『セックスボランティア』
河合 香織 20040701 新潮社,238p. 1575 ISBN: 4104690015
■しかく河合 香織 20040701 『セックスボランティア』,新潮社,238p. 1575 ISBN: 4104690015
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■しかく内容
(出版社/著者からの内容紹介)
障害者だってやっぱり、恋愛したい。性欲もある。
――その思いを満たすための「性の介助」の現実とは?
彼らの愛と性に迫るノンフィクションの意欲作。
(「MARC」データベースより)
障害者だってやっぱり、恋愛したい。性欲もある。その思いを満たすための「性の介助」の現実とは? 彼らの愛と性に迫るノンフィクションの意欲作。『週刊朝日』連載「週刊ノンフィクション劇場」をベースに追加取材、加筆。
■しかく目次
序章 画面の向こう側
第1章 命がけでセックスしている―酸素ボンベを外すとき
第2章 十五分だけの恋人―「性の介助者」募集
第3章 障害者専門風俗店―聴力を失った女子大生の選択
第4章 王子様はホスト―女性障害者の性
第5章 寝ているのは誰か―知的障害者をとりまく環境
第6章 鳴り止まない電話―オランダ
◆だいやまーく20040828
障害学研究会関東部会 第40回研究会
河合香織「セックスボランティア」
*レジュメ
一、セックスボランティアとは何か
○しろまる参考
セックスボランティア【sex volunteer】
身体障害者に対して性的サービス(自慰行為の補助など)を提供する人。また,その
ような無償奉仕や仕事。北欧やアメリカなどで行われているサービス。SV。
(三省堂「デイリー新語辞典」より)
拙著の場合、「身体障害者」には限っていない。
二、セックスボランティアの現状
a、自慰の介助
b、性的サービスへの輸送
c、カップル間の性行為の手助け
d、性行為
e、性教育、性に関する相談の活動
三、障害者専門風俗店という試み
「身障者向け風俗店、福岡・東京に」
手や足に障害のある人を対象に、女性コンパニオンが性的サービスを提供する――
こんな新手の風俗店が福岡市と東京で開業した。客層を身体障害者に限った店は例が
なく、店側は「タブー視されてきたニーズにこたえた」としている。「身障者の自由
を広げる試み」と評価する福祉関係者がいる一方、身障者団体は「障害者を食い物に
した商売」と反発する。風俗業自体が女性を踏み台にしている点にも疑問の声があ
る。
福岡市中央区の「ビアン」(津野喜樹代表)と、東京都渋谷区の「エンジェル」(結
城薫代表)。ともに改正風営法に基づく無店舗型性風俗業として警察に届け出て、ビ
アンは昨年十二月一日、エンジェルは一月十七日に開業した。(以下、略)
(二〇〇〇年二月十七日 朝日新聞西部版より)
四、オランダSARと市役所による助成金制度
五、ボランティアの可能性と限界
六、それぞれの悩みや課題、今後の提言
cf.
障害者と性