『精神医学の歴史』
小俣 和一郎 20050615 第三文明社,253p.
last update:20140625
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■しかく小俣 和一郎 20050615 『精神医学の歴史ル』,第三文明社,253p. ISBN-10:4476012523 900+
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■しかく内容
精神医学の歴史に関する書物が、これまでにもまったくなかったわけではない。
しかし、日本語で読むことのできるその多くは欧米語からの翻訳書であり、したがって著者は欧米人である。
それゆえ必然的に、欧米を中心とする歴史記述に終始する以外にはなかった。
日本やアジア世界の精神医学史に関する記述は抜け落ち、歴史の見方も同様に欧米中心主義に偏倚するものであった。
本書は、日本を含めた精神医学の歴史に関する総説的で通史的な書物である。
■しかく目次
まえがき
第1章 精神病の起源――狂気の基層
第2章 宗教と古代社会
第3章 古代医学と精神病概念
第4章 精神医学史の中の中世
第5章 近代精神医学の成立(?T)
第6章 近代精神医学の成立(?U)
第7章 二十世紀後半(戦後)の精神医学
あとがき
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:
安田 智博