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『スピリチュアリティの社会学――現代世界の宗教性の探求』

伊藤 雅之・樫尾 直樹・弓山 達也 編 20041120 世界思想社,Sekaishiso Seminar,303p.

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last update:20171031

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しかく伊藤 雅之・樫尾 直樹・弓山 達也 編 20041120 『スピリチュアリティの社会学――現代世界の宗教性の探求』,世界思想社,Sekaishiso Seminar,303p.ISBN-10: 4790710939 ISBN-13: 978-4790710936 1,900+ [amazon] /[kinokuniya] (注記)

しかく内容

(著者からのコメントより)
<スピリチュアリティ>をキーワードに、現代世界の宗教意識や宗教体験、そしてこれからの新しい共同性のあり方を探究しています。
宗教研究の方法論的革新を目指し、新らたな宗教研究の地平を切り拓く試みをしています。
ニューエイジ、教団宗教、カルトと、組織性の緩やかなところからシビアなところへといった具合に、組織性の強度を基準として現代の宗教性を整理しながら、それぞれの位相で観察される<スピリチュアリティ>のあり方ーポジティブなものもネガティブなものもーを記述、分析、解釈した画期的な本です。
各執筆者すべてが自らのフィールドワークに基づいて書き起こしているところも本書の魅力のひとつです。
そうしたフィールドワークの現場のエピソードも「フィールドこばれ話」として収録されています。
その他コラムも充実。

しかく目次

スピリチュアリティ研究の最前線―二十世紀の宗教研究から二十一世紀の新しい宗教研究へ
1 グローバル化するスピリチュアリティ
新しいスピリチュアリティ文化の生成と発展
匿名的で、かつ「親密」なかかわり―一・五次関係としての自己啓発セミナー
世界標準の断酒法―弱みを仲間と分かち合う
グローバル文化とローカル性の<あいだ>
2 新しい「民族」が生み出すスピリチュアリティ
宗教的共同性が生成する場―言葉・感情・行為の分有について
シェアされるスピリチュアリティと意識変容―イギリス仏教運動の事例
ことばが生きられ、信仰がかたちづくられるとき―日本新宗教の事例
スピリチュアリティ、ある<つながり>の感覚の創出―フランス日系宗教の事例
3 カルトとスピリチュアリティ・クライシス
スピリチュアリティの目覚めとその危機
教団発展の戦略と「カルト」問題―日本の統一教会を事例に
精神世界におけるカルト化―ライフスペースを事例に
価値相対主義への応答―オウム真理教とニューエイジ運動

しかく引用

しかく書評・紹介

しかく言及



*作成:焦 岩
UP: 20171031
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