『分権推進と自治の展望』
田村 悦一 (たむら・よしかず) 他 編 20050130 日本評論社,247p.
last update: 20191206
■しかく田村 悦一 他 編 20050130 『分権推進と自治の展望』,日本評論社,247p.ISBN-10: 4535514348 ISBN-13: 978-4535514348 3900+
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[kinokuniya] ※(注記)
■しかく内容
本書「はしがき」より
本書は、立命館大学政策科学研究科発足時から活動を続けてきた地方分権に関する「リサーチプロジェクト」による成果を取りまとめたものである。
政策科学部は1994年に設立され本年で10年を迎えた。本書も学部創立10周年記念事業の一環として出版されたものだが、研究科は学部の完成年度を待たず1年前倒しで設置されたので、発足以来7年を経過し8年目に入っている。政策科学研究科はマスターコース修了に必要な30単位のうち、2年在籍すれば16単位になる「リサーチプロジェクト」と呼ぶ演習を中心に運営しており、これは、複数教員による特定の研究課題を設定した研究事業を進め、これに院生を参加させて指導するという形態である。このユニークな大学院科目は3・4年ごとに研究テーマを変え、メンバーシップをリシャッフルすることにしているが、設立以来、地方分権にかかわる課題をテーマとするプロジェクトは一貫して置き続けられている。90年代より浮上した構造改革・分権改革の課題は、政策実践の上でも重要であり、研究テーマとして常に新鮮なものであり続けているからである。
■しかく目次
第1部 分権改革と地方自治(分権推進と地方自治の理論;分権改革の現段階と課題―市町村合併をめぐって;地方自治法改正と中央地方関係――分権改革の理念と実態)
第2部 合併と地方自治の制度基盤(市町村合併の分析を通じてみた中央地方関係;平成の合併の特質と地方自治;合併パターンと市町村の規模・能力;広域連合の展望;地方分権時代の都道府県の役割)
第3部 自治の新たな仕組み(自治基本条例論;広域行政計画と住民参加――河川整備計画手続の適正化;条例制定の新たな展開;高齢社会の政策展開――老人保護事業にみる事業評価のあり方)
第4部 住民自治と市民(自治体における地域共創――市民参加の光と陰;分権社会における大都市行政と都市内分権;地方議会論)
■しかく著者略歴
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「BOOK著者紹介情報」より
田村/悦一
京都橘女子大学文化政策学部教授
水口/憲人
立命館大学法学部教授
見上/崇洋
立命館大学政策科学部教授
佐藤/満
立命館大学政策科学部教授
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:
岩?ア 弘泰