『在日朝鮮・韓国人と日本の精神医療』
黒川 洋治(くろかわ ようじ) 20061210 批評社,177p.
last update:20170629
■しかく黒川 洋治 20061210 『在日朝鮮・韓国人と日本の精神医療』,批評社,177p. ISBN-10:482650456X ISBN-13:978-4826504560 1800+
[amazon]/
[kinokuniya] ※(注記) m
■しかく内容
[amazon]より
内容(「BOOK」データベースより)
在日朝鮮・韓国人の発病にいたる過程は、「在日」という「負」の歴史が刻印された
「個」の生活史を抜きには考えられない。精神科医として、自らは末期癌に冒され死と背
中合わせに生きながら、一人ひとりの患者さんを丁寧に診察しつつ、その具体的症例をと
おして「在日」外国人の置かれた社会の実相に迫りつつ、精神医療の引き裂かれた現実の
核心に迫る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
黒川/洋治
昭和18年生まれ。昭和43年、群馬大学医学部卒業。厚生連下都賀総合病院(栃木市)、デン
バー総合病院・コロラド大学病院で精神科レジデント(研修医)、千葉県精神衛生センター、
東京都立墨東病院、松沢病院(医長)、東京都衛生局精神衛生課長、東武丸山病院副院長、
曽我病院院長、南伊豆病院院長などを経て、現在、国府津病院院長。神奈川県小田原市在
住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■しかく目次
この本が誕生するまで――少し長いまえがき
第1部 在日朝鮮・韓国人と日本の精神医療
はじめに
?T 問題の所在と本論の目的
?U 予備的説明と文献的考察
?V 症例
?W 考察
第2部 精神医療の世界から
?T 時の流れ
?U DSM‐3の誕生とその影響
?V 森山公夫の「統合失調症」
?W E.サイードのオリエンタリズム
?X ネルソン・マンデラの思想
?Y ジョン・ラッセルの「差別の構造」
?Z 田中正造の人権思想
?[ ハングルを学ぶ
?\ 雑誌「精神医療」について
?] 精神科専門医制度
あとがき――ある原風景
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:
山口 真紀