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■しかく谷田 憲俊 20060520 『科学・環境・生命を読む』, 情況出版,255p.ISBN:4915252612 ISBN-13:978-4915252617 2730 [amazon] b d/l03 d/p

■しかく内容(「BOOK」データベースより)
エネルギー、原発、地球生態系、生命倫理等々、危機に瀕する地球が訴えているものは何なのか。自然科学と哲学を結ぶ思想の最先端。

■しかく内容(「MARC」データベースより)
自然をあくことなく人為化してきた科学・技術が、人類にもたらしたものは何だったのか。エネルギー・原発・地球生態系・生命倫理などをめぐる全地球規模での危機を乗り越えるための、新たな視座を提起する論文集。


■しかく目次

プロローグ

第1部 現代科学論の展開

科学革命と現代の課題
現代科学論とサイエンス・ウォーズ
存在の裂け目
IT「革命」を考える
運動体としての生態系


第2部 環境問題への視角

反「温暖化」の経済学―対策停滞を座視する理論的混迷
プルトニウム原子力の終焉
環境危機とモダニティのゆくえ
対自然関係史の構築
人間生態系の危機と環境倫理


第3部 生命の倫理を考える

他者・共同体・死
死の不可視性と先端医療時代の倫理
生命操作と人権―生命倫理の観点から
新しいバイオロジー
神を演じることに対する偽りの不安:多くの人は遺伝子技術を拒絶している