『共生のための技術哲学――「ユニバーサルデザイン」という思想 (UTCP叢書 2)』
村田 純一(むらた じゅんいち)編 200612 未來社,216p.
last update:20240925
■しかく村田 純一編 200612 『共生のための技術哲学――「ユニバーサルデザイン」という思想 (UTCP叢書 2)』,未來社,216p. ISBN-10:4624011732 ISBN-13:978-4624011734 1800+
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■しかく内容
新しい「文化モデル」の探究。「ユニバーサルデザイン」という新しい文化的・社会的要請にたいして、どう考えていくべきなのか。障害者をふくめた「共生」の多様性という課題に哲学的・思想的に応答する試み。
■しかく目次
はじめに............村田 純一
序章 共生のための技術哲学............村田 純一
第1部 社会構成主義の可能性
第1章 社会構成主義と技術文化の民主化――予防原則の役割............ウィーベ・バイカー(夏目 賢一訳)
第2章 社会構成主義と人工物の権力論............藤垣 裕子
第2部 ユニバーサルデザインとは何か
第3章 ユニバーサル・デザインについて............川内 美彦
第4章 社会批判としてのユニバーサルデザイン──または福祉社会のための科学技術批判について............木原 英逸
第5章 アクセシビリティはユニバーサルデザインと支援技術の共同作業により実現する............石川 准
第6章 "万人のための社会"をデザインする──特別支援教育、支援テクノロジー、ユニバーサルデザイン............河野 哲也
第3部 「ユニバーサルデザイン」の哲学
第7章 技術を構想する権利はあるのだろうか?............ラングドン・ウィナー(柴田 崇訳)
第8章 「参加」のデザイン――ユニバーサルな社会のために............中村 征
第9章 技術と環境――生態学的観点から............柴田 崇
第10章 語る者の姿勢............川内 美彦
ユニバーサルデザインの射程――あとがきにかえて............村田 純一
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:
岩﨑 弘泰