『いまを翔けぬけろ――27歳の骨髄移植』
吉沢 翠 20061215 新風舎,163p. 1260
■しかく吉沢 翠 20061215 『いまを翔けぬけろ――27歳の骨髄移植』,新風舎,163p.
ISBN:4289011810 ISBN-13: 978-4289011810 1260
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■しかく内容(「BOOK」データベースより)
ある日、私は骨髄異形成症候群と診断された―。壮絶な入院生活、友だちの死、未来のない恋に苦しみながらも、前向きに強く生きる女性の勇気と感動のリアルメッセージ。
■しかく内容(「MARC」データベースより)
ある日、私は骨髄異形成症候群と診断された-。生きるために受ける決心をした骨髄移植、壮絶な入院生活、友だちの死、未来のない恋に苦しみながらも、前向きに強く生きる女性の勇気と感動のリアルメッセージ。
■しかく著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
吉沢 翠
26歳の夏、骨髄異形成症候群と診断され、治療のため会社を辞める。27歳の秋、骨髄移植を受ける。現在、症状は安定しているものの、治療生活を続けている。
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■しかく目次
パックワーク 2003−2004
料理の腕
心理テスト
コント
契り
秋の底
オートマティック
告白録
そしてわたしは目を閉じほほえむ
おそろい
ゴーイング・マイ・ウェイ
交差点
バーゲンセール
遺言状2004
待合室
東京タワー
力
ルームメイト
夢のもつれ
保険外処方
Girls, Be Ambitious!
うつくしい週末
無菌室
ある朝、奇跡的に
扉ひらく日
冬に降り立つ
頑固職人
すこやかの夜
カフェな休日
妙味
東京タワーREVENGE
ワンランク上
ゆるやかな日々
駅
スタートラインへ
■しかく引用
◆だいやまーくあとがき
「病気によって私は、職を失い、恋を失い、母として生きる道を失った。
でもいのちだけは失わなかった。
生き延びた私は今、新しい職を得、恋を得、自分の歩むべき別の道を模索している。
あのとき、すべてを失ったと思ったけれど、今は、得たもののほうが大きいような気がしている。
生きているということは、そういうことなのだ。
いくらだって変わっていける。変えていける。世界観や、過去の意味でさえも。
それがわかっただけでも、闘った意味があると思っている。」(p.171)