『明仁さん、美智子さん、皇族やめませんか
――元宮内庁記者から愛をこめて』
板垣 恭介 20060120 大月書店,206p.
last update:20180123
■しかく板垣 恭介 20060120 『明仁さん、美智子さん、皇族やめませんか――元宮内庁記者から愛をこめて』,大月書店,206p.
ISBN-10: 4272210866 ISBN-13: 978-4272210862 1200+税
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[kinokuniya] ※(注記)
■しかく内容
皇室典範に関する有識者会議は、女性・女系天皇容認に踏み切った。だが待てよ、と著者は言う。一人の女性の、敢えて言えば「犠牲」によって天皇制を存続させようとするのは、もってのほかだ。高齢による天皇の退位は議題にすらならなかった。いま考えなければいけないのは、こういう制度がこれからも必要なのかということだ。元宮内庁記者の体験を通して、日本人にとっての「天皇」「皇室」とは何かを根源的に問い直す。
■しかく著者略歴
1933年生まれ。東京都立小山台高校、早稲田大学政経学部(のち除籍)を経て、1957年共同通信社入社。社会部デスク、警視庁キャップなどを歴任。1993年退職後、早稲田セミナーでマスコミ志望の学生の作文指導にあたり、ラジオ大阪のニュース解説者を務める。現役時代から愛称イタさんで親しまれ、その毒舌、江戸っ子の語り口のような小気味良い文章が評判の名物記者。
■しかく目次
はじめに
1 憂雅なり宮内庁記者
2 天皇家の花嫁の条件
3 美智子皇后の素顔と良子皇后の不機嫌
4 小説「美智子さま」連載中止の謎
5 美智子妃・狂乱、明仁皇太子の愛
6 憲政の神様の予言
7 そんな質問をしてはいけない
8 天皇の「人間宣言」に怒りの元少年兵
9 陛下は反省の機会を永久に失った
10 昭和天皇の実質的な政治行為
11 「東条は本物」と昭和天皇
12 昭和天皇の自己弁護
13 封印された天皇の戦争責任
14 昭和天皇は戦後も大元帥だった
15 米国人の昭和天皇論
16 貴族あれば賎族あり――住井すゑのこと
17 一九六〇年...ある季節
18 明仁さん、美智子さん、皇族やめませんか?
おわりに
■しかく関連書籍
◆だいやまーく市川 浩・
加藤 尚武・坂部 恵・坂本 賢三・
村上 陽一郎 編
19900705
『差別』(現代哲学の冒険3),岩波書店,387p.
ISBN-10: 4000040936 ISBN-13: 978-4000040938 2500円
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[kinokuniya] ※(注記)
◆だいやまーく古川 隆久 19980315
『皇紀・万博・オリンピック――皇室ブランドと経済発展』,中央公論社(中公新書1406),247p.
ISBN-10: 4121014065 ISBN-13: 978-4121014061 700+税
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■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:
北村 健太郎