチな気分
親密さから暴力へ
望まないセックスになだれこむ
「親密な相手は自分の思うままに動く」?
それでも暴力から抜け出せない
いつか誰かとエッチな気分をわかちあうときがきたら
第6章 弱いままで開かれていく世界へ
人の手を借りて生きる
自分の弱さを認める
とりかえのきかない関係
「パートナー」になる
さまざまな弱さを抱えた人たち
弱さで広がる新しい世界

しかく言及

だいやまーく立岩 真也 20140825 『自閉症連続体の時代』,みすず書房,352p. ISBN-10: 4622078457 ISBN-13: 978-4622078456 3700+ [amazon]/[kinokuniya] (注記)


*作成:三野 宏治
UP: 20090928 REV:20140821
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