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■しかく戒能 民江 編著 20080220 『ジェンダー研究のフロンティア1 国家/ファミリーの再構築――人権・私的領域・政策』,作品社,281p. ISBN: 4861821754 ISBN-13: 978-4861821752 2625 [amazon] ※(注記) f03 s03

■しかく内容紹介
新自由主義化、ポスト冷戦の中で、岐路に立つジェンダー・ポリティクス。
新保守主義による「バックラッシュ」、ポスト冷戦によって変容する国家、揺れる公私の境界線とファミリー―構造分析をもとにオルタナティブを構想する。


■しかく目次

序文 戒能民江
第1部 ポスト冷戦期における国家とジェンダー
第1章 ポスト冷戦期の文化政治とジェンダー――言説の立場、困難と突破 戴錦華、小林さつき訳・宮尾正樹監訳
第2章 ホモエロティクスの政治的配置と「冷戦」――沖縄への/からのまなざしの抗争 新城郁夫
第3章 不可能なることに正義を――ジェンダー・証言・人権 アン・キュビリエ、戸谷陽子訳
第4章 六〇年間の強姦――韓国人"従軍慰安婦"の植民後期の傷痕 梁鉉娥、李南錦・申?h榮訳
第2部 公私の境界線とジェンダー・ポリティクス
第5章 法と社会における家族 マーサ・アルバートソン・ファインマン、大木直子・高橋愛訳
第6章 女から生まれる――「家族」からの解放/「ファミリー」の解放 岡野八代
第7章 フェミニスト運動と抵抗的知識生産――韓国の家族法改正運動の例から 申?h榮
第8章 フィリピン共和国における女性とその子どもに対する暴力対策法(RA9262)とリプロダクティブ・ヘルス/ライツ 原ひろ子・中山まき子・渡辺美穂
第9章 大学院生とハラスメント――防止対策に求められる構造理解 大理奈穂子・上田智子・田宮遊子・辻智子・中島ゆり
第3部 開発・指標・政策
第10章 「ジェンダーと開発」における男性の位置・再考 熊谷圭知
第11章 ジェンダーに関する統合指数の検討――ジェンダー・ギャップ指数を中心に 杉橋やよい
第12章 東アジアにおけるジェンダー・ポリティクスの一断面――DV政策を中心に 戒能民江
初出一覧
著訳者紹介


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